瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

隠されたメッセージ

2007年08月11日 | 普通の日記
◆「はだしのゲン」の取組みは、呼びかけ文を掲載したり紹介したりしてくれた人が、今日までに20名になった。「掲載した」というご報告をいただく度に正直うれしい。

おかげで投票数は、7日(5人)→8日(6人)→9日(15人)→10日(8人)増え、今日までの投票総数は、545名になる。この取組みの開始(7月15日)からでは、投票数が55名を数える。ただ1000人を超えるには、まだ相当の努力が必要なはずで、楽観はしていない。

様々な情報もいただき、あの本も読みたい、このマンガも読みたい、この映画も見ておきたい、と盛りだくさんになった。

◆この運動の途中経過などは「はだしのゲン」を世界へというブログで随時行っている。その中にこのアニメをみたアメリカ人のレビューを訳して載せておいた。「アメリカの歴史の教師すべてが、生徒に見せるべきもの」というタイトルだ。このレビューは、最後を「この映画は、反アメリカ的ではなく、アメリカを非難したり、責任を押し付けたりしていない。それゆえかえって、訴える力が強くなっている」と結んでいる。「火垂るの墓」についてのアメリカ人のレビューの中でも、似たようなコメントを読んだ記憶がある。

日本人は、あまり自覚していないが、悲惨な出来事について怒りや悲しみがあっても、それを相手国にぶつけない日本人の態度は、アメリカ人にとってはある意味で驚きなのかも知れない。これは、「火垂るの墓」や「はだしのゲン」がもっているもう一つの大切なメッセージのような気がする。

特定の相手を憎んだり、非難したりし続けるならば、いつまでも争いの火種は途絶えないからだ。
コメント
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