この造り手の、この銘柄を飲んだのは、さて何年前のことだったのだろうか?
その当時、ローヌ地方のサン・ジョセフ地区では珍しい、ガメイで造られたナチュールに度肝を抜かれたのを今でも憶えている。
当主エルヴェ・スオーはティエリー・アルマンの元ワイン造りの基本を学び、友であるダール・エ・リボでも研鑽を続けたとのことだ。
さすれば、自ずと出来上がるワインの素性を想像するのは火を見るより明らかだ。
リリース直後に飲んだ『ラ・ストゥロンヌ』には、チェリーやイチゴの鮮烈な果実香に、蒸した牛蒡などの根菜の土っぽさがあり、僅かにグリーンオリーヴの青っぽいニュアンスを感じ取れたものだ。
それが10数年経って、妖艶さをまとい、まろみを帯びつつ、神秘性をも備わったワインにメタモルフォーゼしていたのだ。
その日は『ワインとアテ くま牧場』さんで、こんなお料理に会わせてもらった。
アルコール度数11.5%、発酵過程にはSO2を無添加、そしてボディは緩く、決して濃厚なものではない。
それにもかかわらず、この年月を絶えて、化けて、そしてエロティック・ジャパ~ン!
飲んで、食べて、モヤモヤする妖しのロマノー・デストゥゼ、困ったワインが出来たもんだ。(笑)
ともかく、もう少し追い求めてみようと思う。
その当時、ローヌ地方のサン・ジョセフ地区では珍しい、ガメイで造られたナチュールに度肝を抜かれたのを今でも憶えている。
当主エルヴェ・スオーはティエリー・アルマンの元ワイン造りの基本を学び、友であるダール・エ・リボでも研鑽を続けたとのことだ。
さすれば、自ずと出来上がるワインの素性を想像するのは火を見るより明らかだ。
リリース直後に飲んだ『ラ・ストゥロンヌ』には、チェリーやイチゴの鮮烈な果実香に、蒸した牛蒡などの根菜の土っぽさがあり、僅かにグリーンオリーヴの青っぽいニュアンスを感じ取れたものだ。
それが10数年経って、妖艶さをまとい、まろみを帯びつつ、神秘性をも備わったワインにメタモルフォーゼしていたのだ。
その日は『ワインとアテ くま牧場』さんで、こんなお料理に会わせてもらった。
アルコール度数11.5%、発酵過程にはSO2を無添加、そしてボディは緩く、決して濃厚なものではない。
それにもかかわらず、この年月を絶えて、化けて、そしてエロティック・ジャパ~ン!
飲んで、食べて、モヤモヤする妖しのロマノー・デストゥゼ、困ったワインが出来たもんだ。(笑)
ともかく、もう少し追い求めてみようと思う。