「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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「私と2歳の息子の二人だけで東京から札幌に移住しました。」明日の日曜は札幌講演、事前予約本日15時迄。

2016-05-14 00:00:23 | 福島第一原発と放射能

明日の札幌講演で、食の汚染や給食に関しての注意も改めて話したいと思います。

【5/15(日)木下黄太講演会in札幌】   

 13:30開場 14:00~16:15  佐藤水産文化ホール3F (JR札幌駅南口すぐ)  

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/390798/(本日15時で事前予約終了)

 

札幌講演にスタッフとして参加される、まだ若い女性は幼子と二人で札幌移住されています。

その方の札幌移住に関して書かれた内容です。

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私は2歳の息子と母子の二人で2014年6月に東京から札幌に移住をしました。

2013年、息子が生後6ヶ月から移住先を探すべく、短期間ではありますが、岡山、九州(福岡、熊本、鹿児島)北海道の恵庭などそれぞれ各地を回り、最終的に札幌に決めました。

札幌に決めた理由は、車がなくても住める環境。

3.11後から出現したいくつかの健康症状の改善が親子でみられたこと。

水や空気、食べ物、四季折々の素晴らしい自然が肌に合ったこと。

子育てがしやすい環境で素敵な幼稚園に恵まれたこと。

近所の方やチェルノブイリのかけはしの皆さんとの出会い、チームOKという北海道避難者と道民の方同士で手をとりあい支え合える団体に出会い、私達のような母子避難者を温かく受け入れてくださり、心から救われたこと。

各地を回り歩いたなかで、今の私達にとって最善だと思える環境がここにあったからです。 生まれも育ちもずっと東京なので、家族も親戚も知り合いなど誰もいない、息子と母子家庭の二人での生活に加え、この先何が起こるか分からない漠然とした不安から、放射能や原発問題が日々深刻を増す状況での不安など様々あります。しかし、家族のように支えてくださる温かい人たち、素晴らしい自然に囲まれ、恵まれた環境で元気よく、幸せな日々を過ごせる喜びを実感しながら過ごしています。

固まりつつあった私の中の家族観、子育てやお金、もの、生き方に対する価値観や固定観念が3.11以降、新たに変革しており、息子と共に成長を感じています。

私のようなケースは稀かもしれませんが、知り合いも親戚も家族もいない、知らない土地に母子家庭の乳幼児を連れての母子避難であっても、幸せに生きる道が札幌にはあります。 今現在、放射線管理区域の汚染地帯に住んでいる方や健康被害などで悩んでいる方、移住場所に悩んでいる方などに少しでも参考になったらと思っております。

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札幌移住のキイワードは「住みやすさ」かもしれません。コミュニティに入るのが札幌は楽なのかもしれません。


 

【 234Bq/kgのタケノコが給食で出されてしまう汚染地関東の背景事情と、見え隠れする緩みの構造 】

 

メルマガ115号は放射能タケノコ事件が具体的にどういう状況だったのかを詳しく報告。

 

木下黄太メルマガ購読申込先⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/


 

 


「全国給食は放射能まみれ」断定や柏市甲状腺がん等、サイエントロジーと連携する内海聡氏のいい加減な話。

2016-05-13 12:15:00 | 福島第一原発と放射能

【 234Bq/kgのタケノコが給食で出されてしまう汚染地関東の背景事情と、見え隠れする緩みの構造 】

メルマガ115号は放射能タケノコ事件が具体的にどういう状況だったのかを詳しく報告。

木下黄太メルマガ購読申込先⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/

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札幌講演で、食の汚染や給食に関しての注意事項も改めて話したいと思います。

明後日【5/15(日)木下黄太講演会in札幌】   

 13:30開場 14:00~16:15  佐藤水産文化ホール3F (JR札幌駅南口すぐ)  

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/390798/

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  何度も書いておきますが、被曝回避というのは、まともな意識・常識をベースに主張しないとならないことです。そこから外れたら、社会は放射能回避側を排除するだけです。きちんと話をしないとなりません。これは基本。

給食のリスクは、放射能回避で避けては通れない話です。

しかし、そのリスクは勿論、地域・学校によって大きな差があります。

食材の調達ということを考えると、あたりまえの話です。

それは、いろんな地域で気をつけなければなりません。多くの人がそうした食材の汚染問題を我が事として考えないとなりません。

そういう姿勢や行動を示すことは必要です。そうでないと、おかしなことはおきますから。

しかし、それが全国のどの地域でも、汚染地や汚染隣接地と同じように汚染食材が給食に入るリスクがある訳ではありません。

詳しい状況をメルマガで配信したとおり、宇都宮でおきた放射能タケノコ給食は、こうした危機意識をきちんと持つ構図が、汚染地(更なる高濃度汚染地を県内に持つ都市部汚染地)で、消失している状況で発生している話です。

そうした意識をきちんと喚起することは本当に大切なのです。

 実は、そういう試みを踏み潰すようなある人物のメッセージを、被曝回避側の人々が拡散しているのを見て唖然としました。

 宇宙から空飛ぶ円盤に乗ってやってきたものの子孫が人類とおっしゃるSF作家が創設した宗教団体「サイエントロジー」と平気で連携している内海聡氏です。サイエントロジーの関連団体が主催する講演会に出る人ですから。以下は引用です。

「いまさらなにを騒いでるんだか意味わからん。北海道の給食も九州や四国や関西の給食も、放射能まみれだよ。もちろんなにもなにもなにも健康に影響はない、と信じれるバカな頭になれるからうれしい。」

意味がわからないのは、内海聡氏です。全国で放射能まみれなほどの給食が出ていると断言する根拠などはありません。放射性物質が混じる可能性は否定はできませんが、放射能まみれという状態の給食であると、医師でもあるこの人物が断定する根拠はありません。

勿論、リスク回避したほうがよい食材が他地域で出されている場合はあります。そうしたことを少なくとも、給食問題に関心のある人々は、いろいろ考えて対応してきました。それによって、実は多くの学校で食材の検討が行われ、回避措置も取られていたりします。

そうした皆さんのまともな努力なども、この人間の言い草は笑い飛ばしているのと、同じ行為です。こんなのは、まともな話ではありません。舐めるな!!

