歩道を歩いていて後ろから自転車のベルが聞こえたらどうするだろうか。私はそのまま歩き続ける。ほんの少しぐらいなら脇に寄るかも知れないが、少なくとも歩道から出て道を譲るようなことはしない。なぜなら歩道の優先権は歩行者にあり、近付いていることを告知するためのベルなら合法だが、道を空けろという意味でのベルは違法だからだ。従って私は相手も道路交通法を知っているという前提で、極力左右にぶれないように気をつけて真っ直ぐに歩き続ける。私を追い抜く若い男の中には振り返る者もいる。「なぜ道を譲らないのか」とでも言いたげだ。しかし違法なのは彼であって私ではない。彼が私を咎めるのは全くお門違いだ。彼の不満は被害者の抵抗を非難する強盗のようなものであって理不尽だ。
なぜこんなことになるのか。法律を知らないからだ。道路交通法を知らないから早い者に優先権があると思っているからだ。しかし仮に事故が起こった場合、責任は100%彼にある。法律を知らなかったという理由で免責されることは無い。
私は彼に怒ろうとは思わない。彼の無知を哀れむ。悪いのは、ルールを教えない警察であり学校だ。あるいはこんな大切なことを学校で教えさせない文部科学省に対して怒るべきなのかも知れない。
巷には情報が溢れ返っているのに法律を知らない人が多過ぎる。マスコミは下らない番組をもっと減らして啓蒙活動に取り組むべきだろう。
なぜこんなことになるのか。法律を知らないからだ。道路交通法を知らないから早い者に優先権があると思っているからだ。しかし仮に事故が起こった場合、責任は100%彼にある。法律を知らなかったという理由で免責されることは無い。
私は彼に怒ろうとは思わない。彼の無知を哀れむ。悪いのは、ルールを教えない警察であり学校だ。あるいはこんな大切なことを学校で教えさせない文部科学省に対して怒るべきなのかも知れない。
巷には情報が溢れ返っているのに法律を知らない人が多過ぎる。マスコミは下らない番組をもっと減らして啓蒙活動に取り組むべきだろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます