求道者として

◆求道者として
昨日「修行者としての自分というアイデンティティにいちばん落ち着きを感じる」と書いた。たしかに覚醒にとって修行者としてのアイデンティティも何もいらないのだろう。しかし、今の私は、そういう自分にいちばん自分らしさを感じ、うそ偽りのない自分を感じる。私がいまここにあるのは求道のため以外の何ものでもないという思いがますます確たるものになっている。

◆気づかれるのを待っている
今回の瞑想合宿レポートを通して読んで見て思う。合宿が始まる当日の夜中に『フォレスト・ガンプ』を見ていなかったら、合宿はどのように展開したのか、と。大統領に命じられた使命のために合宿参加が遅れるという夢は見なかっただろう。しかし、同様のメッセージ性をもった別の夢は見たかもしれない。それが自分のなかに潜在する課題だったのだから。そして合宿の展開も、自分のなかに潜在する問題がはっきりとした形をとって、同様の気づきに至るという展開にはなったのではないか。結局あの合宿は、私のなかで気づかれるのを待っていた気づきが、自らを明らかにする過程だったのだろう。

◆一日断食中止
今日は一日断食のつもりで夕方までは野菜ジュースや無糖のココアで過ごした。今日は妻が仕事なので夕飯はカレーライスを作っておいてくれと頼まれていた。昨晩頼まれたときは、カレーを作った上で自分は一日断食をしようと思って引き受けたが、いざ作り始めると途中で決心が揺らぎ、夕飯は食べることにした。それでも明日、間食への欲求が起こったときのサティはしっかりやるつもりだ。それにてもジャガイモの皮をむいたり、鍋をかき回したりは絶好のサティの機会だ。