現実にありうるリスクを、このいい加減な人物はまったく見ていません。

給食食材で、数百Bq/kgの汚染が、事後とはいえ、確認されたことは実は大切です。南東北や関東などの汚染地ではこうしたリスクは大きいと僕はおもっていましたが、ここまでの数値が明確に出たことは、いろんな人々の意識を確認する上で、意味は大きいです。

そうした状況なのに、こんな馬鹿げた言い草を平気で言って意味を蔑ろにし、サイエントロジーと連携する人間を相手にしてはなりません。


そして実は、検査評価に関してかなり問題が多い柏市の甲状腺検査データに関しても、内海という人物は、思わぬことがありました。

甲状腺検査に関して、柏市は、福島県などの健康調査とあきらかに違う評価基準を設けていて、その検査結果は同様のものとして捉えることができないのは、僕は既に記事にしています。 

柏市に取材確認、甲状腺検査のC判定基準は福島県民調査と全く別物、がん検診のみが前提ではありません。

このことについて、事実関係をまるで確認できていない、他の人間のブログ記事を内海氏は引用してコメントしています。

引用先(リンクは出しません)のタイトルはこういうもの。この見出しだけで論外な記事。

『2015年エコー検査で1割が小児甲状腺がん「疑い」千葉県柏市が緊急発表』

 これについて、次のようなコメントをしていることを見て、この人が医師であると思って話を聞く価値はまるでないと僕は思います。これも引用します。

「少し前の記事ですがこれも当たり前。しかし講演でいつも言っている。甲状腺がんはたいした問題ではないと。なった子どもには申し訳ないが、甲状腺がんは氷山の一角以下の問題である。他のデータを市民たちは見てないし知らない。日本は確実に滅ぶ、それを避けることは日本の毒親たちには決してできない。」

あたり前ではありません。この柏市検査は、甲状腺がん的な疾患でない、まったく違うものも、C判定にしているという問題があるものです。まともな医師たちは、福島県民調査と、同じ形式を外形的に取りながら、判定内容が違う話であることを踏まえています。そういう基本認識も、この内海という人物はしていません。

というか、彼がまともにデータを確認している可能性は相当に低いと思います。こんなレベルの記事を肯定してコメントする時点で。

論外。

皆さんは、医師という社会的権能から、この人物を捉えるべきではありません。

少なくとも、被曝回避・放射能防御をまともに考える人々は、こんな輩を相手にしてはなりません。

こういう人物は、セミナービジネスに取り込まれやすい人々が、絶賛するタイプの人間であるというだけです。

内海という人物が、サイエントロジーという宗教団体と平気で連携する感覚から考えても、それははっきりしています。

まともな現実を考える人が、関わる必要は全くないということを再確認してください。

 



 

 



【関東・汚染給食】ある小学校で最大234Bq/kgの放射能タケノコを子ども達に食べさせていた栃木・宇都宮市。

2016-05-12 00:00:23 | 福島第一原発と放射能

宇都宮市の小学校給食で基準値超えのセシウムタケノコが出されていました。メルマガでも詳しくお伝えします。

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放射能に関して頭の悪い人たちのリスク回避感覚がおかしくなっているから、はっきり書いておきます。

震災から、5年程度が経過しても、セシウム137は殆ど減りません。

セシウム134は半減期が二年だから減っていても、セシウム137は30年ほどの半減期。

5年間で大きな変化はありません。

さらに、ほかの核種は、その状態はわかりませんが、セシウムより半減期の長い放射性物質はいっぱいありますから、推して知るべしです。

要は、5年間が経過しても、食の放射能リスクは大きくは変化していないと考えなければなりません。

根源的なリスクは変わらずあるということです。

いいですか、汚染地にある関東や南東北では、そうした汚染物が食事の中に混ざってくる可能性は常に否定できないです。

あたりまえです。

さて、宇都宮市で、一昨日の5/10(火)におきていることです。

或る小学校で、最大でセシウム234Bq/kgのタケノコを子どもたちに食べさせていたということです。

どうしてこういう異変がおきているのか。

やはり、5年の経過とともに、意識の緩みということがおきている可能性は考えられます。

更に、こうしたタケノコを納入する業者の悪質さが、酷くなっていることも十二分に考えられます。

勿論、タケノコの移行係数は高いです、土中の養分を吸い取るものは、セシウムの吸収も多いです。

下記ブログ、福島タケノコのデータを見てもよく理解できると思います。

http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-2029.html

しかしながら、こうしたことに遭遇する確率は、汚染に近い場所、近接している場所では高くなります。

栃木県内は放射能汚染地ですし、県北には福島南部よりも酷い汚染が存在しているのも間違いありません。

こういう危険が身近に或るエリアで、簡単に防御意識が下がった状態がおきていることは、本当に憂慮すべき状況だろうと思います。

関東・給食の汚染リスクは大きいです。

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明明後日に開催する札幌講演でも、こうした食の汚染や給食に関しての注意事項も改めて話したいと思います。

