福島のある自主避難者より、送られた内容。
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「放射能関連で何かをしようとして、行事、子どものスポーツの大会、練習試合
があるからという理由で、放射能関連の催しに参加しないという話を福島避難
者からよく聞きます。
それと同時に、福島以外の避難者からは、本当に福島避難者は表に出てこない
し、同じ避難者として共有できる感覚もあるだろうに、まったくなんの意見も
言わず、存在自体を消しているように感じる、なぜなのか?と言われたことが
あります。
うまく説明できませんでしたが、単なる印象という話ではなく、多くの人にそ
の傾向が見られるからそう言われるのだろうと感じます。
私はこれらの根底に何があるのかを考えていました。
福島の人の感覚について書きたいと思います。
放射能関連の催し、他県の避難者と交流を持つことよりも、行事、子どものス
ポーツ大会、練習試合。そちらが大事だからということではないはずです。
本心をずっと辿っていけば、きっと違うと思います。
まず最初に、休むことで迷惑をかけてしまってはいけないという気持ちが強く
働くからです。
チームプレイだったら(避難者のお子さんがですけど) チームメイトに迷惑が
かかるから、その子が休むことで試合の勝敗に影響したらいけないからとか、
それが自分の健康や子どもの将来のことより優先されてしまうのです。
県内にとどまることになったお子さんは、クラブや部活が休めないから保養に
いけないです。
休んだら迷惑がかかるからとか、それが他人からの縛りなのか 自分が作り出し
た空気なのかわかりませんが、他人に悪く思われないため、それが理由です。
(中略)
そして、一握りの戦うひとと、その他多くの押し黙る人々の乖離がひどすぎる
と思います。本当は、自分の子どものことは自分で守り、きちんと自分の考え
は表明していかなければならないはずだからです。
周りの空気ばかり気にする多くの人々の様子をみて、奴隷みたいだな、と私は
思ってしまうのです。
奴隷の根性がしみついているケースは別でもあります。
(後略) 」
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