我が家では、夫の父と同居しているのだが、同居したことのない人にはわからない、大変さがある。
義父がまだ元気だった頃は、意見が対立し、よく喧嘩になったが、歳をとったら今度は、そそうをするようになり、家中ウンチとオシッコの臭いなのである。
洗濯機もウンチの臭いがするし、お風呂は、義父が入った後は、綺麗に洗ってお湯を入れなおさないと、入れない。
お年寄りと同居することの利点ばかりがとりだたされているが、このような面が語られる事は少ない。
認知症のお年寄りを抱えた家族はもっと大変だ。
年寄りと一緒に暮らすということは、ある意味、一緒に暮らしたことのない人にはわからない、貴重な経験をしているのではないかと思う。
世の中、年寄りと一緒に暮らすという苦労を全く経験しないまま、一生を終える人もいるだろう。
だけど、また次に生まれてきた時に、経験しなければならないかもしれない。
そうしないと、次に行けないのかもしれない。
年寄りと一緒に暮らすことで、老いた人間のどうしようもない姿を見てしまう。
年をとっても、誰にも迷惑をかけずに、最後まで綺麗に凛として亡くなる者もいる。
私の祖母もそうだった。
亡くなるまで、ひとりでトイレに行き、くさい臭いが全くなかった。
この違いは、一体どこにあるんだろうと、思う。
祖母は、 人間的にも良い人でした。
私の知り合いに、人のやること、持ち物、服装などをけなす人がいる。
その知り合いをAと言おう。
Aは、自分の物差しで人をはかって、自分の価値観と合わない人をけなすのだ。
だから、ちょっとみんなとは変わった考え方、服装、持ち物を持つ人をけなす。
一人一人が独自の価値観を持つことが理解できないのだ。
だから、個性的な人はAにとって、絶好のけなす相手となる。
Aの価値観は、周りの人よりもいち早く流行に乗ること。
だから、流行に乗り遅れている人をけなしたり、馬鹿にしたりする。
Aは、ある人をけなすことによって、自分が良い立場に立とうとする。
友人を悪者に仕立て上げ、自分はその被害者だと言い、周りから良く思われようとする。
だから、Aには、本当の親友がいない。
だって、Aは、今まで一度も友達をほめたことがないのだ。
友達の考え、服装、持ち物、それらに共感したり、寄り添ったりはしないのだ。
いつも、Aは、人よりも上でいたいし、友達はAよりも下でなければならないのだから。
自分を尊重してもくれず、馬鹿にしたり、けなすだけのAと、誰が親友になりたいだろうか。
親友になったが最後、その人はAの言動に傷つき、常にけなされ、いらいらするだけとなる。
そして、その友達は疲れ果て、Aの本性を見抜き、Aから距離を置いてしまうのだ。
それなのに、Aは、自分は何も悪くないのに、親友からひどい事をされたと、周りに言いふらし、自分は良い人だと思われようとするのだ。
T子さんは、常に流行を追いかけ、高いファッション雑誌を買っては流行の服を買う。
バッグも、どんどん新しいものを買う。
T子さんの子供たちもそうで、お金が無くても、友達と同じものを買い、流行を追いかける。
それで、T子さんは、多額の借金を抱えてしまっている。
お金も無いのに、子供をすごくお金のかかる専門学校に入れ、その返済に追われている。
お金が無くても、節約できないから、どんどんお金は減る一方なのだ。
流行のものを身につけなければ、他人から馬鹿にされると、思っているのだろう。
子供にも、家計が苦しいから、節約しろとは言わないようだ。
T子さんは、この多額の借金は、子供が働くようになれば、なんとかなると思っているのだ。
なんとかなればいいのだが、どうなることだろう。
かたや、必要ないものはほとんど買わずに、節約してお金をためているH子さんもいる。
服もほとんど買わず、美容院にも行かない。
もちろん、流行も追わないし、流行を追いたいとも思わない。
周りのお母さんたちから白い目で見られたり、馬鹿にされてもなんのその。
H子さんは、自分の信念に従い、お金を貯めて夢を追いかけるのだ。
必要なもの以外は買わないけれど、しっかり家族と旅行に行ったりしている。
私は、今までこの方を知らなかったのですが、ネットで調べてみると、作家で、何度も整形手術を繰り返して美しくなった方なのですね。
以前の画像をみると、美しかったんだなと思いますが、入院してからは別人のようにムーンフェースになってしまいましたね。
ステロイド剤のパルス療法のせいなのでしょう。
難病にかかってしまったのですね。
よく分からないけど、何度も整形手術を行ったことと、関係があるのではないかと、そんな風に思ってしまいます。
マイケルジャクソンも、整形手術を繰り返し、体がボロボロになってしまって、早死にされてますからね。
手術では、麻酔薬、抗炎症剤、抗生物質など、大量に使用しますし、体に何度もメスを入れるのは、やはりリスクがあるんじゃないでしょうか。
子供の知人のR子さんは、美人で28歳で幼い子供がいます。
旦那さんは、元不良で、旦那さんの父親は、ちょっと怖い系の人のようです。
R子さん達の夫婦喧嘩は、派手で、旦那さんは怒ると物を壊すそうです。
この間も夜中に派手に喧嘩して、子供が起きてしまい泣いていたそうです。
そんなR子さん、ある若い男性を好きになってしまいました。
そして、二人で休日に子供を実家に預けて、遊びに行って、夜遅くに帰ってきたようです。
若い男性は、もちろん独身。
二人で遊びに行ったことを、どうやら旦那さんに気付かれてしまったようです。
旦那さんは、この若い男性に何か危害を加えるでしょうか?
