こんなこと書いていいのかな？と思いますが、
子どもの頃の悩みは今も昔も変わらない、
だから書いてみます。
私は子どもの頃から身体の大きな女の子だったので、
それに対しては嫌な思いばかりしていました。
身体が大きいのは仕方ない、
だって、4代前にロシア人男性、
も少し前にはドイツ人女性のご先祖がいるんですから、
500年前はアイルランドなんだそうですよ。
生まれてきた息子の顎割れを産婦人科医が見て
日本人にはない、どちらのお国ですか？と質問されました。
バレリーナが羨ましがる見事な甲高の足、
私はバレリーナじゃないんで、甲は低いのがよかった、
日本の靴は合うのを探すのが難しい、
日本仕様でない身体には苦しみました。
高校の時には髪を染めた疑惑がありました。
染めてなんかいないです。
ある時、父が
「わしをいじめてきた連中は、今頃になって良いことはない」と私に言いました。
父も日本仕様とはいえなかったので、様々いじめられてきたらしい。
それは、仕事中でも。
そのいじめた人間たちが早死にしたり、次々といろいろあったそうです。
「いじめられても、いじめるなよ」が父の口癖でした。
私が大人になって、私や家族をいじめてきた人たちもいましたが、
父の言う通り、次々と、起こった。
家族が行方不明、癌、事故、様々。
その人たちに次から次へと起こりました。
神様って、黙って見ているんだと思いましたね。
ですから、私はいじめられても平気、、、って思いますが、
60過ぎると、60過ぎのオバハンをいじめる大人たちはいなくなりました。
私より上のパワーが落ちてきているから。
若い時に自分より若い人たちをいじめてきた年寄りは
尊敬も何もされなくて、ほったらかしです。
なんとも、惨めなことです。
今は図々しいオバハンになって
身体が大きくても全然平気。
婆さんになったら、かえって貫禄があるし、
若い人たちは私にビビるので、
彼らには丁寧語で話すと安心するみたい。
特に女性同士は味方で助け合わないとね
日本はいまだに男尊女卑だから。
大きな女の子がいじめられるのは、まだ男尊女卑があるからです。
身体が大きくて悩んでいる小さな女の子は今もたくさんいるはず。
大丈夫だよ、と、
心も大きく持つんだよ、
そうしたら大丈夫、と
おばちゃんは言ってあげたいです。
