聞きたくないことを聞かない、左翼市民活動家は、アベノミクス信者やネトウヨと構造的には何も変わらない。
そうすると、体制側を打ち倒せる可能性は1パーセントもないです。
以上は何が言いたいのかは、わかる人にはわかると思います。
どんなに嫌な現実や結果であっても、それを直視しないと事は始まりません。
僕はどちらかというと、左派的言説にシンパシーを覚える人間と自覚していましたが、それでも左派的なネットワークの現実感覚に違和感があり、実際は長年一定程度の距離を取ってきました。
今回、おかしなことを言い出している複数のジャーナリストは、ここ数年左派的言説を強めていて、というよりもそうした集会の講師をよく行う人が多いと感じています。距離感がない。
もう、特定の側の利益を享受している状態に見えます。
そのために、ある立場に依拠して発言しているのではないか。
そう、思います。
ここで一つだけ言えることは、ある種のスキャンダルがあり、そのスキャンダルが一度報じられかけた人間が、一定期間を経過しているからといって、そのことを無視して、多くの人を押しのけて出馬することは、まともなのかということです。
こうした本人のリスクコントロールについて能力は、まず疑問が大きいです。
また、万が一の場合に、まわりに迷惑をかける可能性を本人が事前に考えていたのかという疑問もあります。
そういうダブルの疑問が今回の事象には付随しています。
事の内実をどうのこうの言う前に、そもそもそういうスキャンダル報道の洗礼にさらされかけた著名人が、手を挙げて、立候補するのかということです。
しかも、多くの組織に汗をかかせる状態で。
これがそもそもおかしいということを、どうして考えないで絶叫する人々が多いのか、僕にはわかりません。
本人の現状でのスタンスを傍から見て違和感があれば、有権者の多数はなびく筈もありません。
おきているのは、そういう話です。
そういうリアルを、どうしても認識しない人々が、安倍政権を倒すリアルに到達できると、僕には全く思えません。
きちんと見据えない人々が、権力に打ち勝てる可能性は1パーセントもありません。断言します。
左翼が駄目なのでなく、お花畑左翼が駄目なのです。しかし、日本ではそうしたお花畑が広すぎるのです。
頼むから、リアルを見てください。本当に勝ちたいなら。
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ミュンヘンの乱射は9人死亡で、被疑者が自殺という状態です。
被疑者はドイツ生まれのイラン人。北欧での移民排外などの志向をしていた大量殺戮者に関心を寄せていたため、ミュンヘン警察はイスラム関連テロの疑いは低いとしています。
ただし、この段階で判断するのは早いと僕は思います。
そもそも、孤立型のテロ犯罪者と、今回の被疑者は、出自や精神状態、社会とのかかわりで共通点がかなり多いです。
また、ローンウルフ・テロの場合、具体的な指揮命令系統が存在しないケースも多く、勝手に影響を受けているケースがあることも多いです。
更にこのところ、ニースでもドイツ国内でも、テロ的事案で大量殺害をしたり、計画していた事案が連発していて、本人意識がこうした流れと無縁とは思えません。
また、ミュンヘン警察は治安保持の観点では今回は大失態で、そうした捜査機関の短期間の見立てが正しいと即座には思えないと僕は考えます。
そもそも、イランとドイツの狭間におかれていた被疑者が、多数を銃殺をしたこと。
それがマクドナルドという欧米的価値観の象徴でおきて、店内で子どもも平気で射殺していること。
「アッラーアクバル」と唱えていたという報道もあったこと。
いずれにしても、何かに感化されてテロを行っているスタイルと今回の行動は酷似します。
もちろん、北欧のテロは移民排斥意識が背景にある話でしょう。
それを調べていたことはわかりますが、本人がイラン人であることを考えると、逆に影響される感覚でこうした殺戮をおこなった可能性も、考えられます。
これも広義にはテロ的な話になりうる可能性があると、僕は現段階では思います。
このため、ミュンヘン警察の現段階での見解は踏まえた上で、しかし、テロではないと言い張るつもりはありません。
まだ広く可能性を考えて対応すべき事案です。
しかし、僕はドイツ人はこうした事件を、できるならテロとして認知したくない意識が働いているようにも感じています。
ミュンヘン警察の発表もそう感じるのです。
建前だけでリスクを考えるのは駄目だと思います。
京都でも、フランスでも、ドイツでも、福島でも同じ事です。
起きつつあるリスクを直視しないと、事態は最悪なことになりますから。