俗物哲学者の独白

学校に一生引きこもることを避けるためにサラリーマンになった自称俗物哲学者の随筆。

時間の質

2008-03-30 20:36:01 | Weblog
 植物人間の状態で長生きしたいとは思わない。奴隷の身分で生き長らえたくない。奴隷よりはマシとはいえ、使い捨てにされる「社畜」として生き続けても無意味だ。
 生きることの質を考えるなら、楽しんでいる時間と主体的に考え・感じている時間だけが「充実した時間」と言えるだろう。少なくとも眠っている時間や単純作業をしている時間や暇潰しをしている時間や苦悶している時間は「充実した時間」とは言えそうにない。
 寿命が一定とするなら「充実した時間」のシェアを高めることが充実した人生へと繋がるのだから、差し当たって無駄な時間を減らすことが充実した人生のための第一歩となるだろう。

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