昨日は運転手が仕事に来なかったので子どもの送り迎えなどして
朝6時半~8時、午前11時~午後6時までは運転していたか、何処かに停車して車の番をしていました。
運転手の仕事をしていたわけです。
主人は午後5時に夕食と決まっていますが
昨日はお願いして7時に変更。
この運転手さん、一昨日借金を申し込んできたんです。
3500ペソ(7千円くらい)。
それを断ったらその日の夜、携帯メールが来て
「お金を探してあるくので明日は仕事をお休みします。」
って。
先週、彼が通勤で使ってるオートバイを洗車中に
ホースで水を入れてはいけない場所に水を入れたからと動かなくなった事があって
彼は遠くに住んでるので「今日は家に泊まったら?明日、修理費を援助してあげるから。」と言ったことがあったのです。
と言うのは家の運転手さんは代々、オートバイを提供してあげ、車検やメンテ、登録料なども全部出してあげていたのだけど
彼のオートバイは2年前に主人が彼の名義で買ってプレゼントしたものだったので
(その頃、主人が地方で自転車乗りするのによく同行してくれていた)
彼が働きに来てからそういう費用は一切出してあげてなかったのです。
だから修理費くらいは出してあげよう、と主人と話してたわけ。
ところがよくよく聞いてみると
今回壊れたオートバイは主人が買ってあげたオートバイじゃなくて
去年の暮れに彼が友人から6千ペソ(1万2千円ほど)で安く買ったポンコツ・オートバイ。
このポンコツ・オートバイの修理に暮れのボーナスと給料を全部つぎ込んじゃった運転手。(約8000ペソ=1万6千円ほど)
それがまた壊れて今回は3500ペソ(7千円)必要だって言うのです。
てっきり主人が買ったオートバイと思っていたので
ポンコツ・オートバイの修理費と知った私は主人と相談してみるけど・・と曖昧な返事をして
その夜、主人に聞いたらそんな借金は認められないって。
そもそも生後3ヶ月の新生児を抱え、奥さんは生まれた時からずっと母乳が出ないそうでミルク代はもの凄い出費。
フィリピンは病院で出産すると新生児室で粉ミルクをどんどん飲ませて、
母乳を飲ます機会は何度もあるのですが
粉ミルクを時間通りにあげてるので赤ちゃんは寝ていて飲む筈がないのです。
というわけで病院で出産した人の多くは母乳が最初から出ないと飲ませてない人が多く、
殆どの貧しい人が自宅出産や近所の出産センター(入院施設がない)で出産後直ぐに帰宅などの場合は殆どが母乳という格差が生じてます。
彼の奥さんは彼が絶対に病院で出産させる、と決めていたので病院出産。
3万5千ペソ(7万円)ほどの出費だったとか。
それはともかく、彼も41才で初めて父親になった今、
ポンコツ・オートバイを購入するのは間違った決断だったと思うんです。(余計なお世話だけど)
借金を許せば、その借金の支払いは彼の給料から引くので手取りが減ります。
手取りが減ったら生活費に食い込む。
それに主人の会社が持っている地方銀行を調べたらこの運転手さんと奥さんの共同名義で普通預金に3万2千ペソ(6万円ちょっと)ほど貯金があったし。
運転手さんは「奥さんは貯金を下ろすのは許してくれない」と言うけど
だったらポンコツ・オートバイの修理に反対なんじゃないの?
