お久しぶりの大阪市大理学部付属植物園、通称私市(きさいち)植物園の2回目です。
スイレンを見た後は、その横に並んでいるそのほかの水生植物を見て歩きました。
普通にみられるものから、絶滅危惧の植物まで、研究施設だけあって結構取り揃っています。
今回咲いていたのはこちら。
かわゆいガガブタ(鏡蓋;ミツガシワ科アサザ属)
タイトルの通り、今年初見です。
世界の温帯に分布し、それほど珍しくはない種類のようですが、日本では生息地が減少しつつあるようです。
花弁のふちが細かく避けて毛のように見えています。
葉がツルツルして水面を鏡で蓋をしたようにみえるからこの名前が付いた・・・と聞きましたが、
こちらの葉、なんだか黒っぽい斑が入っていますね。
少し似ていますが、さらにサイズの小さいこちらはヒメシロアサザ(ミツガシワ科アサザ属)。
似てるのも当然、同じ属でした。
こちらはほとんど絶滅しているそうですので、こうやって植物園で保護しているのでしょうね。
それにしても花の大きさが1cm足らずなので撮りにくいのなんのって。
葉はガガブタと同じくらいなので、花の小ささをお判りいただけますでしょうか。
こちらはミズキンバイ。日本で確認されているのは4県だけであり、絶滅危惧種です。
攪乱した場所に生え、ヨシなどほかの植物が茂ると枯れてしまうとか。
なお、似た花に特定外来生物のオオバナミズキンバイがあります。
ミズキンバイの花を大きく華やかにした感じですが、半端ない繁殖力で見つけ次第駆除されています。
こちらも見たかった、サジオモダカ(オモダカ科サジオモダカ属)
その名の通り、葉っぱがさじ状になっていることから名づけられたそうです。
・・・肝心のさじ状の葉を撮るのを忘れたので、昔の写真を・・・
2018年6月に撮った同じ場所の写真です。この時に比べたら減ってたな~
ちなみに、ヘラオモダカという似た名前の花もありますが、葉がヘラ状になっているそうです。
お次はコウホネ(スイレン科コウホネ属)2種。
左がコウホネあるいはヒメコウホネ(メモするのを忘れてしまいました・・・)
右は、赤いコウホネです(こちらも、正式名称をメモるのを忘れました・・・)
折角花名板があるのに情けないです。次に行ったらちゃんと確認しますね!
ヒメコウホネは深泥池で咲いているので、数少ない自生が見られる水生植物でもあります。
そしてこちらはミクリ(ミクリ科ミクリ属)の仲間。
これもコウホネ同様、説明板を撮り忘れたので、正式名称不明。
左と右は違う品種です。
雌雄同株で、下の方の花が雌花、上の方の花が雄花です。
雌花が結実すると、栗のイガのように見えることから、「実栗」の名前が付いたとか。
ほかにもカヤツリグサ科など咲いていましたが今回はパス。
見ての通り水槽の周りは芝生。芝生には今の時期の定番の・・・
ネジバナが咲いていました~
結構くるくると捩じれていました~
それと、近くで咲いていたカンゾウの仲間をどうぞ~
水槽の横の草地にいろいろな種類がいつも咲きます。
こちらは普通のノカンゾウに近い感じですね。
カンゾウ(萱草)はススキノキ科ワスレグサ属。園芸品種は属名のヘメロカリスと呼ばれています。
私は、「この花を植えると悩みを忘れる」という由来の「ワスレグサ」の方が好きです。
カンゾウというと、生薬の甘草と間違いそうです。
明日は花木園のほうをご案内したいと思います。
【撮影:2021/6/25 大阪市大理学部付属植物園】
水面を鏡で蓋なんですね。
ついつい🐷をイメージしてしまいます^^;
分かりやすく、鏡蓋にしてほしい~
ミズキンバイは、絶滅危惧種ですか(@_@)
こうやって少しずつ大切に育てられているんですね。
サジオモダカ、
私は知らないんですが、昔は田んぼでたくさん咲いていたとのこと。
私の範囲だと見ること少なくて、
オモダカって見ると嬉しくなります。
私市(きさいち)、
これ、ひらがなが無かったら、読めないです^^;
朝から暑さと、ウィンブルドン観戦のための寝不足で、半分死んでます。
さて、ヒメコウホネは観たことがない花です。絶滅危惧Ⅱ類らしいですね。
尾瀬にはオゼコウホネがあり、同様に絶滅危惧Ⅱ類になっています。
ガガブタは、ミツガシワ科の特徴がはっきり出ていますね。花だけを観ると、見紛いそうです。
ヒメシロアサザは、観たことがありません。やはり絶滅危惧Ⅱ類らしいですね。
ミズキンバイも、観たことがありません。これも絶滅危惧II類だそうです。
キンバイと名がつく植物は多いですが、科は多岐にわたっています。
そして、この花は花弁が4枚のものと5枚のものがあるそうで、柱頭も4~5裂、雄しべは8~10個と分子生物学的に面白そうですね。
今日は涼しそうな花を見せていただき、助かりました。
それでも汗が止まらないので、これからエアコンつけます。
午前中整形に行ったら頭がくらくらするほど暑かったです。
水辺の植物を見せて頂いて少しは涼しくなったかな。
水生植物は殆ど知らないのです。
ガガブタが分かる程度です。
コウホネは赤花もあるんですね。
カンゾウの仲間、私なら皆、ヘメロカリスにしちゃいます。
いつも足を使っての投稿、有難うございます。
勿論、頭もですよ。
午前中整形に行ったら頭がくらくらするほど暑かったです。
水辺の植物を見せて頂いて少しは涼しくなったかな。
水生植物は殆ど知らないのです。
ガガブタが分かる程度です。
コウホネは赤花もあるんですね。
カンゾウの仲間、私なら皆、ヘメロカリスにしちゃいます。
いつも足を使っての投稿、有難うございます。
勿論、頭もですよ。
今日は蒸しますね。
主人の実家の方は大荒れです。
けどね実家のある所は昔から大雨とか台風の被害が比較的少ないので、
流れるニュースもさすがに写りません。
大雨の被害はもう止めて~ですね。
違ったわ、ガガが付いてた。
何だかね妙にその言葉に反応してしまいます。
およそお花からは想像できないけど葉っぱから来た名前なのですね。
このお花は何度か見せてもらってるので何となく覚えました。
コウホネも変な名前ですが六甲植物園で名前だけ見てきました。
今ごろ咲いてるのでしょうね。
今日の私的一番はサジオモダカです。
可愛いお花ですね・。
そのくせ名前コピーしました(;^_^A
明日香の田んぼで見たピンクのお花、あの子も可愛かった~。
連れて帰りたい位(笑)けど名前は思い出せません・・。
水生植物も多いですね。
カンゾウもいろいろな色があるようですね、園芸品となっているのですね。
8月いっぱい迄はお休みしますが、たまに顔を出します。
ガガブタ、確かに語感が悪いですよね。
ガーガー鳴く🐽みたいな(笑)
カガミフタっていう名前にしたら良かったですね。
オモダカはお散歩しているときに田んぼで見る時があります。
でも一応オモダカは田んぼの雑草として駆除の対象らしいですね。
サジオモダカ、可愛いから鉢で育ててみたいです^^
私市ですが、私部(きさべ)という地名も同じ市にあって、妃のために置かれた土地のことなんだそうで、日本書紀に出てくるらしいです。
「きさ」という読み方はそこからなのかもしれませんね。
寝不足で、今日はもうお休みかも・・・(笑)
昨日のスイレンとは違って、今日の水生植物は絶滅危惧種などの在来種ばかりです。
ヒメコウホネは本文にも書きましたが、まだ京都の深泥池に沢山咲いています。
準絶滅危惧種なんですね。
ミツガシワも深泥池に沢山咲いていたらしいですが、シカに食べられて激減しているそうです。
植物園でしかみられなくなるかも・・・
悪役のオオバナミズキンバイは努力の甲斐あって、琵琶湖からはほぼ駆逐されたそうです。
道にまで張り出して咲いていたのを目撃したときは、花が派手で綺麗なだけに、ゾッとしました。
花には何の罪もないんですけどね><
水生植物、見る機会がありそうでないですよね。
特に、今日ご紹介したような植物、準絶滅危惧種などが多くて、植物園でもめったに見られません。
ガガブタは流行りなのか、結構色々な植物園でみられますね。
(自生は見たことがありませんが・・・)
地元で見られるのは、サジオモダカならぬ、オモダカくらいです。
以前コナギという薄紫の花を見たことがありましたが、最近はとんとご無沙汰です。
田んぼの除草剤などの影響も大いにあるのでしょうね・・・
ヘメロカリス、色々な種類がありますね。
一昨年でしたか、京都府立植物園で一重に八重、色々な色があって、楽しんだことを思い出しました。
明日で京都市のまんえん防止も終わるので、そろそろ行ってきましょうかね~
本当に九州の方、大変でしたね。
人ごととはとても思えません。
今朝も宇治川沿いをお散歩しましたが、さすがに山肌寄りにはなるべく近づかないようにしました。
岩っぽいところが多いのですが、落石が頭に当たりそうで・・・
あれ、タイトルはそういう意味だったんですか(笑)
全然ガガなしの体形と違いますよ~
私の方です。
食べてばかりいたら、どんどんぶくぶくと・・・
おっと、この「ブタ」は「蓋」でした。
コウホネって不思議な名前ですよね。
植物の名前に骨が付くってどうなのよと思います。
多分六甲高山植物園でも咲いていると思いますよ!
確かにサジオモダカはしいちゃんが好きそう♪
明日香の花はイボクサですね。
あの花も可愛いですね♡