奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

早朝の散歩 カメラ故障

2022-06-18 21:42:18 | 奈良散策
奈良散策 第481弾


6月12日早朝の散歩のときに撮った写真です。でも、撮影をしているときにうっかりコンデジの望遠レンズを壁にぶつけてしまい、壊れてしまいました。仕方なく、家に戻って、昼前に今度は家族と一緒に同じ場所に行ってみました。















家の近くに小さな湿地があります。ここにはガマが生えていて、湿地性の植物もあり、トンボがいたりと楽しみにしていた場所でした。でも、この日出かけてみると半分ほど草が刈られていました。これでは虫も植物も探せないなとがっかりしていたら、草刈りをした部分としていない部分の中間でヒクイナがちょこちょこ動き回っていました。この間、ここでヒクイナを見つけたのですが、やはりいたのですね。何枚も撮影しました。動き回っているのとは別に鳴き声がしたので、もう1羽いるのかもしれません。









今日はラッキーだなと思って、用水路を覗いてみると、イトトンボがいました。NIKON P950は望遠側では5m離れないと撮れないので、焦点距離1mのクローズアップレンズを取り付けて撮ることにしました。♀の肩黒条に淡色部分があるので、たぶん、ムスジイトトンボで間違いなさそうです。♀の前胸の形状で分かると思って、拡大して撮ることにしました。焦点距離1mのクローズアップレンズの場合は被写体からちょうど1mほど離れたところにカメラを設置しないといけないので、水路側に身を乗り出して撮ろうとしました。ちょっとバランスを崩しかけたので、慌てて身を立て直した時にレンズが水路の壁にちょっと当たってしまいました。大丈夫かなと思ってレンズを引っ込めたのですが、無事にひっこめることができました。でも、次に電源を入れようとすると、電源を入れ直してくださいというメッセージが出て、電源が入りません。

結局、修理に出すことになりました。そこで、ピックアップサービスを使ってカメラを送ることにしました。これは詰め物やテープ、修理依頼書の入った段ボールを届けてくれるので、これにカメラを入れて、宅急便会社に電話して取りにきてもらうというサービスです。一昨日、修理センターからFAXで連絡がきて、電子基板のほか、レンズ部分の調整も必要で、見積額が3万5千円とのことでした。修理に2週間ほどかかるようです。ちょっとぶつけただけだったのですが、大変な損害になりました。



それで、今度は午前中に家族と一緒にヒクイナを見に行くことにしました。今回は、85mmのマクロレンズを取り付けたNIKON D7100とCanon SX-70HSを持っていきました。残念ながらヒクイナは見ることができませんでした。これは壁に止まっていたカノコガです。









それで、田んぼの虫を撮影に行きました。これはカイエビ。1匹が別の個体にくっつこうとするとすぐに逃げられて、2匹がくっついてT字型になったのはまだ少なかったです。







これはカブトエビ。だいぶ大きくなった感じがします。





これはマツモムシ



これはたぶん、ハイイロゲンゴロウ幼虫。



最後は何だろう。

早朝の散歩 鳥、猫、虫

2022-06-17 20:49:31 | 奈良散策
奈良散策 第480弾


6月9日早朝の散歩のときに撮った写真です。





田植えをした後の田んぼにはカブトエビが動き回っています。でも、カブトエビのいる田んぼはごく限られた田んぼだけです。どうしてなのかなぁ。



田んぼにムクドリが来ていました。





いつも黒猫がいる広場に行ってみました。この日も1匹いました。何となく不愛想な目をしています。



これはアメリカノウゼンカズラ



そして、コフキトンボ



金魚池に猫が身を乗り出していました。また、金魚を狙っているなと思ったのですが・・・。



単に水を飲んでいるだけでした。





飲み終わって歩き出しました。





電線にオオヨシキリが止まっていました。



金魚の稚魚が集まっています。







金魚池の縁にコチドリが来ていました。



ケリです。



そして、またオオヨシキリ







ちょっと遠かったけれどカワセミがいました。





そして、ツバメです。





たぶん、金魚池の中の貝をさらったのだと思うのですが、ずいぶんたくさんいました。何でしょうね。





最後はいつもの梅の木にいるウメエダシャクです。

矢田寺のアジサイ

2022-06-16 20:41:40 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第479弾


6月7日に大和郡山市の西部にある矢田寺でアジサイ園が公開されているので見に行きました。お寺の紹介は前日出したので、今日はアジサイ園についてです。



境内に「あじさい見本園」があったので見てみました。初め、なぜ見本園があるのかよく分からなかったのですが、アジサイ園には名札が付いていないので、こちらで見てくださいという意味のようです。



これは、みかん葉アジサイ。



カシワバアジサイ。



流れ星。



エンジアンダム。



六甲山アジサイ。



シチダンカ。



ヤマアジサイ。



ヒメアジサイ。



天城甘茶。



甘茶。



祖谷てまり。



七変化。



日向青。



乙女の夢。



ついでに葉に止まっていたベニカミキリも写しておきました。



これがアジサイ園の入り口です。



確かに名札が付いていないので、何という名前か分からないのですが、パッと見ると綺麗ですね。







中は結構山になっていて、ひたすら細い道を上がったり下がったりします。





結構、人が多いので、ゆっくりと花を見る暇がなかったのですが、何となく綺麗な花を写しておきました。アジサイをじっくりと見るには見本園の方がいいですね。

矢田寺散策

2022-06-15 20:37:11 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第478弾


6月7日に家族と大和郡山市西部にある矢田寺に行ってみました。ちょうどアジサイ園が開園しているので、アジサイ見物です。でも、ついでにお寺の境内も見て歩きました。ここは金剛山寺という名前が正式名なのですが、古くから「矢田寺」とか「矢田のお地蔵さん」という名前で知られています。





矢田寺はこちらに引っ越してすぐに行ったことがあったのですが、民間の有料駐車場が一つしかなくて、それ以降は行っていませんでした。この日はちょうどアジサイのシーズンなので、あちこちに民間の駐車場が開いていました。そのうちの一つに止めて、そこからはこんな細い道を歩いていきます。さすが矢田のお地蔵さんというだけあって、途中に大きなお地蔵さんがありました。



これはお寺の入り口です。以前行ったときは無料だったのですが、この日は入場料500円を払いました。



入り口からずっとこんな階段が続きます。





途中にアジサイが咲いていました。葉が柏の葉みたいなのでカシワバアジサイと呼ばれているようです。



階段をだいぶ上ってふと振り返ってみると、いい景色が広がっていました。



上まで登ると、後はこんな道が続いています。



右側に大門坊がありました。



これはナツツバキかな。



矢田寺のHPによると、これは十三仏像と言われているようです。「光秀」という刻字があるので、郡山城主だった豊臣秀長の後室「光秀尼」が造立したものと思われているようです。



これは聖天堂。江戸中期の高僧慈雲が勧請した大聖歓喜天が安置されているそうです。



こちらは念仏院。



これは味噌なめ地蔵。



これは奈良県指定有形文化財の本堂です。矢田寺は大海人皇子が壬申の乱の戦勝祈願のために矢田山に登った場所にあって、その後、天武天皇になってから勅願により智通僧正が開基したお寺です。入り口でもらったパンフレットによると、当初、吉祥天を安置していたのですが、平安時代に地蔵信仰が盛んになると、本尊も地蔵菩薩に変わりました。矢田寺の満慶上人が小野篁と地獄の閻魔王に会いに行った折、地蔵菩薩が必死に衆生を救っておられる姿を見ました。地蔵菩薩は人々に私と縁を結ぶように勧めなさい。そうすれば救ってあげられますと言われたそうです。地獄から戻ってから、その姿を像にしようとするのですが、うまくいきません。そこへ、春日四社明神が現れ3日3晩で地蔵菩薩を彫り上げました。それが本尊となっており、満慶上人が掘りかけた像は試地蔵菩薩立像(こころみの・・・)として共に重要文化財になっています。



本堂前から町の方を見たところです。



これは鐘楼。



これは閻魔堂です。この入り口におばあさんが座っていて、先ほど書いた地獄の話をしてしてくださいました。お地蔵さんにお参りをして、縁を結ぶようにすれば地獄に行っても救われますということでした。





これは共に本堂の写真です。



これは北僧坊の前にあったお地蔵さんです。



講堂の横のちょっと奥まったところに春日神社がありました。先ほどの話で春日四社明神が出てくるので、春日神社があるのでしょうね。





でも、この社殿が重要文化財だそうです。本堂の中にある仏像5体のうち4体が重要文化財。まったく重要文化財だらけです。



最後は水子地蔵です。この後、アジサイ園に行ったのですが、それは次回に回します。

早朝の散歩 猫、鳥、虫、植物

2022-06-14 21:05:31 | 奈良散策
奈良散策 第477弾


6月8日早朝の散歩のときに撮った写真です。だいたい同じコースを同じ時間に歩いているので、同じ猫やら鳥やらに出会うことになります。でも、記録なので、一応、出しておきます。



最初は家の近くの湿地です。何となく気に入っているので、いつも覗いてから出かけることにしています。これはコガネグモ



それからガマです。



この田んぼはまだ田植えが終わっていないのですが、カブトエビがいっぱい泳いでいます。不思議とカブトエビがいっぱいいる田んぼとまったくいない田んぼがあります。



田んぼを抜けると民家が多い通りに出るのですが、そこで、猫がこちらを見ていました。何となく睨まれているような感じです。







ため池にはカイツブリがいました。可愛いので、ついつい撮ってしまいます。





同じため池にこの間からゴイサギが来ています。







以前、ホオアカがいた草むらはすっかり草刈りをされてしまいました。そこをさっさっさと通り抜けて、金魚池の多い地区に行くと、ヨシ原で鳴くオオヨシキリの声が聞こえてきます。もう何度も撮ったので、無視しようかと思ったのですが、鳴いているとつい撮ってしまいます。



これはウシガエル



それにコフキトンボ





それからハグロトンボ





また、オオヨシキリがいました。





この辺りに来ると、ケリの支配地区に入ることになります。歩いていると、大きな声で鳴きながらケリが飛び回ります。





そこを過ぎると舗装道路に出るので、それを歩いていくと、再び田んぼの畦道に入ります。そこにツバメがいました。









そのすぐ横の畑にはヒバリがいました。



このツクシのようなものはトクサです。



この辺りは虫が多いのですが、これはショウジョウトンボ





そして、帰り道に入ります。そこにまたネコがいました。最初に出した猫と似ているのですが、別の個体です。おそらく兄弟姉妹かな。



帰り道に梅の木があって、そこにウメエダシャクがたくさん飛び回っています。黄色の矢印でしめしたのがそれです。





止まったところを撮りました。