最近は、ずっと自己愛性人格障害について調べている。
なんか、これを終わらせなければ、次に進まないのだ。
私は、今まで、自己愛性人格障害と言える人とかかわりを持ったのは二人だ。
でも、その時は、自己愛性人格障害などというものは知らず、人間的におかしい人、なるべく関わらないようにしなければならない人、という感じだった。
なので、今更ながら、自己愛性人格障害について勉強してみて、なるほど~と納得することが多い。
まず、私のお舅だが、お舅は、言葉の暴力、切れる、ターゲットを一人に絞る、などのストレートな自己愛性人格障害だった。
私はお舅からターゲットにされていた。
お舅は、私とお姑以外には、暴言を吐くことはなく、特に孫と息子は可愛がっていた。
お姑にも暴言を吐くことはあったが、一番のターゲットは私だった。
暴言は、毎日ではなかったが、たまにふと何か気に障ることがあると、突然切れた。
暴言を吐かれても、ものすごいストレスを感じたが、私は黙って我慢することが多かった。
でも、あまりにも我慢できないときは、軽く言い返したことがあった。
すると、その何十倍ものお返しの暴言が返され、最後には、殺すぞ!とまで、脅された。
たえられなくて何回か実家に帰った。
そのたびに、もう二度と言わないと、お舅は言ったが、治ることなく繰り返された。
そんな生活が15年くらい続き、私は不眠症と不安症と自律神経を病んでしまった。
15年目に、私はお舅とお姑の反対を押し切り、旦那の了解を得て、二階にキッチンを作った。
これで、お舅と顔を合わせることが、極端に減った。
そして、お舅の私に対する暴言もほとんどなくなり、かわりにお姑に対する暴言が増えた。
たまに、下で何か怒鳴り声が聞こえたときは、ドアを閉めて好きな映画などを見ていたので、私に怒鳴っていたとしても私は気にならなかった。
そうなのだ。このタイプの自己愛性人格障害への対処法は、とにかく物理的に逃げるのが一番なのだ。
顔を合わせない、怒鳴り声が聞こえない場所に逃げるのだ。
うまくやっていくなんてことは、このタイプの自己愛性人格障害ではまったく無理な話なのだ。
次に、私の若いころからの友人だが、彼女はフレネミータイプの自己愛性人格障害だ。
彼女は、一見するととても愛想よく、明るく仕事もできて、何の問題もなさそうに見える。
だが、親しくなると、こ馬鹿にしたり、ひっかきまわしたり、仲間に私のことを悪く言ったり、友人の私を尊重しないのだ。
そのようにするのは、ターゲットである私に対してだけであって、他の人からは、親切で明るくていい人と思われているのだ。
このタイプの自己愛性人格障害とは、付き合わないに越したことはないが、そっけなくして恨まれたりするのも嫌なので、一線をひいて付き合うことはできると思う。
対処法だが、彼女には、他の友達を紹介しない、悩みを相談しない、プライベートな話は選んでする、家族交際はしない、特に旦那を交えて飲みに行ったり遊びに行ったりしない、などを気を付けている。
前に、結婚したばかりのころ、旦那を交えて四人で飲みに行こうと、彼女から誘われたが、すかさず断った。
彼女にひっかきまわされるのが嫌なのだ。
彼女は、人の旦那にまでちょっかいを出すような女性なのだから、本当に気を付けなくてはならない。
以前、結婚前に付き合っていた人に対しての悩みを、彼女に相談して、ぐちゃぐちゃにされたことがあるのだ。
なので、今の旦那と結婚するときは、結婚が決まるまで彼女には何も教えなかったくらいだ。