以下の記事のコメントのお返事を致しました。宜しくお願い致します。
「盗まれたプレゼント」
「フィリピン人と犬」
「長女から贈られたクリスマスプレゼント」
「フィリピンでは年末が休み」
****************************************************
フィリピンでは1月2日から仕事始め。主人も昨日から出勤し、家は元の生活に戻りつつあります。
桃ちゃんの学校は来週月曜日からですが、
多分帰省した先生達の中で帰って来れない方がおられるからかもしれませんね。
帰省ラッシュで乗り物に乗れない場合もあるようなので。
今日は家のメイドさんの身の上話。
11月から家で働いている53才のメイドさんが居るのですが
彼女の人生、波瀾万丈です。
仮に彼女の名前をマリアンとします。(ブログ用仮名です)
マリアンのご主人は最初は浮気し、その後、浮気相手の女性Sさんと暮らし始めました。
その時、マリアンには子どもが3人でまだ小さかったとか。
しかしその後、直ぐにご主人は殺されてしまいます。
後で3人の容疑者の一人が捕まって自供すると彼らは雇われた暗殺業者で
頼んだのは同棲している奥さんのSさんだと言ったと驚きの発言。
もちろん犯行現場に居なかったSさんは否定。証拠もないので彼女は捕まりませんでした。
が、そのSさんという女性、ご主人が亡くなってお葬式が済んだ後、マリアンを訪ねて来て
「旦那の年金は私が貰うべきでしょ。社会保障庁に聞いたらあなたが放棄するなら私が貰えるって言われたから放棄して。最後に旦那が一緒に住んでたのは私なんだから。」
と。
フィリピンには離婚法がないので(主人が言うには世界でも離婚法がないのはフィリピンだけかもしれない・・って)
最初に結婚した人が遺族年金などを受け取れるわけで
後から何人の女性と同棲しても、例え子どもが居ても最初の奥さんしか貰えないらしいです。
(詳しくないんですが)
その時、放棄しなかったお陰でマリアンは今でもご主人の年金を貰っていて
子ども達はもう成人しているけれど本当に今まで助かったし、今でも助かってるそう。
そして約1年前、彼女の末っ子(娘さん)でまだ27歳くらいの方が亡くなられたのですが
そのお嬢さんは小学校教師の免許を取ってその当時、田舎の小学校で教えており
結婚もして当時2歳のお子さんも居たんですが
たまたま彼女が市場に買い物に行くと
容疑者を追いかけていた警官が容疑者に向かって発砲したつもりが容疑者には当たらず
マリアンの娘さんの左胸を直撃したので即死だったんですって。
当時2歳だったお孫さんはまだ独身のマリアンの他の子どもが今、育ててるそう。
と言うのは亡くなったお嬢さんのご主人とはその当時から別居していて子どもを引き取って仕事は出来ないと断ったらしくて。
警官はそんな大勢の居る場所で銃を発射してはいけないらしくて何かの罰を受けはしたらしいですが
その他にその警官が働く警察署が5万ペソ(約10万円)をマリアンに支払い、
その警官の給料から毎月引く方法をとった・・つまり警官がマリアンに示談金を払った形。
分からないけどこれって*「ホミサイド」じゃないんでしょうかね。
警官だから許されるんでしょうか。
*homicideは別の人間を殺す人間の行為。murder(殺人)はホミサイドの1つのタイプ。ホミサイドは場合によっては刑法で罰せられる行為ではなく、法的観点から殺人事件とは異なる。
日本なら業務上過失致死と言うのがそれに近いかもしれません。
5万ペソではお葬式代にも足りないけど
射った警官も自分と同じように貧しいから給料から引くのは可哀想・・・と思ってもっと必要だけど請求しなかったってマリアンは言うけど
マリアンの末娘さんの命はもう帰って来ないで悲しい時に
せめてお葬式代だけでもマリアンが借金しまくる事がないようにして欲しかったです。
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<どうでもいい菜の花家の食卓>

骨付き牛肉を圧力鍋で1時間ほど茹でました。

フィリピン料理は煮込み料理が多く脂身も多いので私は必ず脂抜きをしています。
圧力かけ終わった後のスープ、一見そんなに脂が多そうには見えません。

少し冷めてから身を外して骨は外の犬にあげます。

スープは目の細かい網で濾してから冷蔵庫へ。

冷蔵庫で固めた牛のリブから取ったスープは脂肪がこんなにたくさん。
上の脂肪を外してもまだ細かいのが残るのでさらに目の細かい網で濾します。

肉にも脂肪がくっついているのでもう一度茹でこぼします。

シニガンというフィリピン料理は酸っぱいスープ。
以前はシニガンスープの素を使っていましたが化学調味料には違わないので
今回はレモン汁と魚醤のみで味付けしました。
シニガンスープの酸っぱさはサンパロックの実、カミヤスの実などで付けるのが一般的ですが
それらの実、最近はなかなか市場以外では手に入りません。

が、レモンで十分美味しかったです。
主人がクリーンな味だと言ってたんですが溶けている脂肪がないせいもあるかも。

主人は同じ物をニ度出されるのはあまり好きじゃない人なので
さっきのシニガンスープをキムチのチゲにしました。
白菜と豆腐と味噌をちょっと足しました。

まだ使ってないのですが去年日本に帰った時にお料理好きな叔母に頂いた出汁の袋。(煮だし用)