【5/15(日)木下黄太講演会in札幌】   

 13:30開場 14:00~16:15  佐藤水産文化ホール3F (JR札幌駅南口すぐ)  

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/390798/

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パナマ文書問題は、大企業や富裕層の蓄財に、一般的庶民が根源的な異議申し立てをするべきだということ。

2016-05-11 13:25:00 | その他

【5/15(日)木下黄太講演会in札幌】   

 13:30開場 14:00~16:15  佐藤水産文化ホール3F (JR札幌駅南口すぐ)  

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/390798/

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おかしな言説が、日本では平気で流されています。

パナマ文書問題で、「政治家は政治資金の関係があるから問題だが、大企業や金持ちはそうした手段を使っているからといって、違法行為ではないのだから、問題ではない」というロジックです。

きのうはフジテレビでキャスターがそういう趣旨の話をおっしゃるのを見て、視聴率ということを忘れ始めたテレビ局の凋落は尋常ではないと感じました(視聴率中心会社が視聴率の本義を見失うと話になりません)。

いいですか、この話は、法的に厳密に違法かどうかが、重要な焦点ではありません。

そもそも、法的にグレーなエリアに、資金を預けて、一定程度の租税回避を目論んでいる話ですから。精密に違法になることは、最初から避ける目的です。

多かれ、少なかれ、こうした資金を動かす理由は、税金を避けたいという話しかありません。

きちんと思い出して下さい。

一般庶民は、マイナンバーを付けられて、細かい金の動きを国税当局は監視しようとする国家が日本なのですよ。

あなたの、財布の動きが10万円、否1万円でも、それを全部捕捉しようとする国家の意向が日本にはあるのです。

そうした国で生きている庶民から見た場合に、今回のパナマ文書は、そんな話とは全く桁の違う金額が、租税回避を大きな目的として(租税回避以外の目的があるかのように話している経営者がいますがどういう流れにせよ本質的に租税回避以外にああしたエリアに資金が流れる必然性はありません)、流れているということです。

要は、日本の一部富裕層や一部大企業にそうした税金を払わない措置を平然と取り続けている群がいるということです。

勿論、それは、一般的な意味の節税とは全く水準が違う話です。厳密に違法かどうかはいろんな判断があっても、違法性が高いケースがこの中に存在すると考えるのが普通の感覚です。少なくとも、悪質な意図は強いと考えるべきです。

しかも、今回のパナマ文書で明らかとなったのは、氷山の一角にすぎません。実態は、これより遥かに大きい話です。

そうした場合に、まともに暮らしている一般庶民は怒るべきですし、こうしたことを積極的に日本政府が取り締まる意向が無いなら、特に自民安倍政権の誤魔化し的言動も含めて、庶民からの異議申し立てが積極的に為されるべきなのです。

何で一部大企業や富裕層がこうした巨額の税逃れを平然としていて、庶民には過酷な責務が課されるのか?

こんな馬鹿げた話は、とても筋が通るはずはありません。これは、近代国家の枠組みが崩壊するかどうかという次元の話なのです(近代国家は少なくとも租税国家)。

こんなことを容認すると、国家は崩壊します。それでよいのかと。

そして、いつまで、貴女は奴隷でいるのですか?

これはそうした話なのです。

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札幌講演主催者より事務連絡

【!注意!】携帯メールからお申し込された、末尾が[emobile.ne.jp(S様)、ezweb.ne.jp(T様、Y様)、docomo.ne.jp(T様)、gmail.com(K様)]の5名様に、事務局からのメールがエラーで送信できません。つきましては本日の時点で、事務局からの何らかの連絡事項メールが届いてない場合は、ヤフーとエキサイトPCメールが受信できる設定にし、お手数をおかけしますが事務局までその旨お知らせください。→sapporo524@excite.co.jp 



「東京の放射線量100mSvになる危険性」アメリカ政府高官メール報道で再確認する、破局間際だった東京。

2016-05-10 16:27:57 | 福島第一原発と放射能

 【5/15(日)木下黄太講演会in札幌】  

「原発事故後、5年が経過して確認すること」  

  13:30開場 14:00開演 16:15終了予定  佐藤水産文化ホール3F (JR札幌駅南口すぐ)  

  申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/390798/


共同通信が下記の内容を報じています。

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線量予測が示されたのは2011年3月11日の事故から約1週間経過した米東部時間17日付のメール。「3〜12時間、放射性物質の放出が続き、福島から東京に向け風が吹き続ける」と仮定すれば、東京の線量が数週間で100ミリシーベルトになる危険性が1%、10〜20ミリシーベルトの危険性が10%とした。

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これは、クリントン前国務長官のメール公開が為されていて(私的メール利用についての問題が発端)、大統領選挙の行方と関連する内容ですから、そのメールがどういうものかが、外電では報じられています。

こうしたメールに関して、おかしな利用をしていないことを証明するために、積極的に公開されている状態もあるのですが、この余波として、2011年当時に、オバマ政権でホルドレン大統領補佐官が出したメールです。ハーバード大学教授もつとめ、気候やエネルギー問題の専門家です。大統領の科学アドバイザーと言えるでしょう。

https://www.whitehouse.gov/administration/eop/ostp/about/leadershipstaff/director

