皆さんに呼びかけた「放射能防御プロジェクト」としての、熊本地震支援について、会計報告などの最終報告です。
まず、先に送ったミネラルウォーター2400本(100箱)の費用が、168,500円でした。
送料込みの金額です。
これはいったん、徳島の団体が全額立て替えています。
この水は下記のとおりに、福岡市の集積場所に運ばれました。この後、熊本県内に水の支援として送られました。
皆さんによるご支援は258件、総額696,500円となりました。
反響が大きかったと思います。ありがとうございました。
さて、当初の水立て替え金168,500円を徳島の団体に戻して、支援金額の残額が、528,000円になりました。
これを三箇所の自治体に三等分して義援金としておさめました。義援金は被災者支援に直接使われますから、時間はかかりますが、被災者に直に渡るものです。
それぞれの自治体(益城町・南阿蘇村・熊本市)に、義援金として、17万6000円ずつ振り込みました。
みなさんから、お預かりした金額は、全額このように熊本支援の直接的金額に使われました。
「放射能防御プロジェクト」として振り込みましたが、実務は「とくしま定住支援ネットワーク」の方が、完全に手弁当でやって頂きました。こちらの団体側としてもお礼申し上げます。
皆さんの志が、一円も無駄にならないようこういうように致しました。
このことについては、ブログやFacebookで残額の対応についても告知し、まったく異論が無かったため、このように致しました。
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さて、法的警告を改めて記載しておきます。
こうした熊本支援をしている傍らで、僕が「ボランティア詐欺」をしているとか、「カルト」であるという言説を、第三者に拡散して、妨害しようとした行為が、関西エリアで2名の女がおこなっていることが発覚しました。
例えば、お預かりした全額は実際に現地に水支援として現品が渡され、更に残額全額も義援金として被災自治体の義援金口座に振り込まれています。この時点で、一般的詐欺が成立する可能性は、法的に1パーセントもありません。
また、今回ボランティアをしていただいている徳島の団体の方は、「木下に騙されてボランティアをさせられた」というような類の言動は、もちろん一切されていません。万万が一、お疑いの方は、当該団体(団体名で調べれば連絡先は分かります)に直接、確認されてください。しかし、話にもならないとおもいます。ボランティアをしている人に対して、本当に非礼な言動です。
また、こうした募金的なことは、その目的性のみから考えた場合は、「カルト」と指摘する要件を満たしている可能性は全くありません。だって、本当に地震で困っている人や地域の支援ですから。
ただし、その金額を、例えばある個人が過剰な高額を出している場合があれば、そうした高額を出させるように木下が仕向けたから、カルトになりつつあるという論理がなりたたないとは言えません。
しかし、今回は、万単位の募金したいという反応が当初に多く見られたため、僕が考えて一人五千円以下に制限しました。これは、被災地のためには多額集まればよいのですが、一人が度外れてお金を出すようなケースになれば、なんらかのおかしい状態が後で生じることを危惧し、上限を設けました。
こうした判断をしていることは、まさにカルトとは真逆の対応と僕は思っています。
フランスなどカルト対応が世界的に進んでいる国で、カルトの根幹定義は、高額の現金を教祖や教団中枢に渡すことです。少なくとも、一定額以上のお金が恒常的に納められている事(例えば一ヶ月に稽古事や学習塾などに支払う金額と比較してあきらかに大きい金額の納付を求めること等)がないと、カルトとは言えませんから。
今回の熊本支援もそうですが、そんなことは全くありません(勿論僕には一円も渡っていませんし)。
そもそも、会のメンバーや会の関係者から、定例的なお金や高額の寄付など、受け取っていません。
だから、全く「カルト」的状態でありません。
「ボランティア詐欺」「カルト」という単語を平然と第三者に拡散目的で伝えていることについて法律家に聞くと、「法的に民事・刑事で問える可能性がある」と複数の方から返答がありました。
更に、こうした言説をおこなっている人物が、近畿地方の或る府県職員として勤務し、しかも市民団体などに関する業務をおこなっていることも存じています。こうした業務を、公務員として為している人間が、当方やこちらの団体について、第三者にありえない誹謗中傷をしていたことは、機関的な問題も大きいと判断しています。
このため、当該機関への対応なども含め、更なる具体的な法対応に関する検討を週明けからおこなう予定です。
おきていることはレベルが低いだけでなく、特に悪質さが強い。しかも、この言説を行った人間の背後関係でおかしな情報が僕には聞こえています。このため、厳正に対応しないとまずいと判断しています。
こうした信じがたい稚拙な話が突如としておきることが、被曝回避の人々であることは、本当に絶望するしかありません。ですが、こちらが絶望するだけでなく、悪質な行為をおこなった人間には、相応の法的な報いを為すべきと、法哲学専攻であった僕は思います。
しかし、本当に残念ながら、被曝回避・放射能防御側に寄り付いた人々の一定数は、一般人よりも遥かにレベルが低く、一部は根源的に悪質であることは間違いありません。
これが、日本の絶望的リアルです。
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札幌でも講演会を開催致します。被曝回避や放射能防御がメインとなる講演会ですが、今回の大地震対応で見えてきた日本の現状についても話をするつもりです。是非ご参加下さい。
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13:30開場 14:00開演 16:15終了予定 佐藤水産文化ホール3F (JR札幌駅南口すぐ)
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