ルーヴル・ピラミッドは、ルーヴル美術館の中央入口となっているガラスのピラミッドで、小さなピラミッドとその中央にある大きなピラミッドで構成されています。また、ルーブル美術館正面の地下街には、ピラミッドを縮小して逆さにした「逆ピラミッド」が造られており、天窓の役割を果たしています。『ダ・ヴィンチ・コード』は、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』でキリストの右隣には女性らしき性別の人物が座っており、マグダラのマリアではないかとする説を紹介しています。「聖杯は古のロスリンの下で待ち、その門を剣と杯が庇い護る。匠の美しき芸術に囲まれて横たわり、ついに星の輝く空の下に眠る。」・・・「逆ピラミッドは女性のシンボルである聖杯を意味する。上向きの石のピラミッドは男性のシンボルである剣を意味する。満天の無数の星の下、数多くの名画に囲まれ眠るマグダラのマリアのお墓がこの下にある!」と・・・
「近代絵画の父」と呼ばれた印象派の巨匠ポール・セザンヌ。セザンヌの故郷エックス・アン・プロヴァンスには、自ら設計し、晩年の4年間を過ごしたアトリエがあります。テーブルの上に置かれた果物や水差しなどは、セザンヌが晩年に描いた静物画そのままです。特に、「りんご」は、最も好んだ題材で、「りんごひとつでパリを驚かせたい」という願い通り、世界中の美術館で永遠にその姿を留めています。また、セザンヌは1880年代半ばからサント・ヴィクトワール山の連作に取り組み、以後、ライフワークとして描き続けました。アトリエ前のポール・セザンヌ通りを上っていくと、マルグリットの小道と呼ばれる坂があり、その上から彼はいつもこの山を見つめました。現在はそこに9枚の絵の複製画が並んでいて、その絵を見ながら彼と同じ目線で景色を堪能することができます。
オルセー美術館は、古き良き19世紀のパリの面影を色濃く残す美術館です。オルセー美術館の建物は、1900年にパリで開催された万博のために建設されたオルセー駅を再利用し、1986年にオープンした美術館です。(内部は下の写真のように鉄道駅だったころの面影を残しています)原則として1848年の2月革命から1914年の第一次世界大戦開戦までの期間の美術館がオルセー美術館に、この期間以前の美術品はルーヴル美術館に、以降の美術品が国立近代美術館に所蔵されているそうです。教科書で見たようなゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、ルノアール、モネ、ミレーなど印象派の傑作が展示されています!
オランジュリー美術館は、もともとはオレンジを育てるための温室でしたが、モネの睡蓮の連作を展示するために美術館として整備されたそうです。睡蓮の展示室は、生前のモネが望んだ通り、窓から自然の光を取り入れた作りに改装されました。建物の壁はガラス張りになっていて、かつてオレンジ温室だった名残がうかがえます。「睡蓮」は8点の大作からなる連作で、360度、睡蓮に囲まれ、幻想的な世界を味わうことができます。池の水辺に反射する太陽の光、空の色や雲が陰る巧みな色使い、モネが「光の画家」と呼ばれるゆえんではないでしょうか。
プーケット島は、アンダマン海に浮かぶ島で、熱帯雨林と山に覆われています。タイ最大の島でもあり、エメラルドグリーンの美しい海と真っ白な砂浜があることから、「アンダマン海の真珠」とも呼ばれています。 Kalima Resort & Spa Phuketは、プーケットを代表するパトンビーチの北隣のカリムビーチの山際に建つ絶景ホテルです。ホテルのあらゆる場所から、アンダマン海の美しい景色や広々としたパトンビーチを楽しむことができます。
パリのオペラ座(オペラ・ガルニエ)には、「夢の花束」と言われるシャガールの天井画があります。シャガールは絵画全体を5つの色に区分して、各区画に著名な音楽家とその作品の様子を描きこみ、さらにパリの代表的な風景をちりばめたそうです。オペラ座では、昼間の公演(マチネ)がない日であれば、建物内部を見学できるようになっています。マチネの終わりに・・・夢の花束・・・素敵ですね!
ポン・デザール橋(芸術橋)は、「愛の南京錠の橋」として有名でしたが、2014年6月に南京錠の数が増えすぎて(愛の重みで)フェンスの一部が倒壊。現在は、透明パネルで南京錠はかけられませんが、欄干にはまだ残っていました。ポン・デ・ザール橋に南京錠をかけることが出来なくなり、今は、オルセー美術館からオランジェリー美術館をつなぐレオポール・セダール・サンゴール橋が南京錠のメッカとなっているようです!
「台北101」には、89階に直径5.5m、重さ660tの重りが設置されています。87階から92階にかけてある吹き抜け空間に、風による振動を緩和するための巨大な「TMD」(チューンドマスダンパー)が設置されています。チューンドマスダンパーとは、輪切りにした銅板を何層も重ねて球状にしたものです。ここに設置されたものは、最大一枚あたり直径5.5m、厚さ12.5㎝もあり、41層分を重ねて溶接しています。
台湾らしいノスタルジックな赤い提灯、坂道に並ぶ古い台湾の街並みは、まさに 千と千尋の世界観そのもの!九分は山の斜面にできた 金鉱都市 で、かつては金や石炭が多く採掘されていましたが採掘量の減少により1971年に閉山となりました。その後、 侯孝賢監督の映画「非常都市」の舞台になったことをキッカケに映画ファンが訪れ、 ジブリ映画「千と千尋の神隠し」 で世界に知れ渡りました。
Mercure Jakarta Pantai Indah kapuk HOTELのロビーに鎮座しているのは、シルバーバックではなく色鮮やかな「金色のゴリラ(オランウータン?)」とウリ坊ではなく「レインボーのカバ」、空港には「赤いゾウ」、街中には「カラフルなゴミ箱」・・・ “力強さ”“色鮮やかさ”“強いコントラスト”が印象的ですね!