水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

花組スーパーサブ

2018-01-13 | 花組
花組つながりで、もう少し。

かれーくん(柚香光)が2番手になった状況と、キキちゃん(芹香斗亜)が2番手になった状況が、タイプは違いますが似ています
経験と実力のある2番手が組替えで異動になり、その空いたところへ上げられたところが。
そして当の本人は、実力も経験も足りてなくて、周りから見ていると相当危なっかしい
いずれ上げるんだろうな、という劇団の意思は感じてましたけど

キキちゃんは実力に大きな穴は無かったけれども、男役として大きさ以外の個性、“色”が無く、かなりつまらない存在で
(ファンの皆さん、ごめんなさい
かれーくんは逆に、突出したビジュアルとダンスという武器はあったけれど、破壊力満点の歌が
どちらも若くて、男役の経験値、引き出しが少なすぎるっていうのが共通点でした

キキちゃんの時は、みりおくん(明日海りお)のトップ就任から早い時期だったので、任期が長期の間に育てるつもりなんだろうな、と思いました。
それに対して今は、いつ卒業を発表してもおかしくない状況。少なくとも折り返しが過ぎているのは間違いないでしょう。
ただ、みりおちゃんの任期を延ばして、かれーくんに引き継がせるつもりなのか、
間に誰か挟むつもりなのかは、私にはちょっと予想がつかないです

そして実力も経験も足りてない若手を、2番手にすることができるのが、今の花組の強さなのかもしれない、と思うようになりました。
まず、みりおちゃんという、絶対的に揺るがないトップがいるということ。少々の駄作が来てもなんとかできますよね
(ファンにとっては迷惑ですけどね~

そして、あきらくん(瀬戸かずや)と、ちなつちゃん(鳳月杏)というスーパーサブがいる、ということ。
(花Pが最初から、意図してそうなったかはわかりませんけど

どちらも存在感があって男役スキルが高いけれど、色が少し違っているところもイイ。
公演や役によって、比重の違う役をあてられる。
場合によっては2番手との役替わり、更には次回博多座のように、トップを含めた役替わりすら出来てしまう
普通では考えられません

どちらも好きな私にとっては、嬉しいような嬉しくないような複雑な気持ちになります
自分の“推し”に、なにがなんでも絶対トップになってほしい、と考えるタイプでは無いんですけどね

ただ、男役スキルも、実力もある二人なので、なんだか残念だな、と思わずにはいられないんですよね
コメント
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