==================================================
金曜夜に最新木下メールマガジン50号を配信しています。
【 フランスの風刺週刊紙襲撃事件から起きている状況をどう考えるべきなのか 】
【 福島第一原発事故による住民健康管理に関して、三田医師のパブリックコメント 】
一番書きたい事や伝えたいことは、ブログではなく、メルマガにだけ書いています。是非、購読して下さい。
メルマガ購読申込⇒http://www.hoshanobogyo.com/
================================================
首都圏を中心に、インフルエンザの流行が加速度を増しているようです。
そして思わぬ事態もおきています。長野です。
長野県松本市の国立病院機構まつもと医療センター松本病院では、40代の看護師と70代の患者がインフルエンザで死亡。20人以上が院内で感染しているようです。70代の方は、年齢とそもそものご病気から考えて、亡くなった結果は理解できる範疇とは思います。
しかし、40代の看護師の方は、インフルエンザと言っても、インフルエンザ脳症で亡くなっているのが気になります。
通常、インフルエンザ脳症で、子どもが亡くなるケースはありますが、大人が亡くなる例は多くはありません。今回、発症から亡くなるまでの時間も極めて短い状態(2日間程度)でした。
ある医療関係者は「免疫の何かの暴走がおきている状況も想定しなければならないのでは」と僕に話します。「インフルエンザウイルスをきっかけにして、おきている免疫の暴走。これが、脳に影響を強く与える。減圧ができなくなるのですよ。」
「しかし、成人、しかも医療関係者にも、こうしたインフルエンザ脳症がおきていることは警戒すべきです。発症から亡くなるまでも極めて早いパターンですね。」
こうしたインフルエンザについて、三田医師とも話しました。
彼も、大人のインフルエンザ脳症の発症死亡事例にも驚いていましたが、首都圏でおきているインフルエンザの感染状況についても懸念があるそうです。
「小平市で診療機関や夜間診療に来た患者さんたちで、インフルエンザ感染者を年齢ごとにわけています。
今年度は19歳以上が75%になっているようです。大人がインフルエンザのメインになっている。
これまでは3分の2が18歳以下だったのに。小学生までがインフルエンザの中心でしたが、大人と子どもで逆転しています。こんなことは全く経験していない話。小平でも極端におかしい事象が起きているようです。
岡山では今までどおり、小学生中心なんですが。。。」
こうしたことがどうしておきているのかという事に、単純な答えはありません。
しかし、免疫の低下や暴走がおきることの原因の一つとして、僕も貴女も懸念していることがあるのだけは、間違いありません。
感染症の拡大は、最も警戒すべき話です。その重症化事例も。
甲状腺がんのみを心配する感覚は、本当は間違っているとずっと感じています。
=======================================================
いよいよ、次の日曜日は、熊本と福岡で開催します。予約の有無で参加費が違いますので、予約してください。
【1/25(日)午前 三田茂医師&木下黄太講演会in熊本】
9:30開場 9:45開演
市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館)大会議室
熊本市中央区桜町1番3号
詳細&申込先⇒http://kokucheese.com/event/index/241118/
=================================================
【1/25(日)午後 三田茂医師&木下黄太講演会 in 福岡】
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/242461/
開場14:00/開演14:30 福岡市立中央市民センター・ホール 福岡市中央区赤坂2丁目5-8
地下鉄空港線「赤坂駅」2番出口徒歩5分
==================================================
原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~
#66 安定供給
原子力発電所は安定供給をしているわけではない。
原子力からの電気――それは停電も意味する。安全性欠如のため、例えば原発ビブリスA では 2007 年に全く発電しなかった。原発ビブリス B も同時に 13.5 カ月間停止している。2009 年初頭、この 2 つの原子炉はまたもや稼働を停止した――それぞれ 13 カ月、および9 カ月にわたって。原発クリュメルはすでに 3 年間発電しておらず、原発ブルンスビュッテルも同様の状態だ・・・2007 年と 2009 年には、17 基の原子炉のうち 7 基が同時に修理のため停止された。また夏季には原子力発電所が役に立たない――河川水温が高すぎて、冷却水を確保できず、定期的に出力を落とさなければならないからだ。