瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

悟りを得ようとするエゴ

2006年03月25日 | 夢日記
最近すっかり日記への書き込みが少なくなっている。仕事が忙しく充実している。その分、帰宅後に書き込みをするだけの気力がないというのも事実だ。一方で書き込みすることへの意欲そのものが落ちているかも知れない。

今朝方、夢を見た。またまた心理療法家が出てくる夢だ。前後ははっきり覚えていない。心理療法家(男性)が、私の胸倉をつかんで押さえ込むようにしながら、「その悟りを得ようとする意欲がいやらしい」と攻めるのだ。

私は、なるほどと納得している。攻撃されても苦痛は感じていない。全体としての自分が心理療法家に充分に受容されていることを感じているからだ。悟りを得ようとするエゴのいやらしさを攻撃され、自分でもそれをどこかで感じていた。そのエゴがより鮮明になったという感じだった。

この日記を書き続けることに含まれているエゴも、同時に攻撃されていたような気がする。この夢は、私の中での、書き込みへの意欲の低下とどこかでつながっているのかも知れない。
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2 コメント

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携帯から (ラインハルト)
2006-03-30 00:49:40
こんばんは。いつも、旧エポケーの方を興味深く読ませていただいています。



「封神演技」に、「仙人になるという事は欲を捨てることなのに、仙人になりたいというのは欲だからさ。云々」と、あります。

手段、方法は違えども目指すものは一緒でしょうか。



私の修行の参考にさせていただきました。

ケン・ウィルバーも、他の方から初期の作品を薦められています。頑張ります。

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根強い傾向 (Noboru)
2006-03-30 21:16:06
ラインハルトさん、こんにちは。

ブログを読んでくださっているとのこと、ありがとうございます。

「封神演技」というのは知りませんでしたが、翻案の小説や漫画も出ているとのこと、面白そうですね。



今を否定して何かになろうとするのが、私たちの心に深く根ざした傾向なのでしょうね。



私のブログが少しでもお役に立つのなら、うれしいです。



ケン・ウィルバーの初期のものでしたら、『無境界』がいちばん読みやすいと思いました。
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