米国政府高官内で、最悪想定は100mSvという被曝線量に到達する可能性も想定していたこと。

さらに10から20mSvの被曝線量は現実にありうる危険性と判断していたこともわかります。

まあ、これは最初の放出である、3/15以降のメールですから、当然と言えば当然の話です。

東京で最悪想定が100mSvであれば、80キロ圏内がどうなる可能性があったのかは言うまでもありません。

可能性も格段に上がるということです。

これは、ほぼ数ヶ月で生きるか死ぬかの阿鼻狂乱に近い世界が、東京でもおきうる可能性を、わずかながらも米国政府は想定していたことになります。

そして、こうしたリスクをおそらくは同じように知りながら、日本政府は隠蔽したことは間違いありません。

結果として、100mSvの外部被曝には東京は幸運としてなりませんでしたが、一定の被曝は現在も続いているということです。

僕が、東京を離れたのが、ちょうど同じような時期です。

自分が勤務していたテレビ局と見解を違えて、「出るなら、木下ひとりで出てくれ」と言われたことをよく思い出します。

僕は、米国が80キロ圏内から退避させた状態を見て、危機は深刻化している大きな判断材料に、当時もしていました。

そして、5年以上が経過して、その根拠の一つとして、おそらくはこうした想定がアメリカ政府高官の中でやりとりされていたことを確認したということだろうと思います。

このブログが、原発のことを書き始めたのは、3/21です。

その下記リンク記事の本質は、改めて間違っていなかったことを、再確認する感覚です。

 

福島第一原発の100キロ圏内の皆さんを圏外退避させるべきだとおもいます。

実は「直ちに」ではなくても、最も早ければ数週間レベルで破局間際となる状態が東京にありえたことがわかります。

こうした危機を国民に伝えなかった日本政府の問題は、更に現在より深刻化しています。

その危機に国民を蔑ろにしたテレビ局や大新聞の状況もより劣化が激しいです。

これは、危機を誤魔化した東京では、更に酷くなっていることも間違いありません。

合掌。


〔追記〕

「数週間」というスパンで被害が生じるような「破局」間際の東京ということをきょうは書いています。しかし、現在はそのスパンが「年単位」になっただけなのではと、僕は感じています。この時に「破局」に至らなかったから、東京は今は安心なんて、僕は当然に感じていませんから。


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 僕が、このブログ、Facebook、ツイッターなどで書いていることについて、面識の無い方から、ご意見を頂くことが最近は多いです。ご意見を頂くのは一般的には有難いです。しかし、相当にこちらに踏み込んでご意見されるにも関わらず、僕が最近書いている内容について何か曖昧な言い方をされる場合が多く、いぶかしく思っていました。

 具体的に言うと、メールマガジンが中心媒体となっているのに、そこに書いている内容は、ほぼ知らない場合が多いです。話が通じません。

工作員的な話ではなく、反原発で被曝回避の立場としか思えない方からです。

それで失礼ながら、そういう方の名前がわかる場合に、確認してみました。

そうすると十中八九、僕のメールマガジンを、過去も現在も購読もされていません。

すいませんが、作家の本を購入する読者が、手紙を出して意見を言うのはまだわかります。

しかし、本を購入もせずに、大人が作家に意見して手紙を出すのは変だと思います。

インターネットでも同じことです。

ブログにせよ、Facebookにせよ、無料媒体は読んでいる側は何の対価も払っていないのですから、記述によって実害を蒙っているというようなケース以外は、踏み込んで意見してくるのは、実は面妖な話です。

意見するまでこちらに関わりたいなら、きちんとメールマガジンを購読するのが筋だと思います。

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北海道に避難した或る親子を取り巻く、学校や地域社会の反応についての考察。この日曜、5/15は札幌講演。

2016-05-09 21:26:46 | 福島第一原発と放射能

  【5/15(日)木下黄太講演会in札幌】  

「原発事故後、5年が経過して確認すること」  

  13:30開場 14:00開演 16:15終了予定  佐藤水産文化ホール3F (JR札幌駅南口すぐ)  

  申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/390798/


札幌でも、この五年間に、いろんな出来事がありました。被曝回避をしている方たちの中でも、思わぬ問題が生じていると聞いています。

こうした中で、僕はこの日曜日にいろんなことを皆さんにお話したいと考えています。

さて、被曝回避することを北海道でどう意思を示していくのか。

今回の札幌講演に参加される方から頂いたいろんな思いが綴られた文章です。

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≪僕らは避難者、当時はそれだけでOK≫

2012年1月、神奈川県川崎市から、すべての人間関係や、仕事をかなぐり捨てて、家族で、原発自主避難を選択。

「かなぐり捨てた」のは、そうしないと、東京に戻りたくなることが予想できたから。

すぐに始まった、小学2年生のわが子の給食についての学校との交渉。孤独な闘い。

担任に「なぜ原発自主避難をしたか」について書いた手紙を差し上げる。 校長、教頭、栄養職員、担任の先生方と面談をして「一部家庭より持参」というシステムを作っていただく。

2012年の避難当時は、関東からの自主避難でも「避難者である」ことを伝えれば 「大変でしたね」と言われて、いろいろとやってくれた。 「こどもの命を守るため、命からがら」というイメージは伝わった。

≪5年経ったら 「なにを学校に要求している親なのか?」≫

「学校は何をすればいいのか?」だけを確認される。

学校体制を批判するモンスターペアレンツでないと分かり、 「要は給食で使われる食材の産地・加工地を教えればいい」 ということが分かると、安心する。

学校側の責任者が言う言葉は 「いろんな意見の人がいます!わかります!」 「ご要望にはできる限りの協力をします!」 「なんでも連絡してください!」 「けれど、最初の対応は学校と担任に任せてください!」

