イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

「ごど」を仕込みました

2022年10月31日 | その他
先日、あさイチで小雪さんが紹介されていた
青森県十和田市の「ごど」を仕込みました。

仕込んだ、ごど。
1週間くらいしたら、おいしく食べられるそうですが、私は3日目からいただいてます。




私の母の親戚が青森の津軽なのですが、
その親戚のおばさんも、ごどを作っていて、
私は子どもの頃に何回か食べさせてもらったことがあるので、
なんとなーく、作り方は知っていました。
私が味噌やらキムチやらを作るのは、青森の発酵文化とも関わりがあると思います。

あさイチを見た後、材料はあったので、すぐに作りました。
ごど作りは、とても簡単でした。
けれども、簡単に作るには、使う道具が必要です。

それは、
①40℃を8時間くらい保てるヨーグルトメーカーや甘酒メーカー、
そして、
②大豆や米麹を粉砕できるミキサー、
③大豆を煮るのに、時間短縮、燃料節約できる魔法瓶、熱湯を保温できる水筒があればいいです。
この3つの道具があると、ごど作りは非常に簡単です。

分量はネットの、ごどの作り方を参考にさせていただきました。

大豆 120g
納豆 1パック、40gぐらい、、、適当です。はかりで計ると後がネバつき面倒くさい。
1パックぶち込む方式でよい。
米麹 60g、、、私はマルクラの乾燥玄米こうじを使いました。ミキサーで粉砕すると、発酵も早いし食べやすい。
塩  1g〜9g、、、私は低塩生活なので1gです。
無塩でも、発酵は緩やかですが、ごどはできるとは思います。

大豆を軽く洗い、フライパンで炒ります。炒ると皮がとれやすくなります。
炒った大豆をミキサーに数秒かけて、軽く粉砕します。
その大豆をボールに移します。
息を拭いたり、大豆を混ぜたりしながら、皮を飛ばします。
この作業は庭ですると、飛んだ皮が気になりません。

ボールにミキサーした大豆を入れて、プラスチックコップで潰すと底に皮がつきます。
これも、皮をとる方法です。



同じミキサーで米麹も砕いておきます。

大豆は浸水せずにそのままで、
砕いた大豆を鍋に入れて、ひたひたの水を注ぎ、沸騰させて5分くらい煮ます。後で湯と大豆を分けるので、水を入れ過ぎないこと。
沸騰させて煮た大豆を、湯ごと、魔法瓶に入れます。
魔法瓶に入れる時、大豆は柔らかくなくてよく、魔法瓶に2時間くらい入れておくと、柔らかくなります。
大豆を砕いて皮を飛ばすのは、大豆を早く柔らかく煮るためでもあります。
2時間くらい経ったら、大豆を取り出し、湯と分けます。
湯は捨てないで、とっておく。

この大豆をヨーグルトメーカーや甘酒メーカーに入れて、納豆1パックを入れて、40℃で8時間置いて、さらに納豆を作ります。
大豆の作業が面倒くさい人は最初から納豆3パックを使って、
納豆3パックに米麹と塩を入れたら、ごどができます。
大豆を使った方が、香りよく、おいしいごどになります。
納豆が嫌いな人は食べられませんね。

40℃で8時間置いて納豆を作り、それに粉砕した米麹と塩を混ぜたら、ごどの仕込みが終わりです。
水分調節は、大豆を茹でた湯を使います。私はお玉半分くらいの湯を入れています。
残りの大豆を煮た湯は、味噌汁やスープにして食べてしまいます。

大豆を炒った時に焦げましたが、この焦げも香ばしく、私はおいしいと思います。

写真は、できた納豆と粉砕した玄米こうじ、塩を入れて混ぜたら仕込み終わりです。


こちらの写真は、娘夫婦にあげたごど。
こちらは、焦げないように炒りました。
娘は納豆は食べられませんが、お婿さんが食べられるので渡しました。
納豆菌は強いので、食べられなくても、側で食べる人がいたら、身体にはいいそうですよ。
彼に食べてもらいます。


ごどを作っておくと、おかずが1品あるわけですし、
納豆菌、麹菌、乳酸菌が1度に食べられますから便利ですね。
調味料としても使えます。

道具さえあれば、思っているより、簡単にできます。
食べるもので、体調を整えるのがいちばんだと思いますね。

ごどって、御豆かなぁ?
青森弁の意味があるのかな?
調べてみたいと思います。

ちなみに、
母の実家は東京湯島で秋田藩の帝大生の賄いつきの寮をしていて、秋田の学生15人くらいを預かっていました。
祖母のルーツは秋田、青森です。
寮の前を叫んで走っていた棟方志功を曽祖父が捕まえて、ご飯を食べさせたりしたそうです。
秋田飯、青森飯、ごども食べさせたと思います。



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