イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

肺炎球菌ワクチン

2023年09月07日 | 在宅介護
私と母は昨年11月にコロナに感染しましたが、
私は疾患があるので、ラゲブリオをすぐ処方されて飲み、
感染後、2日後には楽になって咳も治まりました。

母、当時89歳は発熱と咳が出て、様子を見ていましたが、
保健所のアドバイスで、酸素が97に下がったら直ぐに救急車を呼ぶことと言われ、その通りにしました。
救急に入っての検査では陰性、
コロナ病棟に入ってからは翌日に陽性になり、感染していました。

母の肺ですが、肺炎は軽かったのです。
翳りはありましたが、すぐに回復しました。
コロナの症状も軽かった。
私はもちろん肺炎はなし。
この肺炎を起こさないこと、重症化させないことが、
高齢者には、すごく、すご〜く、重要なんです。
肺炎後の生活が大変なんですから。

コロナが出現しだした2020年初めには、私はまだ57歳で肺炎球菌の公費負担の対象年齢ではなかったのですが、
コロナ警戒で、周りの若い医療関係者はみな肺炎球菌ワクチンニューモバックスNPを自費で受けていましたから、
私も自費で接種しました。
肺炎球菌ワクチンはコロナでの肺炎も抑えるそうです。

肺炎球菌は通常体内にいておとなしくしていて、
身体が弱ると出てきて肺炎を起こします。
コロナ感染して、身体が弱り、コロナからの肺炎か肺炎球菌の肺炎か、ダブルで感染すると重症化します。
ですから、65歳以上はワクチン接種したらいいよと公費負担してくれているわけです。
医療関係の65歳以下の人たちは自費で接種しているわけです。
熊本市は、まだ65歳以上のワクチン接種者は10%だそうです。
岡山市も低い接種率だと思います。

母は85歳、2018年に肺炎球菌ワクチンのニューモバックスNP、これは岡山市の公費負担を受けました。
自己負担金は当時は3500円、現在3670円です。
そして、コロナ出現時の2020年に2回目の肺炎球菌ワクチンのプレベナー13を接種しました。
こちらは自費で払いました。
当時は、9000円ぐらいだったと思います。
今は12000円ぐらいになっています。

私たちのコロナ感染が重症化しなかったのは、
コロナワクチンの効果もありますが、
肺炎球菌ワクチンが効いたのも関係あるそうです。
私の場合、岡山市の公費負担を受ける前に自費で受けていますから、
65歳の時の公費負担が少なくなる場合もあるそうなんです。
自治体によっては、すでにニューモバックスNPを接種している人は公費負担はしないそうです。
自治体によって違うらしい。

でも、それでコロナ感染の時に肺炎に移行しませんでしたから、
金には変えられない、肺炎後の生活はどれだけ大変か知ってます。歩くのさえ苦しい人もいます。
65歳の時にはまた肺炎球菌ワクチンを受けたいと思います。

今、肺炎球菌ワクチンのコマーシャルをしていますが、
65歳から5年刻みで1回、公費負担が受けられますので、
接種を考えてみてください。
(5年ごとに受けた方がいいみたいです)
母も私も、副反応は全くありませんでした。
接種した人からも副反応は聞いたことがありません。

ワクチン反対派の人にどやされそうですが、
私は寝たきり母を残して死ぬわけにはいかないし、
母は楽に寿命で死なせたいので、
防げる病気はとことん防ぐ主義なんです。
私たちがワクチン接種をすることは他人様には迷惑かけませんからね。
病気にならないことも、家族には迷惑をかけないんです。


岡山市のホームページより






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