日本のブータンに住んでます
あした晴れるか
送電線の巡視路をたどる
5月15日(日)天気予報は晴れ
本日のお山は6年ぶりの平家岳
背中をマダニに噛まれた因縁の山だ
別に山が悪いわけではないんだけど・・
今回は面谷(おもだに)登山口からではなく
伊勢川と久沢川の合流地点の右岸から伸びる
送電線の巡視路をずーっと辿ってみる
地図上で計測してみると平家岳まで9.5km
長いけど最近の調子なら行けそうだし
下草が伸びてないこの時期こそチャンス
4時起床で出発
5時57分、夢の架け橋こと箱ヶ瀬橋を渡って
九頭龍湖南岸沿いをくねくね走る
伊勢川橋は渡らずに林道を直進
駐車スペースを求めてずーっと奥へ
土建屋の作業場の前でようやくUターン
6時34分、出発
面谷からの道と合流するまではだ〜れにも会わないだろうけど
クマさんにはいーっぱい遭いそうなので
耳障りだから普段は決して使わない「鈴」をザックにぶら下げた
釣り人たちのクルマ
6時41分、さあ いってみよー
はじめのうちはとにかく急登
アキレス腱が伸びきった
7時41分、標高970m
右に下りる道がついている
たぶんこの真下まではクルマが入ってこれるのだろう
ここから先は緩やか
まだかいな〜
左からくる尾根を見るたび面谷の尾根かなーと期待してしまうが
そう甘くはない
まだかいな〜
9時18分、ついに面谷からの道と合流
今朝チェックした天気予報ではずーっと晴れなのだけど
ずーっと曇ってるんだけど
風と共にガスが上がってきた
展望まったく効かず
ちょい寒いぞい
それに腹へった
マダニが怖いのでウンコ座りのまま焼きそばパンを食う
10時46分、左へ行くと美濃平家
雰囲気のある尾根道である
10時57分、岐阜県境 井岸山に着
以前ここでへたばってバナナで復活したんだっけ・・
平家岳が見えませーん
岐阜県側から5時間かけて登ってきたという男性と行き交い
少し立ち話
11時15分、平家岳に到着
まわりがまったく見えませぬ
先客は衣装を決めた中年カップル
手軽でおいしくて少量の水で作れる
またパックごはんでおかゆ
このままでもおいしいな
梅干し入れてもおいしいだろうな
クエン酸効果で疲れもとれるし〜
仕上げはレトルトのいわし蒲焼を投入
わ、あわわっ
マダニ発見
広げた荷物の上におったー
胴体の全長4ミリほど、大型やな
人に害をなす種類かはわからんけど
君に恨みはないけれど
死んでもらいます
・・・・・
もういちど念入りに
ムヒの虫除けをシュッシュッヌリヌリ
こんなところに長居は無用
(といっても50分はいたが・・)
12時7分、いざ山を降りん!
これから咲くのかな、イワカガミ
ガスがひいてきた
鉄塔を追ってすすめ
先は長い、のんびりいくべさ
13時43分、面谷への分岐を越え
人気のまったくない世界へ
こんな道だったっけ?
鉄塔が見えてほっとする
はいはい、こんな道だったよねー
登って降りてのくりかえし
標高があまり変わらない
晴れてきた
飽きてきた
鈴の効果だろう
動物の気配がまったくしない一日
それはそれで物足らないよーな
あの鉄塔の先から急降下だ
落ち葉の下に隠れてた枝に
右足がすっぽりはまってダーーン・・
やっちまったが大丈夫でした
16時9分、林道に下りた
藤の花があちこちに
16時19分、クルマに到着
歩いた距離は20.42kmでした
尾根を黙々と歩くというのはたいくつなものです
晴れればさぞ喉が乾くだろうと水等2.5リットル準備しましたが
山頂付近は寒いくらい
結局調理を含めても1リットルで済みました
帰りは伊勢峠を越えてみようかと考えましたが
(たぶん20年以上通っていない)
去年リニューアルした「平成の湯」に入るのもいいなあと今回は断念
その平成の湯
建物は立派になって
料金が100円上がって
浴室が明るく広くなって
サウナが付いて
露天風呂がちっちゃくなって
・・・・・・・
サウナ嫌い・露天風呂好きのわしは幻滅でしたわ〜