雨で増水する碓氷川
高崎のホテルは起きたら朝から雨でした
カッパを着て早々に出発
今日は、JRで板鼻宿の群馬八幡駅に向かい、昨日の最終ポイントまで戻り、坂本宿手前の横川駅までたどり着きたいと思っていました。
約24キロほどかと計算したのですが、標高差はわからないので、もしかすると途中ギブの可能性があるかな、とも思っていました。
ただ、次回の中仙道旅ラン出発地点から碓氷峠までの標高差を考えると、そのぐらいまでは辿り着いていたいし、横川駅前「おぎのや」の峠の釜めしを食べてから帰京したいという気持ちがありましたので、なんとか行っちゃうでしょう、・・・かな???
余談ですけど、独身の頃、この食べた後の空釜でよくご飯を炊きました。
米1合に醤油、酒、みりん、ダシを入れ、出来上がる寸前に素早く卵を落としてよく食べました。
炊くときに溢れ出る泡でコンロが汚れるのが難点だったかな。
「サッポロ一番塩ラーメン+卵+ラー油+胡椒タップリ」もよくやりました。
この釜、何度も使え、炊飯器を持たないアパート暮らしの独身の境遇では実に有難くて、今回も空の釜は持ち帰るつもりでした。
(独身の頃は、作るのが面倒なので会社の食堂か、近くのデニーズでお世話になりました。)
高崎のビジネスホテルでの朝は7時ごろ起きました。
カーテンを開けると外はかなりの雨でした。
予報では徐々に曇りになるはずでしたので、小降りになるまで昨日コンビニで買ったオニギリやコーヒーなどを飲みながら待機しておりました。
ですが、なかなか止みません。
しかたなく、カッパを着て駅に向かいました。
そのうち、止むだろうと・・・。
土砂降りの高崎駅はお盆ということもあり人手が少なく、寂しい感じ。
駅のコンビニでオニギリなど食料調達。
電車が来るまでホームのベンチでひとり寂しく朝食をとりました
雨が激しく、風もあるので、カッパを脱ぐと横殴りの雨で濡れてしまうから、暑くて蒸れても着たまんま。
予報では曇りに変わっていくはずなのですが、最初のうちはカッパを着て走ることになりそうです。
(写真はカメラの望遠を目一杯に設定して撮ったもので、ここから八幡宮はかなり遠い)
昨日終了した中仙道のポイント「少林山入口」信号あたりで、小雨になったのでカッパを脱ぐことにしました。
多少濡れても、蒸し暑くなるより爽快だからです。
駅名になっている群馬八幡に寄っていこうと思い、「八幡大門」信号から中仙道を逸れて八幡宮に向かことにしました。
ですが、向かってみると八幡宮はかなり遠くて、しかも、朝から雨で走るテンション下がり気味なので、無理せず諦めることにしました。
寛政4年(1792年)の双体道祖神
野の石仏としては異色で、男女二神の結び合う姿を彫り込んだものだが、中仙道では比較的多くみられるらしいです。
もともとはインド、ネパールなどに見られるリンガとヨーニのような性器崇拝からきたものですが、昔の人は性器の霊力を重んじていたからなんですね。
村と村の境界に置かれるらしいのですが、それは境界が相反するものをつなげる結界を意味しているらしいです。
ダルマづくりの民家
農業の合間に家族で雑談をしながらおこなう家内工業として発展したようです。
木曾海道六捨九次之内・板鼻[英泉]
昔の人は冬でも中仙道を歩いたのでしょうが、「旅の途中でいつ死んでもかまわない」ほどの決意が必要であっでしょうね。
野ざらしを心に風のしむ身かな 芭蕉
板鼻宿本陣跡(現在は公民館敷地の中に、皇女和宮降嫁の際に宿泊された本陣書院が現存し、皇女和宮資料館となっている)
しかし、中には入らず、パス
石仏石塔群
増水している碓氷川にかかる鷹ノ巣橋を渡りました。
まだ、雨雲がモクモクしています。
この橋の近くに碓氷川の渡し場があり、しばしば増水による足止めがあった為、板鼻宿は旅籠が多く上州の宿の中では最大級だったようです。
