俗物哲学者の独白

学校に一生引きこもることを避けるためにサラリーマンになった自称俗物哲学者の随筆。

天災と人災

2008-06-16 11:28:55 | Weblog
 天災を日本人は必然として受け入れる。人智が及ばないことに対して不満を持つことは天に向かってツバを吐くようなものだと考え勝ちだ。
 しかし天災は本当に諦めるべきことだろうか。海のほとりに住んでいて津波に会うことや耐震性の乏しい家で震災に会うことは少なからず人災ではないだろうか。
 通り魔や鉄道事故は人災で、地震や台風は天災とされるが割り切り過ぎではないだろうか。天災とされることにも人為的要因は決して少なくない。天災による被害はもっと減らせる筈だ。天災として諦めるべきではない。

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