もちろん悪気は全くないが、 しかし、根本的な部分には触れようとしない。

つまり「なぜ私たち家族が札幌に避難しているのか?」 には全く興味がないし、触れたくない。

ただ、触れたくない言葉「キーワード」は知っているようだ。 「原発事故」「避難者」「放射性物質」「内部被ばく」など。 世間では「忘れない○○」というけれど、実は「忘れたい○○」であるようだ。 それは「 1を聞いて1を知るだけの人々」だ。 「なんで札幌に避難しているのか?」に触れたくないため、 給食と原発事故とを、関連付けることができない。したくない人々だ。

≪こどもは気づいて露骨に触れてくる≫

中学生ともなれば当然、関心を持つものは大勢いる。

「なんで給食もって来るの?」 「食べればいいじゃん!」 「そんなのただの、あんたの親の過保護じゃん!」 「就学支援受けてるのに給食食べないの?」 「そんなの税金食いつぶしてるだけじゃん!」

社会のミニチュアである中学校のクラスでは、こんな言葉が、わが子に投げかけられた。 この言葉を不快に思い、わが子は、自分で先生にお願いし、間に立ってもらって、生徒同士で、この件について話し合いをした。

「食べられるもんなら食べたい」「わがままで食べないのではない」 「もしかしたら危ないかもしれないから食べない」 「友だち捨てて札幌に来た」 「食べればいいじゃん!のようなキツイ言葉で言わないでくれ」 「就学支援を受けてるのには訳がある」「親に直接言ってくれ」 「なんで食べないのか本当に知りたいなら、ちゃんと説明する」 「本気できちんと聞いてほしい」「ちゃんと答える」 けれど担任から私に報告された言葉は 「私はちょっと離れたところにいたので、よく聞こえなかった」 「まぁこどもの言うことだから」「言い争いになってしまって」 というものだった。

わが子に事の次第を説明され「お願いします。立ち会ってください。」と頼まれたにもかかわらず「よくわかりませんが納得はできたようです」という報告だった。 後日、私から先生にはお願いして 「こどもが話したいならば、時間をとって話す時間を作ります」 と確認してもらった。 もちろん、必要が生じた場合には、私が説明してもかまいませんとお伝えした。 そして、私の友人の子供は「給食食べないで自分だけ生き残るつもりか!」と罵倒されたこともあるとお伝えした。

中学生は「自分と違う」生徒に大きな関心を持っている。 露骨に言いたいことを言ってくる。 大人は、なんとなく知っているが「いろんな人がいていい」というマジックワードを使うだけで、「違い」に目を向けず、取り組まず、違いを放置する。 おおごとになったときに責任を取るのが面倒なだけである。 一方、私が責任をもって説明しに行きますと言っても、それは拒否をする。 問題が起こっても、何も隠さなくていいと言っても、まずは説明しないことを選ぶ。

≪説明しなければ、伝わらない≫

「問題の根本はどこ?」 問題の根本は「なぜ私たち家族は、ここ札幌に住んでいるのか?」 この点から始まる。 まだ原発事故は収束していない。 30年後に廃炉作業が始まるに過ぎない。 原子力緊急事態宣言は解除されていない。 水と空気と大地は汚染され続けている。 こどもや大人が、どんなものを食べるか?(内部被曝) どこでどのように作られたものを食べるか?(食品添加物・遺伝子組換えなど) どこへ行くのか?(外部被曝) どこに住むのか?(呼吸と経皮による被曝)ということは、 「命と直結する喫緊の課題」である。 原発事故が起こったら、汚染と健康被害が待っている。 こうした手紙を書き、栄養職員や担任、教頭、校長に伝え続けている。 「頭がおかしい?放射脳!新興宗教にハマったか?」と言われる原発自主避難者。

私たちは、「異常者」扱いされてもなお、命を選び、原発自主避難を選び、維持して、被曝・移染を危惧し、札幌で必死に生き抜いている。 チェルノブイリ原発事故を引き合いに出さずとも、すでに、日本のこどもの甲状腺ガンだけでも150名以上の患者がいる。 様々な資料や手紙を添付しながら、毎月、給食の原材料の産地を聞く行動を続けています。

≪目の前の人間に、伝え続けなければ、社会全体の無関心は止まらない≫

そしてまたいつか、原発は爆発する。 無関心、無知は、国家為政者の暴力に加担する者である。 知って伝え続けないのも、同じく加担する者である。 それを、知って伝え続ける活動をして下さる、木下さんの講演を聞きに行きます。 1人じゃないと分かることが、嬉しいけれど、一人でも、やっていく覚悟です

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△名古屋の講演会開催時におっしゃっておられた「震災対応で見えてきた政府などの問題点の整理。

△地震リスクの長期化で、他県等への推奨される"一時"自主避難という状況。

△地震の状態から考えて僕らはどこまでリスクを共有すればよいのか。

△8000Bq/kg土壌問題に関しての、僕の見解。

こうしたことなどに関しても札幌講演で話すかどうかと言うことを、主催者から問い合わせがありました。

勿論話しますし、北海道での補選結果も踏まえて、来るべき参議院選挙への考え方についても、話しておこうと思います。

要は、そんなに明るい見通しはなく、しかも市民側の内部亀裂が深刻化していることをわかっていなければならないということです。

また、講演終了後に一時間程度喫茶ミーティングも計画されているようですので、ご参加下さい。

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熊本支援258件、総額696,500円⇒水100箱2,400本、益城町・南阿蘇村・熊本市に各々176,000円の義援金。

2016-05-08 23:57:57 | 福島第一原発と放射能

皆さんに呼びかけた「放射能防御プロジェクト」としての、熊本地震支援について、会計報告などの最終報告です。

まず、先に送ったミネラルウォーター2400本(100箱)の費用が、168,500円でした。
送料込みの金額です。

これはいったん、徳島の団体が全額立て替えています。

 