橋の近くから撮った写真
この崖の上に荒れはてた鷹ノ巣神社があるらしいです。
そして、その辺りは、元は板鼻城という武田信玄が築いた城があったらしいのですが、今は畑になってしまったようです。
何でもない家ですが、多角形の家で船みたいです。
そういえばムーミンの家の日本版のようにもみえるでしょうか。
碓氷川土手からの景色(JR安中駅近く馬頭観音上)
要塞のような東邦亜鉛精錬所
あの極めて毒性の強い金属であるカドミウム汚染で知られた安中公害訴訟の精錬所です。
カドミウムは亜鉛の精錬に伴ってできてしまう(亜鉛鉱石中に微量含まれている)ようで、できてしまったカドミウムを放出してしまったために起きた公害です。
-----カドミウム-----ウィキペディアより
カドミウムは原子番号48の金属元素である。元素記号は Cd で、いわゆる亜鉛族元素の一つ。安定な六方最密充填構造 (HCP) をとる。融点は320.9 °C。化学的挙動は亜鉛と非常に良く似ており、常に亜鉛鉱と一緒に産出する(亜鉛鉱に含まれている)ため亜鉛精錬の際回収されている。軟金属である。
カドミウムは人体にとって有害(腎臓機能に障害が生じ、それにより骨が侵される)で、日本ではカドミウムによる環境汚染で発生したイタイイタイ病が問題となった。またカドミウムとその化合物はWHOの下部機関IARCよりヒトに対して発癌性があると (Group1) 勧告されている。
ホタテガイの中腸腺(ウロ)にはカドミウムが蓄積することが知られている。
----------
熊野神社(安中城鬼門の守護神)
この辺りが安中宿の下木戸になる
神社境内の大ケヤキ(推定樹齢千年)
祈願するとイボが取れるらしいので、体のあるところにできてるイボがなくなるよう祈願してきましたが未だに取れないです。
安中宿の旧家
パチンコ屋のそばにあったレンガ造りの建物
看板からして米屋の倉庫だったかも?
旧安中藩郡奉行役宅
武家屋敷ですね。
意外に小さい。
左の建物は門で、隣の役人の詰め所があります。
建物に残る痕跡と古文書をもとに復元したものらしいです。
中も見られるみたいですが、お盆で休み見たいです。
旧安中藩武家長屋(四軒長屋)の裏手
同じく復元したもの。
旧安中藩武家長屋(四軒長屋)の玄関側
中に入れず、全体像が取れませんでした。
黒漆喰になまこ壁のサカウエ薬局
安中宿に入るとずっと上り坂です。
(というか、碓氷峠までずっと上り坂です)
その上り坂の、ちょっとした坂上にこの薬局がありました。
実際に営業してます。
天保3年(1882)創業、醤油醸造の老舗、有田屋
愛宕神社(前方後円墳上に鎮座しているが、石垣などで変形してしまっている)
ここで、休んでオニギリを食しました。
すでに、相当な汗
曇りだというのにTシャツはビショビショ。
ですが、風があるので比較的早く乾きました。
足備えは自作ワラーチです。
同志社を設立した新島襄旧宅(米国から戻ったとき、両親の住むこの家で三週間ばかり過ごした)
新島襄と新島八重
NHK大河ドラマ「八重の桜」 で新島襄と新島八重の物語を見ていたので、少しばかり感動しました。
凛々しい「綾瀬はるか」
旧宅は無料開放されているのですが、やはりお盆なので閉まってました。
そこで、以下の動画で見た気分に↓
その旧宅の裏手が小高い丘(築山)になっており、新島襄関係の石碑が建っているのですが、その頂上に横穴式石室らしきものがあり、中に神社が祀ってありました。
どうみても、丘全体が円墳のようです。
帰ってから調べてみると、やはりそうでした。
安中6号墳というらしいです。
古墳だらけの街道ですね。
途中でコンビニに入り、ノンアルコールビールを飲みました。
うまいッ!
