暑さのためか、このところ、JTB旅物語さんでお世話になったスペイン旅行を思いだすことが多くなりました。
8月の旅でしたから暑いのは当たり前なのかも知れませんが、でも「暑いぞ!スペイン」という言葉が相応しい天気でしたね。
ところで、スペインのどこを思い出しているかですが、グラナアのアルファンブラ宮殿やスペインの中央部にあるトレドなどです。
そこで、今日はアルファンブラ宮殿の想い出を書いてみたいと思ったのですが、ヘネラリフェ庭園と宮殿の区別がつかない状態の中で何か言うのも憚られるものですから、トレドについてお伝えしたいと思います。
先ほど申し上げましたようにトレド(Toledo)はスペイン中央部に位置する都市で、カスティーリャ・ラ・マンチャ州の州都で、トレド県の県都だそうです。
本などを見ますと「マドリードの南70㎞に位置する」となっていますが、小生は、スペインの地図が頭に入っていないものですから「そういわれても分からない!」というのが正直なところです。
そこで、地図を見ましたら、確かにスペインのほぼ中央部にありました。
トレドは、かっての西ゴート王国の首都で、中世にはイスラム教、ユダヤ教、キリスト教の文化が交錯した地であると紹介されています。「街全体が博物館」といわれ、タホ川に囲まれた旧市街が世界遺産に登録されています。
などといってますが、ここで一休みを致しましょう、
日本の「カステラ」という言葉は、このスペインのカスティーリャが語源になっているようです。
江戸時代、甘いお菓子を指さしながらスペイン人に日本の代官がが聞いたそうです。「お前はどこの出身か?」「カスティーリャです」
そこで、スペイン人が持ち込んだ美味しいお菓子のことを「カステラ」と呼んだ?となっています。
本当だと思うでしょう?もちろん、小生の作り話です。
さて、トレドですが、観光名所が多く、写真を整理していますと、この写真の教会は何というところか?などとなってしまいました。
有名なところとしては、トレド大聖堂、アルカサル、エル・グレコの家と美術館、サント・トメ教会、トランシト教会、サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会などですが、このほかにも素晴らしい建物などがいくつもあります。
まず、目につくのが「トレド大聖堂」ですね。1226年フェルナンド3世の命により建築が開始され、1493年に完成したゴシック様式のカテドラル、エル・グレコのの「聖衣剥奪」や「十二使徒」などが飾られているそうです。
次に、アルカサルですが、ここは、ローマ時代に宮殿があった場所で16世紀に今の形になったとされています。
「名前が面白いな!」歩かされているみたいじゃないですか。つまらないジョークより、どんなところだったか覚えているのか?と聞かれそうでね。もちろん、覚えておりませんでしたが、調べてわかりました。「アルカサル」とはお城や砦のことのようで、トレドでは横長の高い建物が「アルカサル」です。
また、カテドラルとは、キリスト教における司教座聖堂・主教座聖堂のことで、大聖堂と訳されることが多い、しかし、正教会の大聖堂と聖公会やカトリック教会の大聖堂とは語義に差があるそうです。なんだか、よくわかりませんね。
次に、サント・トメ教会にあるエル・グレコ作の「オルガス伯の埋葬」ですが、事前に勉強していましたので、食い入るように見て来ました。でも、もう一つ感激しなかったのは、どういうことなのでしょうか?撮影禁止だったのでしょうね、サント・トメ教会の外見もグレコの絵も写真が残っていないのです。
その代わりではありませんが、巻頭写真にアルカサルやトレド大聖堂などが写っているタホ川から見たトレドの全景を掲載してみました。
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