The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

04’のブルピノはどうですか?

2006-10-01 05:30:34 | ワイン
昨日は昨日で、朝三本柳まで送ってもらい、帰りはバスを乗り継いで帰りました。
まるで、冬眠をむかえる熊の様に、足腰鍛えております。

ところで、久しぶりにTチャン御用達04’のリュシュノー・NSGを飲んでみました。

世の中では、評判がぱっとしない04’が、
03’と変らない値段?
と首を捻っている御仁も多いかと思います。

さてその中味は?

このリュシュノーも濃厚なヴァイオレットで輝いております。
スパイシーな新樽の香気がプンプン・・・
少しほぐれると、スミレの花束やヴァニリンの強い風味が・・・
更にカシスリキュールと小粒なカラントのアローマで満ち溢れます!
味わいはとにかくクローズすること45分!
なかなか解けてくれません・・・
でも一旦溶けはじめると、粘凋性と伸びに目を見張る物があります。
このNSGは硬質な味わいと、凛とした品格が真骨頂でしょうか?

しかしながら、03’と比べるとどうでしょう?
心地よい酸味の広がりと、フルーツの完熟性で僅かに遅れを取る?
というのが現状でしょうか?

と言ってもリュシュノーはリュシュノー・・・
村名クラスの充実ぶりはいつも通り!
このバサロから水上に浮上する3年後くらいが、第1次正味期間でしょう!

03’のグラマラスで押しの強いブルピノに辟易している御仁は、
以外や以外、04’に対しある程度の高評価をするでしょう・・・
もちろん、値段が濃慣れればの話ですが・・・

それを考えますと、今はこの際T商店へ走るしかないでしょう!