島民の住宅
静かな静かな島内を散策します。
まずは、島内唯一の教会へ
この教会でアレっと気が付いたのですが、よく周りを見ると日差しがあるところではキラキラ光るダイアモンドダストなのでした。
天気は快晴でしたし、日差しがいつまでも朝日のように低いので、すぐ終わることなく、いつまでもダイアモンドダストでした。
スオメンリンナにてダイアモンドダスト?
教会を囲む大砲(本物)のオブジェ
次に戦争博物館に行ってみました。
しかし、厳冬期なので休館でした。
(この時はまだ気が付いていないのですが、島のほとんどの観光施設は寒くて休館なのです。
あたり前田のクラッカーですね。
古いか!)
しかたなく、その前に飾ってあった大砲と一緒にパチリ
博物館のさらに奥にはスオメンリンナ刑務所があるらしいのですが、周りに人がおらず、なんとなく行きにくくてやめました。
(観光案内地図には何故か書かれていません。)
鍵の無い開放的な刑務所であって、施設は開け放たれた低い柵に囲われ,その外観はおよそ刑務所には見えないそうで、ある程度所定の手続きをふめば、服役者も自由に出入りが出来て、そこからヘルシンキの町に仕事に行く人もいるらしいです。
ですが、やめておきました。
以下、他の人の写真を載せます。
刑務所の入り口の様です。写真の季節は6月(日曜日のショーケース:スオメンリンナ要塞島+イケアでのランチよりお借りしました。)
スオメンリンナ開放刑務所の受刑者は、青く塗られた寮スタイルの施設で暮らしている。
観光客に人気のこの島で、刑務所の敷地とそれ以外とを隔てているのは、簡単な柵だけだ。
写真クレジット:フィンランド Criminal Sanctions Agency無償提供
奥にみえる煙突のようなものがある辺りが美味しいビールが飲める醸造所かな?と思っていたが、後で調べたら醸造所はもっと右の方であったようです。
凍っているのは海の入江
霜が寒くて毛の長い絨毯のようですね。
いつまでも登らない太陽
島の中には、こういう城壁内防空壕のようなものがありました。
世界最古のドライドッグ(船体の検査や修理などのために水を抜くことができるドック)
1760年代に建設されたものであり、現在でも使用されているそうです。
左端に見えるのは星形要塞「クスターンミエッカ」
19世紀に築かれた土塁や大砲が連なる、海岸防衛線
海の上に浮かぶ布団のような気嵐の巨大な固まり、
おそらく高さは数十メートルはあるだろうと思われます。
左の要塞の壁も相当な高さがあるので、遠くに見える気嵐の塊は相当な厚さです。
こんな景色初めてだったので、心底、感動しました!
こんな景色をもっと、もっと見てみたい。
すでに折り返してから半分過ぎた残りの人生ですが、まだまだ見てない驚きの景色があるので、隠居面してボーっとしてるわけにはいきませんね。
巨大な鉄の塊、大砲
触ったら大変、手がとれなくなります。
島の先端のカフェはどこか?と探していたら、ノルディツクスキーを履いた老人夫婦に出会いましたのでカフェの場所を聞いてみました。
「カフェはどこもやってませんよ。」
ガーン
もう寒くて(どちらかというと、体は羽毛服で暖かいのですが、日本製手袋がダメで、手の指が寒くて耐えられない)島の中央部まで戻り、開いていたアドラーフェルト Adlerfeltというレストランに入りました。
おそらく、この時期はフェリー乗り場近くのカフェとココしか開いていないのではないかと思います。
入ってすぐ、暖かいココアをまず頼みました。
内部の写真を撮り忘れましたので他人のを借ります。
それから、体が暖まったのちに注文しました。
黒い淵の手作りパンが今回フィンランドで食べたパンの中で一番美味しいと思いました。
何の肉であったか忘れました。
これもなんだっけ?
とにかく、どちらも美味しい!
ということだけは覚えてます。
その後、レストラン近くに停泊してある潜水艦を観に行くことにしました。
第二次世界大戦中の1930〜40年代に活躍した「潜水艦ヴェシッコ」
この中が博物館になっているらしいが、もちろん閉館中
あちこちで赤い実がなっていて、この凍えるような寒さの中、鳥たちが生きているのは、こういう実があるからだろうと思います。
帰りのフェリー
ヘルシンキに戻るフェリーからの眺め
明日(2020年12月9日)は、女房と別行動し、ひとりで別の島へ行きます。
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