n45-50

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サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

江別市 世田谷区 開拓期の歴史を後世に

2022-05-19 07:07:56 | 情報
世田谷は東京都の世田谷区の住民が戦後1945年7月に江別に移住した歴史が存在します。
「拓北農兵隊」と呼ばれ今回の展示会には拓北農兵隊の二世・三世が後世に残そうと企画したものです。
移住した世田谷地区での活躍を紹介しているものです。
拓北農兵隊には、農業とは縁のない教師・芸術家・役人らが加わっていました。
当時の政府は、太平洋戦争の空襲被災者を中心に疎開と食料増産を目的に北海道への帰農者を募った。同年7月から11月の間 東京・神奈川・愛知・大阪などから25回に渡って入植、応募すれば住宅の用意、農地の無償提供、農機具の無償給与、移住後の食料配給などが約束された。だが、多くのが守られず、離農が相次いだ。
 
今回の歴史展示には、当時を語る入植者のインタビュー動画上映・絵画・写真等70点が展示されています。
1945年7月東京上野駅から出発した江別隊33戸は野幌駅に到着し、角山に入植した。 翌年46年春には18戸に減っていた。土地改良、川の氾濫、電化の遅れなど苦労を重ねた。現在は6戸となり、後継者がいて農業をしているのは1戸だけである。
二世の農民画家山形トムさん(88)は、放牧中の牛や綿羊の群れなど絵画24点を出品している。「当時は車もなく、馬に乗って遊びに行って父親に怒られた」と振り返っています。
 
展示会は江別市野幌公民館で22日まで開催されています。 無料 AM10時からPM3時 
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