The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2006 シャトー・マレスコ・サンテグジュベリ マルゴー

2016-05-04 12:55:00 | ワイン
メドック1855年の格付け3級のマルゴー地区のワイン。
シャトーの名前はボルドー議会の公証人シモン・マレスコとサンテグジュベリ伯爵という2人の所有者から名づけられたとのことで、『星の王子様』のサンテグジュベリは伯爵のひ孫に当たるとのことだ。

このワインも先のパパジイに登場して、ボルドー祭りの一翼を担ってくれた。
というのも、実にメドックらしく、クラシックで濃密ながらもエレガント、その味わいは他の国のボルドー品種とは一線を画しているのだ。



味わいは芳醇で深遠、左岸のスタイルだが、果実感は豊富で汁気を感じる。
香りはメドックの見本のようで、西洋杉、キザミタバコ、珈琲、カシス、ブラックベリーを基調とす!

まだまだ先もあるけれど、肉をあぶった料理なぞあれば、今でも楽しめる。
3級にして、正当な価格のコスパ・メドック!

ボルドーファンは探してでも、手に入れたほうが良い!と思う。