なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

ふりふりドレスのドンベア嬢など~宇治市植物公園温室2025/1下旬(4)

2025-02-04 05:23:51 | 植物

宇治市植物公園の温室特集フィナーレは、特に美人の花たちです。
その中でもイチオシなのがこちらです。



こちらはドンベア・ウォリッキー(アオイ科)
くす玉のような、とかアジサイをひっくり返したようなとか説明がありますが、
誰が何といってもこちらはフランス人形のドレス!
そんな人形を持っていたわけではないのですが、いつも見るたびに思い浮かべてうっとりです~



他の植物園では鉢植えなどにされて1,2輪の花しか見られないのですが、なんとここでは・・・



ひゃあ!見上げるとびっしり花が付いています。
前はここまでではなかったと思うのですが、よほど環境が合ったのか伸び伸び咲いていました。

植物園にはアオイ科の花が他にも色々咲いていました。
上の写真で奥の方に見えているのは



ハイビスカス 'フラミンゴ'です。
二段咲きの花、サーモンピンクの色、まさにフラミンゴを連想させる花です。
いつ行っても咲いている印象です。

もう一つ、元気に沢山咲いているアオイ科。みんな下を向いていますが・・・



ご存知、ウナズキヒメフヨウです。
これから開くのではなく、これで満開。下を向いて咲くので「頷き」という名前に。
蕊を覗いてみると、なるほどアオイ科らしい姿ですね。



合着した雄蕊筒の中からにゅーっと伸びてきたのが雌蕊。
ハイビスカスなどもそうですが、アオイ科に特徴的ですよね。



ピンクのウナズキヒメフヨウも咲いていました。ちょっと少なくなっていたのが心配。
ザ・ハイビスカスも例年見られるのですが、今年は見られず。
もう一種類アオイ科といえばこちら。



いつも咲いている場所になかったので心配しましたが、場所が移動していました。
パボニア・インテルメディアです。
蕊にインパクトがありますが、造りは同じですね。

元パボニアが咲いていた場所の近くで見たアオイ科の花。
あれ、どこかで見たような・・・



アブチロン ヒベリドゥムという名札がありました。
なるほど~アブチロンですね。
バラエティに富んだ花色と、次々咲く丈夫さが人気なんだそうです。

アオイ科の花たち、見ごたえがありました。
他にも美形のピンクの花が。



シャクナゲモドキ  'レッドフェンネル'という樹名板がありました。
シャクナゲに似た花ということなのでしょうが、こちらはマンサク科です。意外だ・・・
もどき、と言われるのが気の毒なほど綺麗な花でした。



そして最後は、宇治市植物公園のシンボルツリー(←なつみかんが勝手に言ってるだけですが)



トックリキワタに花が沢山咲いていました。



贔屓目抜きで、こちらのトックリキワタの花は一番綺麗です。



天井を突き抜けそうなほど大きくなっていますが、花は生き生き元気に咲いています。
本当に、宇治市植物公園の職員さん方の技術と情熱に脱帽です。

今回はこれでおしまい。
次は、ヒスイカズラが咲くころに行ってみたいと思います。

【撮影:2025/1下旬 宇治市植物公園】

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする