イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

退院→施設へ

2023年04月10日 | 在宅介護
母が病院を退院して、
今回、初めて、自宅ではなく施設へ
ショートステイさせていただきました。

初めてなので、私もいろいろシュミレーションしてみましたが、
退院して施設へ行くための準備がけっこう大変でした。

入院していた時の荷物はあるのですが、
それは私が持って帰るようにして、
ショートステイのための荷物を病院に持って行かねばならないんです。

着替え、
バスタオル、フェイスタオル、
入れ歯入れ、入れ歯洗浄剤、入れ歯を洗うブラシ、コップ2つ、
個包装のとろみ剤たくさん
飲み薬を滞在日数、飲み薬の予備、
インスリン、インスリンの針、アルコール綿、打ったインスリンの針入れ、血糖値測定器、血糖値センサー、
ボディクリーム、ワセリン、
お尻の床ずれ用テープ、
などなど、、、

まだ真冬でないから、着替えも厚くなく、これにコートは入らないですし、
膝掛けは病院にありますから、まだ軽い荷物だとは思いますが、
退院後は車椅子で介護タクシーですから、
行きはこの荷物を持ってJRに乗って行きました。
腰が大丈夫か?と思いましたが、
ゆっくりゆっくり歩いて、エレベーターを使い、
何とか病院まで行きました。

病院へついてから、いろいろ手順があり、
まず母のショートステイ用の荷物をお金が戻ってくるロッカーに預けて、
病棟に上がるエレベーター前で体温や名前を記入、
面会者札をもらって首からかける、
病棟に上がり、母の担当看護士に
介護タクシーの車椅子を持って上がるから、それに母を乗せて欲しいと頼む、
看護士から退院のための書類をもらう、これがたくさんある、
薬剤師から薬をもらう、薬の説明もある、
私は階下へ降りて、支払いを済ませて、
ロッカーから母のショートステイ用の荷物を出して、
病院からの施設宛の書類を入れる、

私もお茶を飲んだりトイレへ行ったり、タクシーに乗る準備をする、
私(介護者)のコンディションも整えないと
母(要介護者)に影響があるので、そのバランスが難しい、
母の移動中に私に異常があったらとんでもないのだ、
私しかいないんだから、

介護タクシーが到着する時間になり、病院の玄関へ行く、
お昼前はお迎えの介護タクシーが混雑している、
介護タクシーが到着して、荷物を預けて、車椅子を受け取り病棟へ持って上がる、
車椅子を看護士に渡して、母を乗せてもらう、
病院での荷物も受け取る、
看護士にお礼を言って階下に降りる、
介護タクシーに乗せてもらい施設に行く
タクシー料金は通常運賃+車椅子代として千円、
母は障害者手帳1級なので割引もあり、合計3500円ぐらい払う
施設に着いて、ロビーで施設の車椅子が降りてくるのを待つ、
施設のスタッフと私とで母をタクシーの車椅子から施設の車椅子に移す、
施設のスタッフにおまかせして、
これで母の退院の移動は終了、
介護タクシーに車椅子をお返しして、お礼を言って帰ってもらう、
私は病院での荷物を持って帰宅。
 
これらが、9時半から11時過ぎまでの出来事なんですが、
私ひとりで動いて話を聞いて、母の様子も見るので、もうぐったり、
病院での荷物を持っての帰宅は、ふらふらしてました。

介護って、在宅でも、施設でも、
どちらにいても大変ですね。
コロナで施設の面会禁止になったけれど、ある意味、ほっとした家族は多かったと思います。
まだ、私は今は母ひとりだからいいけど、ひとりで4人の介護を抱えている人もいて、
施設や病院にいるとしても、
家族がやらなければならないことがたくさんありますから、
もう、それは仕事どころじゃないと思います。
私は病院の書類にサインをするのでさえ、多すぎて、
入院するたびに、またか、とうんざりしています。
そんなことも4人分しなければならない人もいるわけです。

今回も、何とか体力回復したいと思います。







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