これは、気持ちが安らぎます。
(つづく)
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高崎のホテルは起きたら朝から雨でした
カッパを着て早々に出発
今日は、JRで板鼻宿の群馬八幡駅に向かい、昨日の最終ポイントまで戻り、坂本宿手前の横川駅までたどり着きたいと思っていました。
約24キロほどかと計算したのですが、標高差はわからないので、もしかすると途中ギブの可能性があるかな、とも思っていました。
ただ、次回の中仙道旅ラン出発地点から碓氷峠までの標高差を考えると、そのぐらいまでは辿り着いていたいし、横川駅前「おぎのや」の峠の釜めしを食べてから帰京したいという気持ちがありましたので、なんとか行っちゃうでしょう、・・・かな???
余談ですけど、独身の頃、この食べた後の空釜でよくご飯を炊きました。
米1合に醤油、酒、みりん、ダシを入れ、出来上がる寸前に素早く卵を落としてよく食べました。
炊くときに溢れ出る泡でコンロが汚れるのが難点だったかな。
「サッポロ一番塩ラーメン+卵+ラー油+胡椒タップリ」もよくやりました。
この釜、何度も使え、炊飯器を持たないアパート暮らしの独身の境遇では実に有難くて、今回も空の釜は持ち帰るつもりでした。
(独身の頃は、作るのが面倒なので会社の食堂か、近くのデニーズでお世話になりました。)
高崎のビジネスホテルでの朝は7時ごろ起きました。
カーテンを開けると外はかなりの雨でした。
予報では徐々に曇りになるはずでしたので、小降りになるまで昨日コンビニで買ったオニギリやコーヒーなどを飲みながら待機しておりました。
ですが、なかなか止みません。
しかたなく、カッパを着て駅に向かいました。
そのうち、止むだろうと・・・。
土砂降りの高崎駅はお盆ということもあり人手が少なく、寂しい感じ。
駅のコンビニでオニギリなど食料調達。
電車が来るまでホームのベンチでひとり寂しく朝食をとりました
雨が激しく、風もあるので、カッパを脱ぐと横殴りの雨で濡れてしまうから、暑くて蒸れても着たまんま。
予報では曇りに変わっていくはずなのですが、最初のうちはカッパを着て走ることになりそうです。
(写真はカメラの望遠を目一杯に設定して撮ったもので、ここから八幡宮はかなり遠い)
昨日終了した中仙道のポイント「少林山入口」信号あたりで、小雨になったのでカッパを脱ぐことにしました。
多少濡れても、蒸し暑くなるより爽快だからです。
駅名になっている群馬八幡に寄っていこうと思い、「八幡大門」信号から中仙道を逸れて八幡宮に向かことにしました。
ですが、向かってみると八幡宮はかなり遠くて、しかも、朝から雨で走るテンション下がり気味なので、無理せず諦めることにしました。
寛政4年(1792年)の双体道祖神
野の石仏としては異色で、男女二神の結び合う姿を彫り込んだものだが、中仙道では比較的多くみられるらしいです。
もともとはインド、ネパールなどに見られるリンガとヨーニのような性器崇拝からきたものですが、昔の人は性器の霊力を重んじていたからなんですね。
村と村の境界に置かれるらしいのですが、それは境界が相反するものをつなげる結界を意味しているらしいです。
ダルマづくりの民家
農業の合間に家族で雑談をしながらおこなう家内工業として発展したようです。
木曾海道六捨九次之内・板鼻[英泉]
昔の人は冬でも中仙道を歩いたのでしょうが、「旅の途中でいつ死んでもかまわない」ほどの決意が必要であっでしょうね。
野ざらしを心に風のしむ身かな 芭蕉
板鼻宿本陣跡(現在は公民館敷地の中に、皇女和宮降嫁の際に宿泊された本陣書院が現存し、皇女和宮資料館となっている)
しかし、中には入らず、パス
石仏石塔群
増水している碓氷川にかかる鷹ノ巣橋を渡りました。
まだ、雨雲がモクモクしています。
この橋の近くに碓氷川の渡し場があり、しばしば増水による足止めがあった為、板鼻宿は旅籠が多く上州の宿の中では最大級だったようです。
橋の近くから撮った写真
この崖の上に荒れはてた鷹ノ巣神社があるらしいです。
そして、その辺りは、元は板鼻城という武田信玄が築いた城があったらしいのですが、今は畑になってしまったようです。
何でもない家ですが、多角形の家で船みたいです。
そういえばムーミンの家の日本版のようにもみえるでしょうか。
碓氷川土手からの景色(JR安中駅近く馬頭観音上)
要塞のような東邦亜鉛精錬所
あの極めて毒性の強い金属であるカドミウム汚染で知られた安中公害訴訟の精錬所です。
カドミウムは亜鉛の精錬に伴ってできてしまう(亜鉛鉱石中に微量含まれている)ようで、できてしまったカドミウムを放出してしまったために起きた公害です。
-----カドミウム-----ウィキペディアより
カドミウムは原子番号48の金属元素である。元素記号は Cd で、いわゆる亜鉛族元素の一つ。安定な六方最密充填構造 (HCP) をとる。融点は320.9 °C。化学的挙動は亜鉛と非常に良く似ており、常に亜鉛鉱と一緒に産出する(亜鉛鉱に含まれている)ため亜鉛精錬の際回収されている。軟金属である。
カドミウムは人体にとって有害(腎臓機能に障害が生じ、それにより骨が侵される)で、日本ではカドミウムによる環境汚染で発生したイタイイタイ病が問題となった。またカドミウムとその化合物はWHOの下部機関IARCよりヒトに対して発癌性があると (Group1) 勧告されている。
ホタテガイの中腸腺(ウロ)にはカドミウムが蓄積することが知られている。
----------
熊野神社(安中城鬼門の守護神)
この辺りが安中宿の下木戸になる
神社境内の大ケヤキ(推定樹齢千年)
祈願するとイボが取れるらしいので、体のあるところにできてるイボがなくなるよう祈願してきましたが未だに取れないです。
安中宿の旧家
パチンコ屋のそばにあったレンガ造りの建物
看板からして米屋の倉庫だったかも?
旧安中藩郡奉行役宅
武家屋敷ですね。
意外に小さい。
左の建物は門で、隣の役人の詰め所があります。
建物に残る痕跡と古文書をもとに復元したものらしいです。
中も見られるみたいですが、お盆で休み見たいです。
旧安中藩武家長屋(四軒長屋)の裏手
同じく復元したもの。
旧安中藩武家長屋(四軒長屋)の玄関側
中に入れず、全体像が取れませんでした。
黒漆喰になまこ壁のサカウエ薬局
安中宿に入るとずっと上り坂です。
(というか、碓氷峠までずっと上り坂です)
その上り坂の、ちょっとした坂上にこの薬局がありました。
実際に営業してます。
天保3年(1882)創業、醤油醸造の老舗、有田屋
愛宕神社(前方後円墳上に鎮座しているが、石垣などで変形してしまっている)
ここで、休んでオニギリを食しました。
すでに、相当な汗
曇りだというのにTシャツはビショビショ。
ですが、風があるので比較的早く乾きました。
足備えは自作ワラーチです。
同志社を設立した新島襄旧宅(米国から戻ったとき、両親の住むこの家で三週間ばかり過ごした)
新島襄と新島八重
NHK大河ドラマ「八重の桜」 で新島襄と新島八重の物語を見ていたので、少しばかり感動しました。
凛々しい「綾瀬はるか」
旧宅は無料開放されているのですが、やはりお盆なので閉まってました。
そこで、以下の動画で見た気分に↓
その旧宅の裏手が小高い丘(築山)になっており、新島襄関係の石碑が建っているのですが、その頂上に横穴式石室らしきものがあり、中に神社が祀ってありました。
どうみても、丘全体が円墳のようです。
帰ってから調べてみると、やはりそうでした。
安中6号墳というらしいです。
古墳だらけの街道ですね。
途中でコンビニに入り、ノンアルコールビールを飲みました。
うまいッ!
これは、気持ちが安らぎます。
(つづく)
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NPO法人ネイチャーズは、走Run会名誉会長、ウィンドサーフィンの師匠の山下光哉さんが運営する若者のためのNPO。
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