春雨の代わりに韓国のサツマイモ澱粉の太い春雨を使用してサラダ。
黒酢や黒糖、ごま油でちょっと冷やし中華のような味に仕上げました。
今、マニラは広葉樹の葉っぱも散って冬。夜も涼しく気持ちよく寝られます♪
あと少しすると中国の旧正月のお祝いです。
「盗まれたプレゼント」
「フィリピン人と犬」
「長女から贈られたクリスマスプレゼント」
「フィリピンでは年末が休み」
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フィリピンでは1月2日から仕事始め。主人も昨日から出勤し、家は元の生活に戻りつつあります。
桃ちゃんの学校は来週月曜日からですが、
多分帰省した先生達の中で帰って来れない方がおられるからかもしれませんね。
帰省ラッシュで乗り物に乗れない場合もあるようなので。
今日は家のメイドさんの身の上話。
11月から家で働いている53才のメイドさんが居るのですが
彼女の人生、波瀾万丈です。
仮に彼女の名前をマリアンとします。(ブログ用仮名です)
マリアンのご主人は最初は浮気し、その後、浮気相手の女性Sさんと暮らし始めました。
その時、マリアンには子どもが3人でまだ小さかったとか。
しかしその後、直ぐにご主人は殺されてしまいます。
後で3人の容疑者の一人が捕まって自供すると彼らは雇われた暗殺業者で
頼んだのは同棲している奥さんのSさんだと言ったと驚きの発言。
もちろん犯行現場に居なかったSさんは否定。証拠もないので彼女は捕まりませんでした。
が、そのSさんという女性、ご主人が亡くなってお葬式が済んだ後、マリアンを訪ねて来て
「旦那の年金は私が貰うべきでしょ。社会保障庁に聞いたらあなたが放棄するなら私が貰えるって言われたから放棄して。最後に旦那が一緒に住んでたのは私なんだから。」
と。
フィリピンには離婚法がないので(主人が言うには世界でも離婚法がないのはフィリピンだけかもしれない・・って)
最初に結婚した人が遺族年金などを受け取れるわけで
後から何人の女性と同棲しても、例え子どもが居ても最初の奥さんしか貰えないらしいです。
(詳しくないんですが)
その時、放棄しなかったお陰でマリアンは今でもご主人の年金を貰っていて
子ども達はもう成人しているけれど本当に今まで助かったし、今でも助かってるそう。
そして約1年前、彼女の末っ子(娘さん)でまだ27歳くらいの方が亡くなられたのですが
そのお嬢さんは小学校教師の免許を取ってその当時、田舎の小学校で教えており
結婚もして当時2歳のお子さんも居たんですが
たまたま彼女が市場に買い物に行くと
容疑者を追いかけていた警官が容疑者に向かって発砲したつもりが容疑者には当たらず
マリアンの娘さんの左胸を直撃したので即死だったんですって。
当時2歳だったお孫さんはまだ独身のマリアンの他の子どもが今、育ててるそう。
と言うのは亡くなったお嬢さんのご主人とはその当時から別居していて子どもを引き取って仕事は出来ないと断ったらしくて。
警官はそんな大勢の居る場所で銃を発射してはいけないらしくて何かの罰を受けはしたらしいですが
その他にその警官が働く警察署が5万ペソ(約10万円)をマリアンに支払い、
その警官の給料から毎月引く方法をとった・・つまり警官がマリアンに示談金を払った形。
分からないけどこれって*「ホミサイド」じゃないんでしょうかね。
警官だから許されるんでしょうか。
*homicideは別の人間を殺す人間の行為。murder(殺人)はホミサイドの1つのタイプ。ホミサイドは場合によっては刑法で罰せられる行為ではなく、法的観点から殺人事件とは異なる。
日本なら業務上過失致死と言うのがそれに近いかもしれません。
5万ペソではお葬式代にも足りないけど
射った警官も自分と同じように貧しいから給料から引くのは可哀想・・・と思ってもっと必要だけど請求しなかったってマリアンは言うけど
マリアンの末娘さんの命はもう帰って来ないで悲しい時に
せめてお葬式代だけでもマリアンが借金しまくる事がないようにして欲しかったです。
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<どうでもいい菜の花家の食卓>

骨付き牛肉を圧力鍋で1時間ほど茹でました。

フィリピン料理は煮込み料理が多く脂身も多いので私は必ず脂抜きをしています。
圧力かけ終わった後のスープ、一見そんなに脂が多そうには見えません。

少し冷めてから身を外して骨は外の犬にあげます。

スープは目の細かい網で濾してから冷蔵庫へ。

冷蔵庫で固めた牛のリブから取ったスープは脂肪がこんなにたくさん。
上の脂肪を外してもまだ細かいのが残るのでさらに目の細かい網で濾します。

肉にも脂肪がくっついているのでもう一度茹でこぼします。

シニガンというフィリピン料理は酸っぱいスープ。
以前はシニガンスープの素を使っていましたが化学調味料には違わないので
今回はレモン汁と魚醤のみで味付けしました。
シニガンスープの酸っぱさはサンパロックの実、カミヤスの実などで付けるのが一般的ですが
それらの実、最近はなかなか市場以外では手に入りません。

が、レモンで十分美味しかったです。
主人がクリーンな味だと言ってたんですが溶けている脂肪がないせいもあるかも。

主人は同じ物をニ度出されるのはあまり好きじゃない人なので
さっきのシニガンスープをキムチのチゲにしました。
白菜と豆腐と味噌をちょっと足しました。

まだ使ってないのですが去年日本に帰った時にお料理好きな叔母に頂いた出汁の袋。(煮だし用)

春雨の代わりに韓国のサツマイモ澱粉の太い春雨を使用してサラダ。
黒酢や黒糖、ごま油でちょっと冷やし中華のような味に仕上げました。
今、マニラは広葉樹の葉っぱも散って冬。夜も涼しく気持ちよく寝られます♪
あと少しすると中国の旧正月のお祝いです。
