俗物哲学者の独白

学校に一生引きこもることを避けるためにサラリーマンになった自称俗物哲学者の随筆。

六月の紫外線

2007-11-14 19:33:13 | Weblog
 ネットで紫外線の強さについて情報検索をするとバラバラのことが書き込まれている。一番強い月だけを見ても5月から9月まで見事に分かれており、およそ科学的でなく好き放題に書かれている状態だ。これは地上での紫外線の量を決める要素が3つあることを忘れているせいで、要素ごとにきっちり分解すればそんなヤヤコシイ話ではない。
 ①紫外線の照射・・・夏至(今年は6月22日)に一番強く、冬至に一番弱い。
 ②雲・・・雲は紫外線を吸収するので雨や曇の日には地上に届く紫外線は少ない。
 ③オゾン層・・・フロンガスによって破壊されることで有名になったオゾン層は9月に一番薄くなるらしいがどの程度影響するかよく分からない。
 以上から明らかなことは、梅雨の最中で雨や曇の日が多い6月中旬から7月中旬は、統計的には紫外線は弱いが、晴れた日の紫外線は8月より強いと推定される。警戒が薄い分、6月の晴の日の紫外線は要注意と言える。


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