瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

スランプという自覚はない

2007年08月12日 | 瞑想日記
この夏、「はだしのゲン」についての取組みにこれだけ力を入れることになろうとは思いもよらなかった。もし例年のように10日間の瞑想合宿に参加していれば、取組みとしてはいちばん重要な時期に何もできなかったわけだから、何か不思議な思いもする。瞑想合宿に参加していれば、それはそれで大きな学びがあっただろうが、「はだしのゲン」への取組みでは、また別のことを学ばせてもらっている。

八王子での合宿のかわりに断食道場へ行こうかとも思っていたが、それも取り止めということにした。かわりに数日間、車椅子の父をつれて旅行に行くことになるだろう。最近、瞑想は毎日40分ほど。日常生活のサティも徐々に増えてきている。夏の瞑想合宿がなかったことも、「はだしのゲン」の取組みに夢中になっていることも、瞑想とサティについてのスランプを徐々に脱出しつつあることも、ひとつの流れのなかで意味があるのかもしれない。もっともスランプだったという自覚はあまりないのだが。

スランプと感じないのは、自分の中の「求道」の姿勢は、微塵も変らないことが分かっているからだ。何か意味があってこうなっているという感じがずっとしている。「はだしのゲン」のことも、今こういう取組みをすることが自分自身にとって必要だったのかも知れない。
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隠されたメッセージ

2007年08月11日 | 普通の日記
◆「はだしのゲン」の取組みは、呼びかけ文を掲載したり紹介したりしてくれた人が、今日までに20名になった。「掲載した」というご報告をいただく度に正直うれしい。

おかげで投票数は、7日(5人)→8日(6人)→9日(15人)→10日(8人)増え、今日までの投票総数は、545名になる。この取組みの開始(7月15日)からでは、投票数が55名を数える。ただ1000人を超えるには、まだ相当の努力が必要なはずで、楽観はしていない。

様々な情報もいただき、あの本も読みたい、このマンガも読みたい、この映画も見ておきたい、と盛りだくさんになった。

◆この運動の途中経過などは「はだしのゲン」を世界へというブログで随時行っている。その中にこのアニメをみたアメリカ人のレビューを訳して載せておいた。「アメリカの歴史の教師すべてが、生徒に見せるべきもの」というタイトルだ。このレビューは、最後を「この映画は、反アメリカ的ではなく、アメリカを非難したり、責任を押し付けたりしていない。それゆえかえって、訴える力が強くなっている」と結んでいる。「火垂るの墓」についてのアメリカ人のレビューの中でも、似たようなコメントを読んだ記憶がある。

日本人は、あまり自覚していないが、悲惨な出来事について怒りや悲しみがあっても、それを相手国にぶつけない日本人の態度は、アメリカ人にとってはある意味で驚きなのかも知れない。これは、「火垂るの墓」や「はだしのゲン」がもっているもう一つの大切なメッセージのような気がする。

特定の相手を憎んだり、非難したりし続けるならば、いつまでも争いの火種は途絶えないからだ。
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「呼びかけ」に夢中だった

2007年08月09日 | 普通の日記
ここ数日間は、「はだしのゲン」を世界へ!のネット上での運動に夢中であった。舞台は主に、mixiの中の反戦・平和関係のコミュニティであった。コミュニティの中にトピックスを作って、下の 『「はだしのゲン」を世界へ!さらに』に示したような、呼びかけをしたのだ。

最初は、あまり反応がなく、投票数も伸びなかった。しかし、一昨日あたりから徐々に「呼びかけ」をコピペしてくれる人も出始めた。今日現在で、把握しているかぎりで10名の方が、日記に貼り付けてくれている。投票数も、

一昨日・511→昨日・516→本日・522にと増えてきている。

1000までは、まだまだたいへんだとは思うが、もう一ふんばりするつもりだ。

この運動をして、ネット上でさまざまな方と交流し、アドバイスをいただき、また貴重な情報も得ることができ、おおいに学ぶことがあった。その辺は、またこの場を借りて書いていきたい。

なお、この運動の途中経過などは「はだしのゲン」を世界へというブログで随時行っている。
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「はだしのゲン」を世界!の呼びかけ

2007年08月09日 | 普通の日記
こちらには入れ忘れていたようだが、8月5日に、他のブログやmixiなどで、以下のような呼びかけをした。かなり力を入れて、主にmixiのいくつかのコミュニティなどで呼びかけた。

もし、以下を読んでご賛同いただければ、お力をお貸しください。また、みなさんのブログやメールに以下をコピペしていただけると、なおうれしく思います。

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◆アニメ『はだしのゲン』を世界へ

サイトIMDb(The Internet Movie Database)は、世界中の映画情報が網羅され、世界中の人々が訪れます。このIMDbのアニメーション部門ランキングhttp://www.imdb.com/chart/animation では、『千と千尋の神隠し』が、8.4の評価で第1位です。 『はだしのゲン』(http://www.imdb.com/title/tt0085218/)は、8.5という高評価ですが、ランキングには載っていません。理由はランキングへの投票数が全部で511(8月7日現在)と少ないからです。『千と千尋‥‥』は投票数51,664です。

アニメ『はだしのゲン』は、世界でまだほとんど見られていません。もしIMDbで『はだしのゲン』への投票が1,000を超えれば、アニメーション部門のトップにランキングされ、このアニメの世界での認知度は飛躍的に高まります。そして多くの人々がこれを見て、原爆の悲惨さを知るでしょう。一人ひとりのわずかな努力でそれが可能になります。ぜひIMDbで『はだしのゲン』に投票してください。

《登録・投票のしかた》
1 IMDbのトップページhttp://www.imdb.com/等好きなページを開くと、右肩に Login | Register という表示があので、Registerをクリック。

2 開いたページで、Eメールアドレスや国籍や誕生日などを登録。登録したアドレスに返信メールが来たら、開いて最初の方に示されたURLにアクセスする。そのページに示された英語の単語(映画名など)を記入すれば登録終了。(次のページの個人情報などは記入しないでいい)

3 IMDbを開き登録名とパスワードでログインする。

4 「はだしのゲン」のページ(hadashi no genで検索できる)を開くと、
★★★★★★★★のように★印で評価がしめされた部分のすぐ下に
User Rating: 8.5/10 (511 votes)
more
という表示がある。(511 votes) の部分かmoreの部分をクリックすると、10段階ランキング(10が最高)を投票できる。

以上、数分で出来ますので、ぜひやってみてくだい。

☆この文章を、賛同してくださる人々がそれぞれのブログ、メール等にコピーをして下さるよう、お願いします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

以上をブログやメールにコピーして輪を広げてくださることをお願いします。

なお、この運動の途中経過などは「はだしのゲン」を世界へというブログで随時行っていますので、こちらもよろしく。
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食欲と能力開発

2007年08月04日 | 瞑想日記
◆最近、かなり食べるようになっている。明らかに生理的な欲求以上に食べている。日常の中のサティも、ほとんど忘れている。職場への行き帰りは、ともあれサティを行おうとするのだが、続かない。

そんな中で先日、職場からの帰りに、いつものように食べたい誘惑に負けそうになっていた。朝は食べず、昼は少ないので、つい帰宅途中で食べてしまうことが多いのだ。しかし、明らかに腹がすいている実感はなかった。それでも食べて何かを満たしたいのだ。この時はさすがにサティが始まっていた。

結局は、心の中の満たされなさやつまらなさを食べる行為で満たそうとしている。心の中の満たされなさが、コンプレックスに根ざしていることが分かった。しかし、そこから深まっていかない。この日も最終的には、途中で軽く食べてしまった。

こんな時、どうすればよいのか。生理的欲求以上に食べたいと感じている。それこそ、心を深く心随観する絶好のチャンスと捉え、これで自分を解放していけるのだという思いで、サティを行っていくほかないだろう。

◆この1~2年ほどで、少し変ったなと思うことがある。話方が変ったのだ。かつては自分が言うべきことを考えてしゃべる方だったのだが、最近は考えるより先に話している。というより、ともあれ何か話し始めると、自然にその後に言葉が続き、自分でもなるほどと思ったりすることが多い。また一時、年歳相応に物忘れも多くなったかなと感じていたが、最近それを感じなくなったようだ。これらはもしかしたら、ヴィパッサナー瞑想の影響化もしれない。

一方で最近、速読法やらその他の能力開発、自己啓発本を読むことが多い。本を買う量も、読書量もかなり増えている。「能力開発」に興味を持つということは、私の中にまだかなり知的な能力についてのコンプレックスがあって、そこから関心が発しているということだが、それはそれで自覚しつつ認めていこうと思う。最近、能力開発法への関心はますます広がっている。様々な本を読むので、それぞれから刺激を受けているという面もある。

ともあれ、自分の中に変化を感じるゆえに、能力開発という面からヴィパッサナー瞑想への意欲が回復している、また回復していきたいという思いがある。
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