The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2005 ヴィーノ・ノビーレ・ディ・モンテプルチアーノ ファネッティ

2015-09-09 23:03:06 | ワイン
それこそワインを飲み始めた頃、『ヴィーノ・ノビーレ・ディ・モンテプルチアーノ』はどうゆうワインなんだろ?と思った時期があった。
それはなんちゅうことはない、DOCGの最初の3つであり、ブルネッロ⇒バローロとくれば、あとはそれでしょ!ということだった。
その間、『デイ』などというカンティーナを飲んだりもして、今に至っているのだけれど、本当の意味での『ヴィーノ・・・』は、実は分かっていないんだとと思う。



で、今回このワインをシッカリ飲んでみて、なるほどねと思ったわけだ。

『ヴィーノ・・・』は、いわばキャンティとブルネッロのハザマを埋めている。
いわゆる中庸のボディと地場感と臨場感あふれる果実があって、実に料理に合うのだ。

とくにもこの『ファネッティ』は正しく魅力的な『ヴィーノ・・・』で、なんと言いますか、クラシックでありながら、気立てもイイわけだ。

筋の通った、頑なさを感じるこのカンティーナ、追い求める気になったワインヒートはワタクシだけではないはず(笑)
2005年はオフだけど、待ってみようぞ!と心底思った。
未だあればのハナシだけれども・・・