この水は下記のとおりに、福岡市の集積場所に運ばれました。この後、熊本県内に水の支援として送られました。

 

 

皆さんによるご支援は258件、総額696,500円となりました。

反響が大きかったと思います。ありがとうございました。

さて、当初の水立て替え金168,500円を徳島の団体に戻して、支援金額の残額が、528,000円になりました。

これを三箇所の自治体に三等分して義援金としておさめました。義援金は被災者支援に直接使われますから、時間はかかりますが、被災者に直に渡るものです。

 

 

 

 

それぞれの自治体(益城町・南阿蘇村・熊本市)に、義援金として、17万6000円ずつ振り込みました。

みなさんから、お預かりした金額は、全額このように熊本支援の直接的金額に使われました。

「放射能防御プロジェクト」として振り込みましたが、実務は「とくしま定住支援ネットワーク」の方が、完全に手弁当でやって頂きました。こちらの団体側としてもお礼申し上げます。

皆さんの志が、一円も無駄にならないようこういうように致しました。

このことについては、ブログやFacebookで残額の対応についても告知し、まったく異論が無かったため、このように致しました。

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さて、法的警告を改めて記載しておきます。

こうした熊本支援をしている傍らで、僕が「ボランティア詐欺」をしているとか、「カルト」であるという言説を、第三者に拡散して、妨害しようとした行為が、関西エリアで2名の女がおこなっていることが発覚しました。

例えば、お預かりした全額は実際に現地に水支援として現品が渡され、更に残額全額も義援金として被災自治体の義援金口座に振り込まれています。この時点で、一般的詐欺が成立する可能性は、法的に1パーセントもありません。

また、今回ボランティアをしていただいている徳島の団体の方は、「木下に騙されてボランティアをさせられた」というような類の言動は、もちろん一切されていません。万万が一、お疑いの方は、当該団体(団体名で調べれば連絡先は分かります)に直接、確認されてください。しかし、話にもならないとおもいます。ボランティアをしている人に対して、本当に非礼な言動です。

また、こうした募金的なことは、その目的性のみから考えた場合は、「カルト」と指摘する要件を満たしている可能性は全くありません。だって、本当に地震で困っている人や地域の支援ですから。

ただし、その金額を、例えばある個人が過剰な高額を出している場合があれば、そうした高額を出させるように木下が仕向けたから、カルトになりつつあるという論理がなりたたないとは言えません。

しかし、今回は、万単位の募金したいという反応が当初に多く見られたため、僕が考えて一人五千円以下に制限しました。これは、被災地のためには多額集まればよいのですが、一人が度外れてお金を出すようなケースになれば、なんらかのおかしい状態が後で生じることを危惧し、上限を設けました。

こうした判断をしていることは、まさにカルトとは真逆の対応と僕は思っています。

フランスなどカルト対応が世界的に進んでいる国で、カルトの根幹定義は、高額の現金を教祖や教団中枢に渡すことです。少なくとも、一定額以上のお金が恒常的に納められている事(例えば一ヶ月に稽古事や学習塾などに支払う金額と比較してあきらかに大きい金額の納付を求めること等)がないと、カルトとは言えませんから。

今回の熊本支援もそうですが、そんなことは全くありません(勿論僕には一円も渡っていませんし)。

そもそも、会のメンバーや会の関係者から、定例的なお金や高額の寄付など、受け取っていません。

だから、全く「カルト」的状態でありません。

「ボランティア詐欺」「カルト」という単語を平然と第三者に拡散目的で伝えていることについて法律家に聞くと、「法的に民事・刑事で問える可能性がある」と複数の方から返答がありました。

更に、こうした言説をおこなっている人物が、近畿地方の或る府県職員として勤務し、しかも市民団体などに関する業務をおこなっていることも存じています。こうした業務を、公務員として為している人間が、当方やこちらの団体について、第三者にありえない誹謗中傷をしていたことは、機関的な問題も大きいと判断しています。

このため、当該機関への対応なども含め、更なる具体的な法対応に関する検討を週明けからおこなう予定です。

おきていることはレベルが低いだけでなく、特に悪質さが強い。しかも、この言説を行った人間の背後関係でおかしな情報が僕には聞こえています。このため、厳正に対応しないとまずいと判断しています。

こうした信じがたい稚拙な話が突如としておきることが、被曝回避の人々であることは、本当に絶望するしかありません。ですが、こちらが絶望するだけでなく、悪質な行為をおこなった人間には、相応の法的な報いを為すべきと、法哲学専攻であった僕は思います。

しかし、本当に残念ながら、被曝回避・放射能防御側に寄り付いた人々の一定数は、一般人よりも遥かにレベルが低く、一部は根源的に悪質であることは間違いありません。

これが、日本の絶望的リアルです。

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 札幌でも講演会を開催致します。被曝回避や放射能防御がメインとなる講演会ですが、今回の大地震対応で見えてきた日本の現状についても話をするつもりです。是非ご参加下さい。  

 

  【5/15(日)木下黄太講演会in札幌】  「原発事故後、5年が経過して確認すること」  

 

  13:30開場 14:00開演 16:15終了予定  佐藤水産文化ホール3F (JR札幌駅南口すぐ)  

 

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あまりにもおかしな人々の言説や遣り口が低劣すぎる、川内原発制御棒に関するネット住民の状態について。

