奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

萬葉植物園

2022-06-23 20:42:15 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第486弾


6月9日に鹿苑の次に萬葉植物園に行きました。その時の写真です。



萬葉植物園の入り口です。





入ってすぐのところにササユリがありました。





それから、これはクチナシです。







古代、貴族の衣服の染色に用いられたというムラサキです。





これはダイコンです。いつも根っこの大根ばかり見ていますが、茎はものすごく大きくなりますね。



オオシオカラトンボがいました。私の住んでいるところでは滅多に見られません。



ホタルブクロ



大賀ハス



トチノキの葉。



アジサイ





これはダイダイ



それにテングチョウです。





池には浮舞台がありました。ここで「こどもの日」と「文化の日」に「萬葉雅楽会」が開かれるようです。





これはシチダンカかな。



歌泉堂と呼ばれる八角堂で柿本人麻呂が祀られているようです。



これはカシワバアジサイ







係の人にモリアオガエルの卵があることを教えてもらいました。



これはハナショウブ「男心」。



オオシオカラトンボ





それにヤマガラです。



ハナショウブがまとまって咲いていました。



「春の海」。



「佐野の雪」。





これはヤマゴボウの花。確かにヨウシュヤマゴボウと似ています。





最後はウラギンシジミでした。この日は本当はノハラショウブを見に行ったのですが、どこにあるのか分かりませんでした。この後、春日野国際フォーラムの庭園を見に行ったのですが、写真をあまり撮らなかったので省略です。

春日大社と鹿苑

2022-06-22 21:18:51 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第485弾


6月9日に春日大社と万葉植物園に行ったときの写真を出し忘れていました。この日は春日大社の駐車場に車を止め、その後、鹿苑に行き、春日荷茶屋で食事をした後、万葉植物園と奈良春日野国際フォーラムの庭園を見に行きました。



駐車場のすぐ横に二之鳥居がありました。一之鳥居から二之鳥居の間はずいぶん離れています。





この日は一之鳥居に向かって歩きました。全体に鬱蒼とした環境です。



途中で鷺原道と書かれた立て札あり、そこから脇道に入っていきました。



市指定文化財となっているイチイガシ巨樹群の一つです。





暗い道を過ぎるとそこに鹿苑(ろくえん)がありました。ここは、国の天然記念物「奈良のシカ」の保護育成活動をしている㈶奈良の鹿愛護会の施設です。6月中は特別公開「小鹿公開~赤ちゃん鹿 大集合!~」を開いているところでした。早速、覗いてみることにしました。こんな高い観覧席から見ることになります。



















赤ちゃん鹿は可愛いですね。写真をいっぱい撮ってしまいました。



そこから降りたところに展示ゾーンがありました。





奈良の鹿の歴史は古いのですね。万葉集や平城京まで遡るようです。





鹿苑を出て、万葉植物園に入る前に食事をすることにしました。万葉植物園の手前に春日荷茶屋(かすがにないぢゃや)というお店がありました。



ここで名物の万葉粥を食べました。お粥だけで腹が膨れるかなぁと思っていたら、思いのほか、いっぱいになりました。上品な味で、また来ようと思います。食事の後、植物園に入ったのですが、それは次回に回します。

雑談)NIKON P950の修理が終わって、今日、届きました。結局、レンズを取り換えてもらったようです。ちょっとぶつかっただけだと思っていたのですが、意外に重症でした。午後から早速カメラを持って撮影に出かけました。設定が初期状態になっていて、撮りながら、あれっあれっと思うことが多かったのですが、ともかく、正常に動くことが確かめられました。

早朝の散歩 虫探し

2022-06-21 20:33:53 | 奈良散策
奈良散策 第484弾


6月13日早朝の散歩のときに撮った写真です。いつも持っていくNIKON P950が壊れてしまい、現在、修理中です。仕方なく、接写とCanonのコンデジの2台を持って散歩に出かけました。コンデジで撮った写真は前々回に出したので、今日は接写で撮った写真です。



歩き始めてすぐにイチジクの葉に毛虫がついているのを見つけました。たぶん、昨年見つけたイチジクヒトリモドキという南方系の蛾の幼虫だろうと思います。



これは、「ハエトリグモハンドブック」で探しました。たぶん、オスクロハエトリ♂だと思われます。



これはアオバアリガタハネカクシ





アシナガバエはいっぱいいます。これはM1+2脈がクランク状に曲がっているので、おそらく、Dolichopus属だと思われます。



これはクズノチビタマムシ



大きめのユスリカ♀です。前脛節より第1跗節の方が長いので、ユスリカ亜科です。







これはメダカナガカメムシ。クズの葉裏にいっぱいいます。







このハチは前翅中脈が強く湾曲しているのでコハナバチ科。たぶん、Lasioglossum属Evylaeus亜属♂のようですが、それ以上は分かりません。







また、アシナガバエです。今度はM1+2が大きく湾曲しているので、たぶん、Amblypsilopus属ではないかと思います。





アカメガシワの花外蜜腺に来ているアリです。腹柄節が腹部の上部についているようなので、たぶん、ハリブトシリアゲアリだと思います。



これはスカシヒメヘリカメムシ



最後はアオモンイトトンボの未熟♀だと思います。

雑談1)今日、ニコンから連絡が来て、NIKON P950の修理が完了したとのことです。思ったより早かったですね。これでまた散歩に出かけられます。接写を持っていってもいいのですが、虫を探すのでちっとも歩かず、あまり散歩になりません。

