奈良散策 第473弾
6月2日の午前中にいつもいく用水路脇で虫探しをしました。この後、佐保川土手にも行ってみました。
まずはマンションの近くにあるクリの木で虫探しです。
アゲハが1匹いるだけでおよそ虫の姿は見られません。
金網にコメツキが止まっていたのですが、ちょっと離れていてよく分かりません。
いつもの用水路に着きました。ここには無人の建物があるので、まず、その壁で虫探しをします。これは
サビヒョウタンナガカメムシではないかと思います。
そして、これは
シバツトガ。この日はこの2匹だけでした。
後は用水路脇の草むらにしゃがみこんで虫探しをします。これはウロコアシナガグモ♀だろうと思いますが、「日本のクモ」によると、♀だとエゾアシナガグモとの区別が難しいとのこと。
アブの仲間だと思うのですが、何でしょうね。
これはたぶん、アシナガバエ科のAmblypsilopus属だろうと思います。
これは
キマダラカメムシ。
これは
トウキョウキンバエかなぁ。
そして、
チャバネセセリ。
虫探しはこのくらいにして、佐保川土手に行ってみました。黄色い花がいっぱい咲いています。これは昨年も見ました。
セイヨウヒキヨモギというヨーロッパ西部原産の半寄生植物です。
脚の色からは
マガリケムシヒキの♀の方でしょうね。
これは西アジアから北アフリカ原産の
クスダマツメクサ。
エノキの葉についている虫えいです。ネットで探してみると、
エノキハイボフシと呼ばれるフシダニの一種の虫えいのようです。
これは
スジブトヒメヒロクチバエ。
そして、
メダカナガカメムシ。
これはたぶん、
コガネグモ。
それから、
ヒロオビトンボエダシャク。
帰りにもう一度、マンションのそばのクリの木を見てみました。やはり
アゲハ1匹だけ来ていました。(
追記2022/07/03:ささきさんから、「アゲハがクリで吸蜜するとは思いませんでした。過去に観察例があるのかなぁ? 私は見たことがありません。相当珍しいことと思いますが…。ちなみに一番最後の「アゲハ」はキアゲハだと思います。」というコメントをいただきました。どうも有難うございました)
雑談)新型コロナウイルスの勉強をまとめたものを製本しようと思って、この間から目次と索引づくりで手こずっています。Wordでは目次も索引も自動的につくってくれる機能があります。目次はうまくできたのですが、索引は700項目ほどあり、そのうち、60項目くらいが自動索引登録で受け付けてくれません。ほとんどが英語と日本語が混じった用語なのですが、何度やってもうまくいかないので、これらだけ手動で入れることにしました。なかなか大変ですね。