T子さんは、常に流行を追いかけ、高いファッション雑誌を買っては流行の服を買う。
バッグも、どんどん新しいものを買う。
T子さんの子供たちもそうで、お金が無くても、友達と同じものを買い、流行を追いかける。
それで、T子さんは、多額の借金を抱えてしまっている。
お金も無いのに、子供をすごくお金のかかる専門学校に入れ、その返済に追われている。
お金が無くても、節約できないから、どんどんお金は減る一方なのだ。
流行のものを身につけなければ、他人から馬鹿にされると、思っているのだろう。
子供にも、家計が苦しいから、節約しろとは言わないようだ。
T子さんは、この多額の借金は、子供が働くようになれば、なんとかなると思っているのだ。
なんとかなればいいのだが、どうなることだろう。
かたや、必要ないものはほとんど買わずに、節約してお金をためているH子さんもいる。
服もほとんど買わず、美容院にも行かない。
もちろん、流行も追わないし、流行を追いたいとも思わない。
周りのお母さんたちから白い目で見られたり、馬鹿にされてもなんのその。
H子さんは、自分の信念に従い、お金を貯めて夢を追いかけるのだ。
必要なもの以外は買わないけれど、しっかり家族と旅行に行ったりしている。