雑談2)オミクロン株はスパイクタンパク質に変異し尽くしたため、細胞表面にあるTMPRSS2というプロテアーゼによりS2'サイトの開裂が起き、スムーズに膜融合を起こすというSARS-CoV-2の専売特許ともいうべき機能が使えなくなってしまいました。従って、さらに変異を起こすとますます機能不全に陥るので、これ以上の変異は起きないだろう、たぶん、6月くらいにはコロナは終息するだろうという予測を立てていました。しかし、最近、東京都でまた少し増加傾向になっています。これはこれまでのBA.2に代わってBA.5が増加してきたものです。BA.2とBA.5はアミノ酸配列としては6カ所異なるだけです。ただし、BA.5ではスパイクタンパク質のL452Rというデルタ株と同じ変異が入っているのが気になるところです。いずれにしてもそれほど感染が広がることはないだろうと思っています。

奈良散策 廣瀬神社

2022-06-20 20:53:15 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第483弾


6月13日に馬見丘陵公園の近くにある廣瀬神社に行きました。この神社は昔から龍田の風神、廣瀬の水神と並び称された由緒ある神社です。



これは一の鳥居です。この少し先に駐車場があります。





この先は長い長い参道が待っています。Google Mapで測ってみると、300mもありました。





途中にあった摂社・末社です。上は稲荷社、下は日吉社です。



廣瀬神社のすぐ西側には不毛田川(ふけたがわ)という小さな川が流れています。



なぜかこんなところに狛犬があります。



これは祖霊社です。



この先を左に曲がると廣瀬橋という太鼓橋がありました。





日露戦争の戦利品が置いてありました。



やっと鳥居が見えてきました。



ハナショウブが綺麗に咲いていました。



鳥居を反対側から見たところです。



境内の真ん中には橘の木があり、この周りにおみくじを結ぶようになっていました。





そして、本殿です。この神社は崇神天皇9年に沼地が一夜にして陸地になり橘樹がいっぱい生えたので、社殿を作るようになったのが始まりだそうです。日本書紀には天武天皇4年に龍田の風神と廣瀬の河曲を祀ったという記録があるのが最初のようです。主神は水の神として知られる若宇加能売命だそうです。



ハナショウブにモンキクロノメイガが止まっていました。





ついでに隣にある池も行ってみました。アジサイが咲いていました。



その先は広い野原になっていました。室町時代の廣瀬神社の地図には本殿は3棟あったようなので、この辺りまで伸びていたのかもしれません。



これはたぶん、シチダンカ





そして、境内にいたムラサキシジミでした。この後、馬見丘陵公園も行ってみました。それは次回に。

早朝の散歩 カメラを変えて

2022-06-19 21:12:25 | 奈良散策
奈良散策 第482弾


6月13日早朝の散歩のときに撮った写真です。いつも持っていっていたNIKON P950が現在修理中なので、この日は接写用のマクロレンズを取り付けた一眼レフとCanon SX70HSの2台を持っていきました。望遠系を持っていくと、遠くの方ばかり見てしまうのですが、接写を持っていくと近くばかり見てしまいます。それで、いつものコースを歩いたのですが、この日は2時間もかかってしまいました。



この日はCanon SX70HSの試し撮りのつもりだったので、なんでもかんでも写そうと思って出かけました。まず、最初にマンションの壁にいたヨコヅナサシガメです。





ユウゲショウが綺麗に咲いていたので、写しました。



いつも黒猫がいるところに白黒がいました。



これはヤナギハナガサです。



それからシオカラトンボ



ヤマトシジミ



これはいつもこの辺にいる猫です。この日は寝ていました。



これはハグロトンボ



これはたぶん、ニワオニグモではないかと思っているのですが、自信はありません。





この花は何でしょうね。調べたのですが、分かりませんでした。(追記2022/09/10:後で調べたのですが、どうやらカワラマツバのようです



ツバメシジミ



ニホンカナヘビ



それからカツオゾウムシ



これはコフキトンボ



ベニシジミ



コシアキトンボ



それからコガネグモ



これはいつものウメエダシャク





電柱にコガネグモが巣を張っていたので、背側も腹側も写せました。







用水路にいたアメリカザリガニ



これはヒメガマ



そして、ガマでした。接写で撮った写真は次回に回します。
P950には一脚をつけて半固定で撮っていたのですが、 SX70HSは小さいので手持ちで撮りました。ピントがあいにくいのか、ぶれているのか、P950より失敗が多かったという印象です。

雑談1)来月、以前住んでいた大阪北部で自然展みたいなものをするので出してほしいと言われて、ちょっとだけ出すことにしました。A2のパネル3枚と大和郡山の第一印象を書いた小文です。パネルは以前住んでいたマンションで撮った虫の写真、小文はこの1年半の間に大和郡山で撮った写真のまとめです。共に、今日、だいたい仕上がりました。

雑談2)この間から作っていた大阪北部で撮った動物と植物のリスト作りの続きをしました。種リスト自体はEXCELに入れたデータベースからVBAですぐに作れるのですが、入力ミスや同定ミスがないか、写真でいちいち確かめていく作業が大変です。単なる種リストだけでなく、写真リストも同時に作っているのですが、こちらは以前作った手作り図鑑を補充をして作っています。今日はバッタ目とチョウ目ヤガ科を調べたのですが、まだまだ先が長いです。