いつか風がみていた・・・(フレディ・Mの日記)

自転車とオートバイで遠くへ・・・。

キニナルお店♪

2011年02月08日 18時50分49秒 | 日記
今朝の地元新聞の記事にて




私が住んでいる丸岡町に本店がある洋菓子屋さんが、
お隣、石川県の山中温泉に支店をオープンさせると



このお店、地元では知らないモノが居ないのでは??っつーくらい、
結構有名な洋菓子屋さんですヨ
私も時々御買い物に寄らせていただいておりマス



それが自転車で週末遠乗りの際によく通る、
山中温泉の「ゆげ街道」沿いに出来たと言うから、
ウレシイぢゃあ、あ~りませんか



その新規店では既存の商品に加え、
山中温泉の顧客に合わせたオリジナルメニューも販売するとな



これがイイ実にイイ
こういった企画はダイスキで~す
ほかの店舗とおんなじモノを山中温泉にも建てたというのではなく、
ここにしかないといったスペシャル感を訴えかけるといった販売戦略は、
ひじょーに大切デス



私はよく加賀周辺の温泉街を自転車で繋いで走りますが、
片山津・粟津・山代・山中とあって、
唯一、山中温泉だけが飛び抜けて賑わっている
もちろん、山中温泉とて他の温泉地と同様、
一歩奥に入れば、さびれて潰れた温泉旅館もあるにはある・・・



しかし、土産物屋を一か所にまとめ、
「ゆげ街道」というネーミングを付けて、
それらしい雰囲気作りに努力し、
宿泊客や観光客をただ通過させずに散策させようといった努力が垣間見れる
ここが、他の温泉地とは大きく違っている・・・。
この地に丸岡の有名洋菓子屋さんが支店を出すというのも、
なんだかうなずける・・・



これに似た取り組みで、大きく成功しているのが、
鳥取県・境港市の「水木しげるロード」だろう
私も行ったことがあるが、
観光客をクルマから下ろして歩いてもらおうといった工夫や努力がイッパイでした
そして、歩いて散策するにはちょうどいいサイズの町並みなんですねぇ~
同じブロンズ像を並べるにしても、
何のストーリー性もなく、まばらに長~い距離でさびれた商店街に、
ぽつ~んぽつ~んとある敦賀市なんかは大失敗だろうネ・・・
せっかく「スペースバトルシップ・ヤマト」が映画公開されていても、
当の敦賀市民ですら知ら~ん顔



今少しづつ着実に街作りを進めていて、
何度も行ってみたいと思えるのが大野市ですネ
あそこも観光客にいかにたくさん来てもらおうかと努力なさっていますヨ
昔ながらのお城があるとか、史跡があるとかだけではダメなんでしょうネ
もう観るだけの観光地では減少はしても発展はしないということが、
境港市の成功例を見ていてもよくわかります
イベントなど毎月毎週のように、よ~く考えていらっしゃいますよ
箱モノや町並みだけお金をかけても、そこから先の企画がナイのでは、
1回見に来たら次はない



逆に言えば、
「そこでしか体験できない」
「数が限定されていて入手が困難」
「そこに作られたモノにストーリー性がある」
「行ってきたことを他の人に自慢できる」
これらすべてが無くちゃダメとは言わないが、
これらのうち、一つも無いってゆーのが、
旧体然とした観光地&温泉地ではなかろうか・・・??






なんの商品企画でも一緒なんでしょうねぇ~
売れるためには考えないとネ





大きく期待はしないでおくが、
暖かくなったら山中温泉の
新しい洋菓子屋さんに自転車で行くのが
楽しみデス