イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

高齢者サバイバル

2023年09月05日 | 在宅介護
昨晩も熱帯夜でした。
保冷枕をしないと、眠れません。
今夏はフル活動の保冷枕とミニバスタオルでした。
明日あたりから、最低、最高気温が下がる予定ですね。
予定なんです。
どうなるかわかりません。

ただ、コロナが少し社会的に脱出できていたのはよかったですね。
マスクは自由だったし、
夏休みに遊びに行けてストレス解消できたし、
前みたいな緊張感の社会に
この酷暑だと、さらに辛かったです。

母が帰宅して、訪問看護士さんが来られましたが、
訪問看護に行ったら熱中症で
すぐに救急車を呼ぶ、というのが数件あったそうです。
家族もいて、エアコンもつけた部屋でしたが、
熱中症になっていたそうです。

これは、私、わかるんです。
水分、栄養が足りないんです。
飲ませてない、食べるのが足りない。
施設ならば、高栄養の物を摂らせたりしてカロリー、水分を維持しますが、
家庭では何をあげたらいいのか?わからない。
寝たきり高齢者は、家庭の手作り介護食がいいだけではないんです。
私は、私の体力維持が先だから、
全てレトルト介護食です。
栄養補助ドリンクも飲ませています。
水分、栄養をあげなかったら、すぐ死ぬだろうとわかります。

朝、母の肌はシワがよって、干からびた感じになってますが、
お茶と200kcalの栄養補助ドリンクを飲ませると肌のシワがなくなります。
寝る前にもお茶を飲ませていますが、自分で飲めないんですから、
私が水分をあげないと干からびるわけです。

高齢者は、そんなに食事がいらないんだ、食べさせなくていい、という医者がいますが、
その医者は自分で介護なんか全くしていません。
便なんか拭いたこともない。
フン‼️バカ医者、適当なことを言うな、とにっこり笑いながら思ってます。
最期まで、食べたいなら食べさせて死なせる、
これがいいと私は思っています。
戦争を経験した人なら特に。
父には、ステーキ、天ぷら、スイカ、アイスクリーム、
食べたい物を全部食べさせて死なせました。
父の看取りに、一切の後悔はありません。

親やパートナーが亡くなるのを考えたくはないですが、
その時は必ずきたり、自分が先だったりしますから、
話し合って決めた方がいいです。
人生会議というのだそうです。

近所でも、熱中症で亡くなっていた方がいたそうで、
今夏は暑く苦しい夏でしたね。
来年も同じようになることを考えておかねばならないですね。
高齢者のサバイバルは
先読み、先読み、
はずれたとしても、いいんです。
動きが鈍いんだから、先読みですよ。

「ババア、用意する」
他人様は助けてくれない。
身内もあてになるもんか。
自分で知恵出して生き残るしかないです。

もうちょいと、涼しくなるといいなぁ。

10月の写真
岡山のコッツウォルズ









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