① 水
② ラウリン酸PEG-80ソルビタン
化粧品で使用される成分「ラウリン酸」は、
パーム核油、ヤシ油などから抽出した油を加水分解後、
蒸留精製することで得られる白色の固体あるいは無色透明な液体です。
合成界面活性剤、乳化剤
③ポリソルベート20
ココナッツオイル由来の常温でアルコールを使わずに、水に溶けない精油やオイルを簡単に乳化させる比較的低刺激の液体乳化剤です。
アメリカでは食品添加物としても使用されています。比較的刺激の少ない乳化剤です。
③ ラウレス硫酸Na、
合成界面活性剤 硫酸系の合成界面活性剤の中で最も毒性が強いといわれるのはラウリル硫酸ナトリウムですが、その分子量を大きくしたのがラウレス硫酸ナトリウムです。
分子量が大きいため、肌から浸透しにくいといわれています。硫酸系の合成界面活性剤は洗浄力が強いため、頭皮や髪に必要な油分まで取ってしまいます。
④ コカミドプロピルベタイン、
別名をラウラミドプロピルベタインという両性界面活性剤です。コカミドというのは、ヤシ油を酵素分解して得られるヤシ油脂肪酸です。ベタインはサトウダイコンから作れらる天然由来の成分で、この2つを結合させたものがコカミドプロピルベタインになります。
ヤシ油はココヤシの種子、いわゆるココナッツから採れる油で、ココナッツオイルとも呼ばれています。このココナッツオイルに酵素を加えて分解し、そこからヤシ油の脂肪酸を抽出して作られるのがコカミド。コカミドには、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸などの飽和脂肪酸がたくさん含まれています。そのため、総合的な機能に優れているので、無添加シャンプーに配合されるんですね。
コカミドプロピルベタインは、天然由来の成分でできているのに、洗浄力が強いという特徴があります。つまり、髪や頭皮にダメージを与えることなく、しっかり洗い上げることができるというメリットがあるんですね。また、髪の毛を柔らかくする効果もあるので、髪に柔軟性が出てまとまりやすくしてくれます。
さらに、他の成分の刺激を緩和してくれたり、コンディショニング効果にも優れています。保湿力も高いため、しっとりとした洗い上がりにしてくれるのもメリットと言えるでしょう。毒性もなく低刺激で、アレルギーの報告もないため、コカミドプロピルベタインはベビー用シャンプーにも配合されるぐらい安全性が高くデメリットもない成分とも言えます。
⑤ ラウロアンホ酢酸Na、
肌や目に対して低刺激なアミノ酸系洗浄成分の両面界面活性剤
⑥ クエン酸、
⑦ 安息香酸Na、
⑧ EDTA-4Na、
旧表示指定成分「エデト酸塩」
キレート剤と呼ばれ、毒性の懸念が指摘されている成分です。
水道水には、カルシウム、マグネシウム、亜鉛など金属イオンが含まれています。
水中の金属イオンと石鹸成分が反応して出来るのが、いわゆる石鹸カスです。
石鹸カスが生成されないようにキレート剤を入れるのですが、毒性の懸念がある成分をわざわざ選びたくないのも本音です。
キレート剤の入っていない石鹸は、変色したり酸化をおこしたりする場合があるのも事実です。
⑨ 香料、
⑩ アニス酸
アニスの果実から得られる精油(アニス油)中の香気成分であるアニスアルデヒドが空気中で酸化されるとアニス酸となる。香料の保留剤,セッケンのアルカリ中和剤として用いられる。
****************************************
洗浄力の強い、合成シャンプーですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます