奈良散策 第555弾
8月27日早朝の散歩は佐保川土手を歩きました。以前、オオブタクサの葉が虫に食われていたのですが、これがブタクサハムシによるものだと教えていただいたので、様子を見に行くのが目的でした。この日も接写用の一眼レフとコンデジを持って行ったのですが、まずは接写で撮った写真を載せます。


佐保川土手でオオブタクサの葉がひどく虫に食われた場所があります。




ぱっと見ではよく分からなかったのですが、よく探すとこんな虫が見つかりました。ブタクサハムシです。初めて見ました。


よく見ると、小さな幼虫もちょこちょこ見られました。

同じオオブタクサにアワダチソウグンバイもいました。



これはマメアサガオです。

「植物検索ハンドブック」によると、マメアサガオとホシアサガオの違いは花柄のいぼ状突起を見ると分かります。花柄にいぼ状突起の密生するのがマメ、まばらなのがホシです。この写真は花柄を拡大したものですが、いぼ状突起が密生しているのでマメアサガオということになります。


オヒシバにアブラムシが付いていました。




「アブラムシ入門図鑑」によると、オヒシバにつくのはオヒシバクロアブラムシです。図鑑の図版を見てもよく似ているので、たぶん、これでしょう。たいがいのアブラムシは一次寄生と二次寄生と言うように途中で寄生先を変えるのですが、このアブラムシは「イネ科植物で周年生活」するとのことです。