この若い男性は、まだウブなので、世間知らずだからR子さんと遊びに行ったのです。
もし、R子さんの旦那さんが怖い人だと知ってたら、怖くてR子さんと遊びになど行けませんよね。
だから、R子さんが今まで好きになった男性は、R子さんの旦那さんを知っているから、R子さんを誘わなかったわけです。
私には長年に渡って続いている友人で、A子さんという人がいる。
A子さんとは、価値観や趣味が違うのだが、出身地が同じということもあって、月に一度くらいの割合でランチを共にして、他愛もない話をしている。
A子さんと私は価値観が違うため、時々ムッと来ることがある。
おそらくA子さんも私に対してムッと来ることがあると思う。
私は、価値観は人それぞれ違うので、お互いを尊重すべきだと思っているので、A子さんのやることに関しては口をはさまない。
だが、それをA子さんは、私が友人に対して無関心すぎると思って、ムッと来るらしい。
しかし、私は、自分の行動に関して、A子さんから指図されるのが、すごく嫌なのである。
というのは、A子さんの助言は、A子さんの価値観の押しつけに過ぎないからである。
だから、私はA子さんには何も相談せずに、自分で決めて自分で行動している。
それが、A子さんにしてみれば、私はA子さんの言う通りに動かない人、駄目な人となるらしい。
A子さんは、自分の価値観こそが一番で、それに反する価値観の持ち主は、ダメ人間、頭の悪い人、賢くない人と決めつけてしまう。
なので、A子さんの夫も娘も、A子さんのいいなりで、A子さんの言うとおりに行動している。
しかし、成人したA子さんの娘が、今後もA子さんのいいなりに人生を歩むのかどうかは分からない。
また、ずっとA子さんのいいなりに動いてきた旦那さんが、今後もA子さんのいいなりに動き続けるかは分からない。
(もっとも、A子さんを選んだ旦那様は、やはり賢くなかったというべきか・・・)
それを、私は今後もA子さんとランチをしながら、観察し続けることになる。
また、A子さんも、価値観の違う私の行動を馬鹿にしながら、私を観察し続けるのだろう。
A子さんには振り回されないように、つかず離れず、距離を保ち続けることが大切だと痛感しているのだ。
(A子さんには、今まで色々と嫌な思いをしたことがあるので。)
A子さんの価値観
外見が一番大事 モノに執着する ブランド物が大好きで詳しい 流行こそが大切
人が身につけている服やバッグを、とことん観察し、自分の価値観に合わない安物の服やバッグを馬鹿にする ライブに行くことが生きがい ライブに行かない人を馬鹿にする
ファンタジー嫌い
私の価値観
雰囲気が一番大事 モノには執着しない ブランド物は好きでも嫌いでもなく、自分の好きなものが一番 流行には乗らない 他人が何を着ようがどんなバッグを持とうが見ていないし覚えていない ライブには興味がないので行かない ファンタジー大好き
Cさんは、40歳で独立し、社会的に成功を収めております。
背も高くハンサムで、女性からも、もてます。
でも、遊び人で、浮気も数知れず、夜遅くまで飲み歩きます。
男性からも好かれるCさんは、浮気はしても、奥さんとも仲が良いのです。
そんなCさんなのですが、Cさんの行いの報いはやはり返ってきているようです。
良い事も、悪いことも、やはり返ってくるのです。
Cさんは、たくさんの女性と付き合い、子供が出来るとおろさせました。
Cさんは、見た目、健康そのものなのですが、ある病気の保菌者なのです。
それは、Cさんの女性遍歴の多さから来たものなのでしょう。
それゆえ、Cさんに近づく女性は、お金目当ての女性しかいなくなったのでしょう。
私は、このところ、ずっとある難病の方のブログを過去記事から遡って読んでおります。
この方(Aさん)は、とても頑張りやさんで、40代まで正社員として働いておりました。
しかし、とうとう病気には勝てず、今は自宅で闘病生活をおくっております。
Aさんは、自分に大変厳しい方なので、きちんと働くために、具合が悪ければ医者に行き、ステロイド剤などの薬も指示通り飲んできました。
今でも、きちんと医者にかかり、薬を飲んでおります。
