実は3月11日の大震災のあった日、自分にとってはありえない、不可解な出来事がありました。
というのは、その日は予約してあったいつもの医者に行く日だったので、午後2時半前に家を出ました。
車で出かけたのですが、出かけてすぐの交差点で、対向車線を走ってきた軽自動車が私の目の前でガードレールにぶつかりました。
軽自動車のフロントはかなり凹んでしまったようでした。
ドキッとしましたが、急いでたので、私はそのまま交差点を直進し、医者に向かいました。
受付で「保険証を見せてください」と言われたので、いつものバッグの中に入れていた保険証入れの中を探しましたが、どうしても見つかりません。
(このバッグの内ポケットの中には、常に小さなサイババの写真立てを入れてます。)
空いている席に座って、保険証入れやバッグの中を丁寧に探しましたが、それでも見つかりません。
保険証入れのなかから、診察券を全部出して、一枚一枚丁寧に見ていきましたが、それでも見つかりません。
もう諦めかけて、これが最後と思って、もう一度診察券を全部出して一枚一枚丁寧に見ていきました。
もうすでに、保険証の中の診察券は四回も出しております。
そしたら、なんと、いつもの場所に自分の保険証が入ってたのです。
ありえない、と思いました。
何度も何度もその部分は探した場所でしたから。
それで、診察を終えて、保険証を受付に見せて、医者を出たのが2時45分。
そして、その二分後、いつもの調剤薬局に車を停めたと同時に、車が揺れだしました。
保険証が突如として「消えた」なんて、私としてはありえない出来事で、今回の地震と何か関係あるのかと、不思議な気持ちがしております。
物理学の法則からは考えられないような事が、思いがけないときに起こることがあり、この世の神秘を感じざるをえません。