瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

温かいエネルギー

2005年11月09日 | 瞑想日記
『心を開く瞑想レッスン』井上ウィマラ(大法輪閣、2003年)を読んでいる。レビューは読書日誌に書くつもりだが、こちらに取り上げるのは、この本を読みながら私としてはめずらしい体験をしたからである。この著者の本は他に何冊か読んだが、それほど興味を引かれなかった。この本は、著者が曹洞禅で出家し、やがてテーラヴァーダ仏教に出会う過程や、修行体験が具体的に書かれた部分もあり、面白く読めた。

著者が出家に至るプロセスが語られている辺りを読んでいるとき、急に体の力が抜け、温かいエネルギーに満たされる感じがした。何かに自分の心が反応し、共鳴して、心身がゆるんだようだった。具体的にこの体験、この文章に感動したというものがあったわけではない。他にやはり瞑想の具体的な方法が書かれている箇所を読んでいるときにも同じような体験をした。

著者は知的な人であると同時にハート・チャクラを強く感じさせるタイプだ。もしかしたらそういう著者に私自身が共鳴しやすくなっているのかもしれない。そして、これもサトリジャパンのセミナーに参加した影響かもしれない。というのは、力が抜けて温かいエネルギーに包まれるような体験は、このセミナーで行ったアイコンタクトのワークを思い出したときに、2回ほとあったからである。
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