介護老人保健施設「保倉の里」へ入所している母と、スカイプ(Skype)を利用して面会をしました。
コロナ禍で、面会が出来なくなって半年が経ち、施設の計らいで、スカイプでの面会が出来るようになっています。杉やんは、今日が2回目でした。午後2時から10分ほど、顔を見ながらの話しでしたが、母は95歳になっているので話しが上手くかみ合わなかったですネ。
杉やん:「バァチャン、こんちは、元気でいたかね?、オレ誰だか分るよネ」
母:『・・・ん?、おまん(相手を呼ぶとき:方言)、誰だネヤ?』
杉やん:「おまんの子だねカネ。おまんの子に○○という名前の子がいたろネ」
母:『○○・・・、ん?、分からんわ。子供?、○○・・・』
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(痴呆が進んでいるようです・・・)
10分間はあっという間でした。
杉やん:「バァチャンや、周りの人の言うことをよく聞くようにしないや、イイ子にならなくちゃぁネ」
母は苦労人です。百姓家に嫁いできて、朝から晩まで田んぼや畑にいる母の姿を覚えています・・・。
杉やん:「バァチャン、今日はこれで終わりだけど、また、元気な顔を見せてクンナイ。じゃぁ、またね」
画面に向かって手を振ると、母も、ちょっと笑みを浮かべて手を振ってくれました。