The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

03’ルシュノー

2005-11-28 00:34:48 | ワイン
今日は自宅でゆっくりとしております!金曜日は脂汗を流しながら休肝でしたので、午後9時の時報と共に、おもむろにリーデルのヴィノム・ブルゴーニュを取り出しました。
目当ては03’フィリップ・エ・ヴァンサン・ルシュノーのジュブレイであります。

このドメーヌもともとはニュイ・サン・ジョルジュの造り手との事・・・
わたくしも、最初にこのドメーヌにお目にかかったのは、確かニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ダモードだったはずです。98’という難しいヴィンテージにもかかわらず、美味しく飲めました。
フィリップとヴァンサンの7つ違いの兄弟によるこのドメーヌのフラッグシップは、450本だけ造られる『クロ・ド・ラ・ロッシュ』であります。
希少性もさることながら、品格のある、繊細な質感は、味にうるさい日本のワインヒートにとっても垂涎のワインなのであります。
T澤酒店の御好意により、我がセラーの奥深く眠っている02’03’ですが、毎日それに手をかける欲求を抑えつけるのに苦労するわけであります。

さて03’ジュブレイ・シャンベルタンですが、とりあえずヴィラージュの域をロール・オーバーしている事は間違いありません!
甘く赤いフルーツのキャンディーのようなトップに始まり、ミネラルや僅かですが微妙に感じるオリエンタルな香気を感じ、うれしくなる訳です!
上手く熟した、甘い濃密なフルーツは、この若さですでにゴージャス!!
今飲んでも美味しく、将来もありそう!
唯一注文をつければ、最後の今一つの伸びでしょうか?
でもこの濃さで、この品は他のドメーヌでは見つける事は大変でしょう!!

美味しく頂きました!
タケトッティー氏にサンキュウ!!