しかし、使って2年を過ぎるころから、口角炎が出ては治りを繰り返すようになり、4年目を過ぎたころから、耳が痒くてたまらなくなってきました。
耳以外にも、お風呂上りに頬に髪がかかるだけで、痒くて痒くてたまらないのです。
あわててゲルを塗ったりしておりました。
おそらく、グリチルリチン酸で押さえられていた炎症が、もうこれ以上押さえられないところまできていたから、痒くなったのでしょう。
グリチルリチン酸は、ステロイド剤と同じように、長期に使用すれば段々と効かなくなってくるもののようです。
そして、口角炎からも分かるように、肌の抵抗力を落とす作用も少なからずあるようです。
手に何十年も塗っていたアトリックスにもグリチルリチン酸が入っておりましたが、ずっと手には湿疹は出なかったのに、ある日突然湿疹が出ました。
そして、その後の腕の腫れと異様な熱、鳥肌、シミ、どす黒い変色、猛烈な痛痒さと、ものすごい離脱がやってまいりました。
アトリックスを止めて6カ月目にはいりましたが、痒みはすごいものの、ようやく腕の方はスベスベになりつつあります。