2016-05-07 23:33:33 | 福島第一原発と放射能

もういい加減にあきれ果てるしかありませんが、いまだに「川内原発は実は自動停止できず、制御棒が入らないからだ」などという妄想を喚くツイッター住民がいます。

こういう最早精神的におかしい人は、社会的に何の価値もありません。

未だに、こういう妄想をネット上に書き連ねているのを確認しただけで、あなたはそういうネット住民とは絶縁すべきです。何のメリットもありませんから。

そもそもこの妄想のオリジナル発信者自体、僕に悪態をつきながら、当該ツイートを削除している時点で、完全に終わっている話です。

こんなことも理解できないのは、サル以下です。

来るな、汚らわしい。

そして、中には著作を出している人間が、僕のブログを引用して「どうなんでしょう」的コメントを他所でしていました。

それに対して馬鹿なアカウントが「原子炉の中をのぞいて確認したのか?」と詰問すると、

私は紹介しただけなので、木下に聞いてと逃げる始末。

僕はこの著作を出している人間は直接も知らないし、ネットでも関係はありません。

こちらの引用を自分がしておいて、他からおかしなつっこみがあったら、「木下に聞け」と丸投げする感覚。おかしいだろう、そんな態度は。

こんな輩も全くまともではありません。社会人と言えるのか!

こちらの言説を妥当と感じているなら、そう対処するはず。

そうでなくて、あいまいな拡散して、他所から言われたら、こちらを巻き込む。

これも、最悪の人間です。

こういうおかしな輩が、ネット住民もしくはネット住民であり著作も出している人間にいる現実。

本当に日本は最低です。嫌になる。

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【 チェルノブイリ事故前にソ連体制側の本に書かれていた「身体的トレーニングと放射能に対する抵抗力」 】

2016-05-06 22:46:29 | 福島第一原発と放射能

【 チェルノブイリ事故前にソ連体制側の本に書かれていた「身体的トレーニングと放射能に対する抵抗力」 】という内容で、本日のメルマガを遅くなりましたがこれから配信いたします。今回は114号になります。

メルマガ読者でなく、内容を確認されたい方は、是非ご購読下さい。今から、申し込んで購読可能です。

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なお、前号113号のメルマガはこんな内容でした。

【 熊本地震で被災、車中泊の女性が「川内原発を止めてほしい」と意思表示に、東京の男たちが言葉による攻撃の刃 】
【 川内原発&伊方原発で万が一の放射能リスクをどう考えるのか、X教授による推定と見解 】


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日本の南端・八重山諸島で販売されていた(既に売り切れていた)福島県中通り産コシヒカリ。

2016-05-05 21:16:25 | 福島第一原発と放射能

きのうのスイカを、先ほど本当に食べて応援しました。

この時期で、しかもあんなことがあった後にしては、甘くて美味しく頂きました。

その熊本「食べて応援」で思い出した画像を掲載しておきます。

場所は、沖縄の八重山諸島。今年の話です。

福島・中通り産のコシヒカリが、普通に売られていて、特Aランクのためか、値段のこともあるのか、このお店では売り切れでした。

沖縄と福島というリアルがここにあります。

しかも、本島どころか、八重山諸島にもこうして届いているということです。

 

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食べて応援。

2016-05-04 21:53:56 | 地震・火山



地震被害が最も大きかった熊本県益城町のスイカを三重県桑名市で買いました。
食べて応援!!!


熊本のスイカは、流通量が多く、現在もあちこちで買えます。

しかし、益城町のスイカとなると、小売店の特定までが難しく、近畿は奈良県内で入手できるようですが(以前から奈良の業者との繋がりが太いそうです)、他の近畿では購入可能店舗が特定できませんでした。

このため、名古屋講演の際に、移動経路で購入できないかと考えて、JA熊本経済連の名古屋出張所に問い合わせたところ、アピタの東海通店・名古屋南店・緑店・港店などに搬入されている可能性を教えてもらいました。

近畿では、問い合わせてもここまで具体的な情報が無かったため、大変助かりました。

これらの店舗でもよかったのですが、チラシを確認すると、三重県の桑名店が同一チラシのテリトリーらしく、交通経路的に都合がよかったために当該店舗に行き、何個かJAかみましきの「ましきすいか」があり、購入しました。

これこそが、「食べて応援」と思います。

なお、僕が「食べて応援」というフレーズを使っていることについて、こうした批判がこっそりと為されていました。

2013年にFacebookで友人申請があり、僕は承諾した人間。面識などはありません。

先日、僕がウォールに書いた、「熊本のスイカを食べて応援」の内容(熊本を食べて応援しましょうだけの内容)が気に入らないらしく、その投稿を画像で引用し(FBはシェアすれば、システム的に僕に書いた内容がわかることを恐れての処置の可能性が高い)、以下のような文言を書いていました。

批判をしたいなら、まずは隠れてするなという基本も認識していない人は論外です。人間として、終わっているのは、この人間のほうと思います。無神経という台詞を言えば、自分がしている卑怯なことを許される話はありません。あたりまえですが、汚染のあるエリアが状況を問題視しない意識の人間が多いから、僕は敢えて「食べて応援」という文言を使っているのです。

残酷とか無神経でなく、相当に考えてこちらは使っています。その激しさにこの当該人物は自分が耐えられないだけで、裏でこちらを攻撃するのは、自分からSNSとはいえ友人申請してきた人間がすることとしては、最悪と言うことです。

批判内容は下記。

<福島産農産物の半強制的な「食べて応援」を支持する気は毛頭ないし熊本を応援することには賛同するが、なんで静岡以北を棄てた人間が「食べて応援」なんて軽々しく言えるのか。あまりにも残酷で無神経だなと…心に突き刺さった。>

静岡以北を捨てたというよりも、静岡以北が放射能汚染されていることはまぎれもない事実です。

汚染地にはリスクは付きまといます。

私は推奨しません。あたりまえのこと。

更に、そうした汚染可能性がある産物を、食べて応援する行為には異議申し立てを続けます。

それをもって、軽々しいなどと決め付けることこそ、この人間がいい加減な思考しかしていないことの証に他なりません。

「残酷」「無神経」という感傷的なフレーズを出せば、自己正当化されると思っているこの人物の感覚こそがおかしいと断じておきます。

僕が直裁的にものを述べるのが気に入らないのは理解してあげてもよいですが、こうした「食べて応援」というフレーズをわざわざ使っていることの意味を貶めることは許せないということです。

「木下の性格が悪くて嫌い」と思うのは、どうぞご自由に。

しかし、そんなにこちらを「性格が悪くて嫌い」とするなら、友人申請などは間違ってもしてくるなということです。

自分が必要な情報を取りに来て、裏で中傷するのは、まともな人間がすることではありません。

こういう救いようの無い愚か者がネット住民には多くて、本当にどうにもなりません。

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【5/15(日)木下黄太講演会in札幌】   

 

「原発事故後、5年が経過して確認すること」  

 

5月15日(13:30開場 14:00開演 16:15終了予定)  

 

佐藤水産文化ホール3F (JR札幌駅南口すぐ)  

 

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/390798/

 

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本日午後2時、地下鉄「東別院」近くの「イーブル名古屋」(名古屋市女性会館)で講演、直接御出で下さい。

2016-05-03 05:42:30 | 福島第一原発と放射能

予約がない方も、直接現地へお出で下さい。

【5/3(火・祝)原発事故後5年が経過して確認すること:木下黄太講演会in名古屋】

13:30開場 14:00~16:00  

イーブル名古屋 大研修室(名古屋市中区大井町7番25号 地下鉄名城線「東別院」1番出口から東へ徒歩3分 )

詳細⇒ http://kokucheese.com/event/index/389685/


震災対応で見えてきた政府などの問題点の整理。

地震リスクの長期化で、他県等への推奨される"一時"自主避難という状況。

地震の状態から考えて僕らはどこまでリスクを共有すればよいのか。

こうしたリアルに関して考えたいと思います。

更に最近、意識している人の多い、8000Bq/kg土壌問題に関しての、僕の見解をはじめて言うつもりです(メールマガジンなどにも未だ何も書いていません)。

いろんな意味で、僕にとってはターニングポイント的な意味合いもおおきい状態として名古屋講演にのぞむことになりました。

被曝に関してのみならず、貴女がみつめないとならないことが、3月上旬の沖縄や東京での講演よりも、多くなっているというのが私の現状認識です。

様々な様相で、ご関心のある向きは、ご来場下さい。

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【5/15(日)木下黄太講演会in札幌】   

「原発事故後、5年が経過して確認すること」  

5月15日(13:30開場 14:00開演 16:15終了予定)  

佐藤水産文化ホール3F (JR札幌駅南口すぐ)  

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まだ2万人以上が避難中の熊本地震対応より、実質中身が薄い欧州外遊を優先する安倍総理。あす名古屋講演。

2016-05-02 02:25:25 | 政治

あす火曜日に名古屋で、僕の講演会を行います。 

この熊本地震対応でみえてきたことについても話します。御出で下さい。

 【5/3(火・祝)原発事故後5年が経過して確認すること:木下黄太講演会in名古屋】

13:30開場 14:00~16:00  

イーブル名古屋 大研修室(名古屋市中区大井町7番25号 地下鉄名城線「東別院」1番出口から東へ徒歩3分 )

申込&詳細⇒ http://kokucheese.com/event/index/389685/

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安倍総理の欧州外遊日程に関して、ヨーロッパで気にしている真面目な日本人は多いです。

一番の感覚は、なぜ熊本地震対応の必要性が続いているのに、特に意味があると外形的に思えない外遊にいそしむのかと言うことでしょう。

例えば、ロンドンは 5日現地時間9時ロンドン到着 10時50分 日英首脳会談 12時10分 日英共同記者会見。

なんというか下々でおきている危機は直視しないと言う感覚が、ものすごく、今の政権に大きいことだけは、実感できますね。

安倍総理大臣の欧州及びロシア訪問
(平成28年5月1日~7日)
イタリア、 フランス、 ベルギー、 ドイツ、 英国、 ロシアを駆け足でまわります。

たしか前回のサミットの際は、安倍氏も下についたことのある福田総理の時期でした。

国会のガソリン暫定税採決の関連も考慮して、GW初旬の外遊は取りやめたはずです。

今回も一応、サミット開催国の下準備とされますが、ロシア以外は儀礼外交の枠を出る話ではありません。

何もないなら、行くのがおかしいとまでは思いませんが、現在の日本はどうでしょうか。熊本・大分では「4月14日夜以降の震度1以上の地震がきのう1日午後11時までに1126回に上った」と発表されている状況です。

50人近くが亡くなり、今も、二万人以上が避難したままです。

しかも地震の状態が従来と異なり先が読めないと気象庁が言う地震。

一回でなく、二回おきた地震です、しかも他地域に飛び火する可能性もありうる地震。

あきらかに非常時です。発生から、3週間も経過していません。

こうした状況の対応よりも、単なる儀礼外交でヨーロッパに行くことを優先する安倍総理。

その日程の枠組みについては、基本的に追随する官僚たち。

そのことを単純に「おかしい」と言わない、多数のマスメディア群(全てではないです)。

日本の狂った状態が、このゴールデンウィークにも世界に開陳されていると僕は思っています。

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だっげらいよんは作者都合で休載しました。ご了解下さい。