早くお父さんとしての自覚を持って欲しいもの。
もうこれで仕事に来なくなったら私が運転すればいいや、と思ってたら今日は仕事に来たけど自転車で来た。(多分3時間くらいかけて)
そう言えば主人の買ったオートバイは次の給料でタイヤ交換するって言ってたけど
乗れないほどだとは知らなかった。
だったらボーナスなどをタイヤ交換に使えば良かったのに。
今、主人の銀行で抵当に入っていた土地を売り出していて
70平米で10万ペソ(20万円)という安さ。
運転手さんの家よりもずっと家から近いし治安も悪くないアンテポロという有名な教会がある地区の少し山よりの隣地区。
銀行も借金の抵当なので元さえ取れれば儲けなくても良いわけで
さっさと売りたいよう。
定職がある運転手さんは政府に住宅ローンを申し込むことも可能だし、
ポンコツ・オートバイの修理費で十分土地が買える・・と私や主人が思っても
肝心な本人はポンコツ・オートバイのことで頭がいっぱい。
今は何を言っても駄目なのかしら。
借金と言えば先日、アイロンおばさん(週に1回アイロンをかけに来てくれるおばさん)も5000ペソ(1万円ほど)貸して欲しい、
電気を止められるから・・と。
彼女の給料は1日400ペソ(800円)。しかも週1。
借金返すまで給料は要らないと言うけど返し終わるまで12週以上もかかる。
他のメイドにも借金をさせてないのに
通いでしかも働き始めたばかりのメイドさんに借金させるってどうなの・・と躊躇。
と言うか私は主人に了解を得るので直ぐには出せないけど、どうせ。
でも色々事情を聞いていると突然アイロンおばさんがポロッと言っちゃったのです。
「実はね、5000ペソ借りたら電気代を払うんじゃなくて生協に預けて高い利息を貰いたいの。」
だって。
え~~~~~!!
家が彼女の預金を先払いするのって変でしょう。
貯金しなさいよ、3ヶ月間。
もし何だったら3ヶ月間お給料キープしてあげましょうか、
いや、そらならいいです・・って。
**********************************************************
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/7d/6c3d7f2641ae4744bbed0eff435ba1e5.jpg)
1月7日、息子虎次郎がクリスマス前に取りに行く筈だったフィリピン学の授業の資料を取りに行ってあげました。
虎次郎は去年の暮れに2度行ったけど2度とも閉まってたコピーセンター。
大学の先生は授業で使う資料をコピーセンターに預けて
生徒が先生の名前を言うとこのお姉さんがコピーして渡してくれる仕組み。
休暇中に読んでおくようにって資料だったので
明日から授業って時に虎次郎は午前10時に取りに行くと言ってたのに
私がその時間、うたた寝してしまったら「もう行かない」って。
虎次郎は時間通りが狂うと昔から調整にとても手間取ったのです。
実は桃ちゃんも同じなのですが
桃ちゃんは虎次郎のお陰で早く気づいてあげられて
時間がずれた時の調整の仕方も上手くいくようになりました。
癇癪になるのを防げるようになってきたんです。
虎次郎の時はそれに気づくのに時間がかかった。
何で怒ってるのか分からなくて我が侭だと思って怒ったり叩いたりしてたので調整を教える機会を長年逃してしまった。
まさか予定がずれたから・・とは思わなくて。
そんなわけで取りに行ってきました。
フィリピン学の建物が何処か分からなくて色々歩き回ったので気持ちの良い運動になり、
若い人に混じってちょっと学生気分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/5e/d7cd935136b780b144bf0b8086997a75.jpg)
オーディオ・ヴィジュアル・ルーム(AVR)では飲食禁止とタガログ語で書いてあります。
さすがフィリピン学の建物。
いつもコメント下さるショウタさんにスライド式に写真を載せられると教えて頂いたので試してみました。
写真右下の拡大サインをクリックすると別ウィンドウが開いてもう少し大きな画面でご覧頂けるようです。
フィリピン大学文学部フィリピン学科
写真の説明が出来ないのがちょっと残念ですが
フィリピン学の建物の周辺です。
闘鶏用の鶏やフィリピンの民話を元にした彫刻、
それからフィリピン学の教室のある廊下や掲示板のポスター、学生が利用する青空売店などなど。
頭の毛が魚の形の女性の像、ちょっと変わってますよね。
そういう民話があるのでしょうか。
ギリシア神話などは体の一部が動物になっていたりしますが彼女は髪の毛だけ。
もっともテレビのニュースで真面目に
「何々地域のこの家の女性は出産してみると生まれたのは魚でした。」
な~んて放送してるフィリピンですから(そして皆信じている)
生き物と人間は近い存在なのでしょう。
こういうのはインドやイスラムの民話の影響なのかしら。
今日のマニラは曇り。でも朝からお洗濯です。乾くといいなあ。
朝6時半~8時、午前11時~午後6時までは運転していたか、何処かに停車して車の番をしていました。
運転手の仕事をしていたわけです。
主人は午後5時に夕食と決まっていますが
昨日はお願いして7時に変更。
この運転手さん、一昨日借金を申し込んできたんです。
3500ペソ(7千円くらい)。
それを断ったらその日の夜、携帯メールが来て
「お金を探してあるくので明日は仕事をお休みします。」
って。
先週、彼が通勤で使ってるオートバイを洗車中に
ホースで水を入れてはいけない場所に水を入れたからと動かなくなった事があって
彼は遠くに住んでるので「今日は家に泊まったら?明日、修理費を援助してあげるから。」と言ったことがあったのです。
と言うのは家の運転手さんは代々、オートバイを提供してあげ、車検やメンテ、登録料なども全部出してあげていたのだけど
彼のオートバイは2年前に主人が彼の名義で買ってプレゼントしたものだったので
(その頃、主人が地方で自転車乗りするのによく同行してくれていた)
彼が働きに来てからそういう費用は一切出してあげてなかったのです。
だから修理費くらいは出してあげよう、と主人と話してたわけ。
ところがよくよく聞いてみると
今回壊れたオートバイは主人が買ってあげたオートバイじゃなくて
去年の暮れに彼が友人から6千ペソ(1万2千円ほど)で安く買ったポンコツ・オートバイ。
このポンコツ・オートバイの修理に暮れのボーナスと給料を全部つぎ込んじゃった運転手。(約8000ペソ=1万6千円ほど)
それがまた壊れて今回は3500ペソ(7千円)必要だって言うのです。
てっきり主人が買ったオートバイと思っていたので
ポンコツ・オートバイの修理費と知った私は主人と相談してみるけど・・と曖昧な返事をして
その夜、主人に聞いたらそんな借金は認められないって。
そもそも生後3ヶ月の新生児を抱え、奥さんは生まれた時からずっと母乳が出ないそうでミルク代はもの凄い出費。
フィリピンは病院で出産すると新生児室で粉ミルクをどんどん飲ませて、
母乳を飲ます機会は何度もあるのですが
粉ミルクを時間通りにあげてるので赤ちゃんは寝ていて飲む筈がないのです。
というわけで病院で出産した人の多くは母乳が最初から出ないと飲ませてない人が多く、
殆どの貧しい人が自宅出産や近所の出産センター(入院施設がない)で出産後直ぐに帰宅などの場合は殆どが母乳という格差が生じてます。
彼の奥さんは彼が絶対に病院で出産させる、と決めていたので病院出産。
3万5千ペソ(7万円)ほどの出費だったとか。
それはともかく、彼も41才で初めて父親になった今、
ポンコツ・オートバイを購入するのは間違った決断だったと思うんです。(余計なお世話だけど)
借金を許せば、その借金の支払いは彼の給料から引くので手取りが減ります。
手取りが減ったら生活費に食い込む。
それに主人の会社が持っている地方銀行を調べたらこの運転手さんと奥さんの共同名義で普通預金に3万2千ペソ(6万円ちょっと)ほど貯金があったし。
運転手さんは「奥さんは貯金を下ろすのは許してくれない」と言うけど
だったらポンコツ・オートバイの修理に反対なんじゃないの?
早くお父さんとしての自覚を持って欲しいもの。
もうこれで仕事に来なくなったら私が運転すればいいや、と思ってたら今日は仕事に来たけど自転車で来た。(多分3時間くらいかけて)
そう言えば主人の買ったオートバイは次の給料でタイヤ交換するって言ってたけど
乗れないほどだとは知らなかった。
だったらボーナスなどをタイヤ交換に使えば良かったのに。
今、主人の銀行で抵当に入っていた土地を売り出していて
70平米で10万ペソ(20万円)という安さ。
運転手さんの家よりもずっと家から近いし治安も悪くないアンテポロという有名な教会がある地区の少し山よりの隣地区。
銀行も借金の抵当なので元さえ取れれば儲けなくても良いわけで
さっさと売りたいよう。
定職がある運転手さんは政府に住宅ローンを申し込むことも可能だし、
ポンコツ・オートバイの修理費で十分土地が買える・・と私や主人が思っても
肝心な本人はポンコツ・オートバイのことで頭がいっぱい。
今は何を言っても駄目なのかしら。
借金と言えば先日、アイロンおばさん(週に1回アイロンをかけに来てくれるおばさん)も5000ペソ(1万円ほど)貸して欲しい、
電気を止められるから・・と。
彼女の給料は1日400ペソ(800円)。しかも週1。
借金返すまで給料は要らないと言うけど返し終わるまで12週以上もかかる。
他のメイドにも借金をさせてないのに
通いでしかも働き始めたばかりのメイドさんに借金させるってどうなの・・と躊躇。
と言うか私は主人に了解を得るので直ぐには出せないけど、どうせ。
でも色々事情を聞いていると突然アイロンおばさんがポロッと言っちゃったのです。
「実はね、5000ペソ借りたら電気代を払うんじゃなくて生協に預けて高い利息を貰いたいの。」
だって。
え~~~~~!!
家が彼女の預金を先払いするのって変でしょう。
貯金しなさいよ、3ヶ月間。
もし何だったら3ヶ月間お給料キープしてあげましょうか、
いや、そらならいいです・・って。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/7d/6c3d7f2641ae4744bbed0eff435ba1e5.jpg)
1月7日、息子虎次郎がクリスマス前に取りに行く筈だったフィリピン学の授業の資料を取りに行ってあげました。
虎次郎は去年の暮れに2度行ったけど2度とも閉まってたコピーセンター。
大学の先生は授業で使う資料をコピーセンターに預けて
生徒が先生の名前を言うとこのお姉さんがコピーして渡してくれる仕組み。
休暇中に読んでおくようにって資料だったので
明日から授業って時に虎次郎は午前10時に取りに行くと言ってたのに
私がその時間、うたた寝してしまったら「もう行かない」って。
虎次郎は時間通りが狂うと昔から調整にとても手間取ったのです。
実は桃ちゃんも同じなのですが
桃ちゃんは虎次郎のお陰で早く気づいてあげられて
時間がずれた時の調整の仕方も上手くいくようになりました。
癇癪になるのを防げるようになってきたんです。
虎次郎の時はそれに気づくのに時間がかかった。
何で怒ってるのか分からなくて我が侭だと思って怒ったり叩いたりしてたので調整を教える機会を長年逃してしまった。
まさか予定がずれたから・・とは思わなくて。
そんなわけで取りに行ってきました。
フィリピン学の建物が何処か分からなくて色々歩き回ったので気持ちの良い運動になり、
若い人に混じってちょっと学生気分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/5e/d7cd935136b780b144bf0b8086997a75.jpg)
オーディオ・ヴィジュアル・ルーム(AVR)では飲食禁止とタガログ語で書いてあります。
さすがフィリピン学の建物。
いつもコメント下さるショウタさんにスライド式に写真を載せられると教えて頂いたので試してみました。
写真右下の拡大サインをクリックすると別ウィンドウが開いてもう少し大きな画面でご覧頂けるようです。
フィリピン大学文学部フィリピン学科
写真の説明が出来ないのがちょっと残念ですが
フィリピン学の建物の周辺です。
闘鶏用の鶏やフィリピンの民話を元にした彫刻、
それからフィリピン学の教室のある廊下や掲示板のポスター、学生が利用する青空売店などなど。
頭の毛が魚の形の女性の像、ちょっと変わってますよね。
そういう民話があるのでしょうか。
ギリシア神話などは体の一部が動物になっていたりしますが彼女は髪の毛だけ。
もっともテレビのニュースで真面目に
「何々地域のこの家の女性は出産してみると生まれたのは魚でした。」
な~んて放送してるフィリピンですから(そして皆信じている)
生き物と人間は近い存在なのでしょう。
こういうのはインドやイスラムの民話の影響なのかしら。
今日のマニラは曇り。でも朝からお洗濯です。乾くといいなあ。
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