The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2007 ジュブレイ・シャンベルタン ヴィエ・ヴィーニュ ドメーヌ・フーリエ

2018-04-24 22:44:32 | ワイン
このワインは先の『85’サロンの会』に、ワタクシが持ち込んだものだ。
フーリエの真骨頂とも言えるワインを、あえて皆で飲みたかったからだ。

7.5haの地所の約7割5分をグラン・クリュとプルミエ・クリュで〆るフーリエなのだが、このヴィエ・ヴィーニュが一番ブルピノらしいと思う。
それは全くの自然体、あとは全てをテロワールに任せるという造りなのだという。
このアペラシオンで、ここまで精緻に、そして品性良く、華麗なブルゴーニュを造れるものかとも思う。



甘く、妖しの色気のあるフーリエ香は折り紙つき。
味わいは確かに若いけれど、今飲んで充分な果実の練れ具合を堪能できるのだ。

2007年がこのスタイルを世に問うたワインと言えるだろう。
そしてフーリエは今に至る!

まだまだ追い求めてみようと思っている。