しかし、ここ数年間は、本当に気の毒になるような、悲惨な闘病生活を送っておられるのです。
Aさんは、自分は間違っていないと思っていることでしょう。
世の中の常識が、病気になったら医者に行き、医師の指示通りに薬を飲むのが正しいと思っているからです。
しかし、私は、Aさんは、医者に行かず、薬を飲まなかったら、今こんなに悲惨な闘病生活をおくることはなかったんじゃないかと思ってしまいます。
もちろん、難病と診断されてからの薬だけではなく、それ以前にも、Aさんは働くために様々な薬を飲んできたのです。
私は、Aさんの生き方を否定する気にはなれません。
だって、働くためには病気であってはいけない、というのが、今の世の中の常識だからです。
だから、病気を持ちながら働く人は、薬を飲みながら、病気とばれないように健康な人のようにふるまいます。
でも、病気を薬で抑えれば抑えるほど、ある時、押さえられたものが一気に襲ってきて、働けないくらいに具合が悪くなってしまうのです。
私はAさんを応援しています。
今後も頑張って闘病生活を送っていってほしいと思ってます。
でも、悲しいです。
この世の仕組みが、健康な人をモデルに出来上がっていることがです。
なぜか、病院は、病気の人からお金を取ります。
その上、病気だという理由で、解雇されたり、働き口がなかったりするのです。
今の世の仕組みは、なんだかおかしいと思います。
病気の人へこそ、その人ができる仕事を与え、お金を払い、病院代は無料にしなければならないと思うのです。
私のように専業主婦しながら、のんびりだらだら、仕事もせずに、しかし、医者にも行かず薬もなるべく飲まずに生きるのが正しいのか・・・・
はたまた、Aさんのように、病気でも倒れるまで薬を飲みながら健康な人と同じように働き、残りの人生は悲惨な闘病生活をおくるのが正しいのか・・・・
しばらくぶりで、訪ねたある癌の方のHPには、その方が亡くなったことが書いてありました。
ちょっとショックでした。
この方は、西洋医学による癌治療を一切拒否し、食事と健康食品で頑張っておられる方でした。
健康食品では、プロポリスを飲まれていたようですが、プロポリスは天然のステロイド作用があるので、それで免疫力が上がらなかったのかもしれません。
癌と診断されて、五年後の死でした。
その方は、癌と診断される一年くらい前に、全身のアトピーで入院し、大量のステロイドを投与されたようです。
そのステロイド剤が、全身の免疫力を下げ、癌を誘発したのかもしれません。
この方は、色々と活動し、頑張っておられた方で、亡くなったことは大変残念です。
西洋医学による癌治療、東洋医学や健康食品による癌治療、はたまた、自然治癒力による癌治療、どれを選ぶのかは自分自身が決めることです。
医者のいいなりに、手術や抗がん剤を使うのか、拒否するのか。
自分で考え、自分で決めたことならば、たとえ、悪い結果となったとしても、悔むことはないと思います。
だから、自分で決められるように、自らがいろんな事を学ばなければならないのです。
病気になったら医者任せ、それで副作用が出たり、亡くなったりしても、医者が悪い、だけでは、駄目なのだと思います。
なにより、病気になって医者に行くのは、本人が決めたことなのですから
癌と言っても、人それぞれで、治る人もいれば、助からない人もいる。
私の父は末期の肺がんで、入院して二週間で亡くなってしまいました。
でも、叔父は初期の喉頭がんが見つかり、放射線治療を数カ月受け、発病から13年くらいたつのに、毎日元気に過ごしております。
再発もなく、もう今年83歳になります。
友達のお父さんは、大腸がんの手術を受け、抗がん剤治療をしましたが、10年たった今も、再発はしていません。
現在85歳で、三年前に骨折してから寝たきりの生活を送っております。
癌で、西洋医学の治療で治る人もいれば、治らない人もいる。
白血病や乳がんで亡くなった芸能人もたくさんいる。
癌の治療に自然療法しかないとか、化学療法しかないとか、一概に言えないと思うけれど、どちらを選ぶかはその人自身で決めなくてはならないと思う。