フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

英語思考だけど日本語で九九

2013年01月12日 05時22分24秒 | 子ども達とフィリピンの学校
桃ちゃんに今、日本語で九九を教えてます。
普段は英語しか話してない桃ちゃんの日本語ってちょっと外国人の方が話してるみたいな発音ですね。

日本語で100までだけ数えられるように教えてから九九を教えてるんですが
動画サイトで見つけたパパイヤさんの九九ダンスが本当に桃ちゃんのっちゃって
大助かり。




ビデオの始めに桃ちゃんが「また」と言ってるのは
その前に二の段のビデオを撮ったからです。

九九は来学年に習うのだけど
今8才で日本ではもう習ってるので覚えられる筈。

最初は英語で教えてたのだけど桃ちゃんは全然覚えられませんでした。
桜にも日本語で教えたので日本語で教えてみたらとても上手くいったので
私も日本語でしか言えないのでこのまま日本語で教える事にしました。

虎次郎にも九九は日本語で教えたけど
何故か学校で英語の九九を習うと英語の九九のみに切り替わったよう。

桃ちゃんの学校では計算ドリルが一切ないので
フィリピンの現地校に通っていて先生がドリルをさせない場合は家で補習が必要だと思います。



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<フィリピンの教育改革と学校の取った対策の違い>

フィリピンの学校は今学年(2012年6月)からアメリカの真似をして
幼稚園の年長さんと12年教育=合計13年教育が義務教育で無料になりました。

今までは10年教育。
ただ一部の私立は5才半~6才半を年長さんにし、小学校7年制、ハイスクール4年制=12年教育にして
生徒が17才半~18才半で卒業だったのです。

それで桃ちゃんの学校も今まで年長と呼んでた学年を小学校1年生と呼び名を変えただけで
授業内容は殆ど変えない予定らしいのです。

でも数日前にアテネオハイスクールの副校長に話しを聞くと
アテネオハイスクールでは小学校を今までの7年制から6年制に変更し
ハイスクールを今までの4年制から6年制に変更するそう。

私はこの方が生徒は得だと思います。
桃ちゃんの学校のやり方だと結局今までと変わらないし。
カリキュラムの変更もないらしいのです。

ちなみに虎次郎の卒業した国立サイエンスハイスクールは4年制から6年制に変更したんですが
カリキュラムにどのような変更があったのか詳しくは分かりません。
最後に聞いた時は今まで4年間でやってた事を6年に引き延ばしただけだと聞きました。

まあ、それも良いかもしれませんね。
ただフィリピンサイエンスハイスクールの問題は4年とか6年の問題じゃなくて
高校で大学の授業をやらせるのに
アメリカの高校のように大学の単位として認めないことです。

虎次郎はフィリピン大学で唯一認められている数学17という最初の数学だけは6時間の試験を受けて免除してもらいましたが、他の教科や次の数学は免除の試験さえなかったです。もっとも次の数学53というのは最終試験を免除してもらってましたが、そういう問題じゃなくて、やはり次に進んだ方が新しい事を学べるので虎次郎にとっては新鮮に学べるんじゃないかしら。

今、アニメやネットゲームに夢中な虎次郎は大学の授業が楽でチャレンジがないせいもあると思うので、
出来ればどんどん先に進ませてモティベーションを高めるシステムにして欲しいものです。

高校の単位を認めないなら試験をしたらいいだけのこと。
今は多分、虎次郎はかなり退屈。

こんな理由から大学1年生でフィリピンサイエンスハイスクールの生徒が妊娠したり、ゲーム中毒になって
大学にすら居られなくなるケースがたまにあるそう。

もっともフィリピンサイエンスハイスクールは科学技術省の管轄で
フィリピン大学とは経営が違うので
同じ政府でも対立しちゃって駄目ですね。

教育改革も何か抜けてる気がします。
桃ちゃんの学校の算数の教え方は本当に酷いです。
もっとも虎次郎が通ってたラサールも似ていて
算数の概念ばっかり教えて計算など殆どやらせてませんでしたっけ。
概念って言うのは計算式の名称など。
小学校の先生の資格は全教科教える資格なので先生がそもそも算数出来ないんですね。

フィリピンの学校の先生の資格は日本のように大学で何を専攻していても取れる教職資格じゃなくて
教育学部に入学して初等教育法、高等教育法などを卒業し、国家試験を受けるみたいです。
高等教育法だとさらに専門教科を選択します。
(あまり詳しくないので間違ってたら指摘して下さい、変更します)

この方法の欠点は大学で数学科を出ても小学校で算数の先生になれないこと。

もっとも桃ちゃんの学校は算数の教え方をコンサルタントが付いて指導してると聞いたけど
何も計算やらせてないので子ども達の時間はどんどん過ぎていき
将来数学が苦手な子ども達が目に見えるよう。
公文教室や他の数学専門の塾に通ってる生徒との差がどんどん大きくなります。




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<どうでもいい菜の花家の食卓>



鮭の切り身はこの形で売ってることが多い。
今回は余り物のピクルスとケイパーを組み合わせてみました。









スーハと呼ばれる柑橘系果物でサラダ。









久々にトンカツ。キャベツがないので白菜を千切りにして下に敷きました。




昨日から小雨・・。皆様、良い週末をお過ごし下さい!