アグラー駅はドライバー付の車が待っていた。
TOYOTAのオフロード車だったが、パワーウィンドウがしまらず、インドの土埃をあびながらの観光だった。
1. ファーテーブル・スィクリー
2. タージ・マハル
3. アグラー城
の順番に観光地を廻ることになっていた。
もともと、俺はアチコチ観光地にはいく気はなかった。
ただ、どうしても列車に乗ってバラナシまで行きたかったから、デリーからバラナシだと時間的に間ができてしまう。
ストレートに行くとバラナシに夜中に着いてしまうのだ。
ホテルまで、あの狭い迷路を真っ暗闇ではたどり着ける自信がない。
したがって、デリーで昼間過ごすか、バラナシまでの途中で昼間を過ごし、夜行寝台列車で明け方にバラナシに着くようにしなければならない。
だから、インド記念にタージ・マハルだけは見てみようとガイド付きでバラナシへいく途中のアグラーに行ったのである。
だが、正直なところ、あまり印象に残っていない。
むしろ、朝の超ド満員の通勤列車、アグラー駅周辺のあたかも核戦争で世界が荒廃したかのように見える景色、そして町中の目茶目茶ゴチャゴチャなんでもありな風景に脳細胞が過剰反応をおこしており、古の建物には麻痺して感心がわかなくなっていた。
寝起きに、いきなり頭から氷水でも浴びたような衝撃である
さすがにゼロを発見した国である。
ありえないことが、この国ではありえるのだ。
だから、ないはずのゼロをゼロがあると発見したんじゃないだろうか、などとカレー色に染まりつつある俺の脳味噌は考えていた。
だが、観光地じゃ逆に写真だけはバカバカ撮ったみたいだ。
感心がないから、間がもてなくてカメラの指先だけはよく動いた。
俺の場合はビックリすると、写真とることすら忘れている。
だから、無感動写真なのでポンカス写真が結構多い。
ガイドは日本語と英語とジェスチャーのチャンポンでかなり詳しく説明してくれたのだが、それでも半分も記憶に残らなかった。
馬耳東風、俺の耳に英語である。
愛想だけはジャパニーズスマイルで首だけが前後にフリフリしていた。
この日はショックによる記憶薄弱意識朦朧状態である。
がしかし、このブログ日記は俺の記録でもあるので、多少つまらないが書いておくことにする。
<ファーテーブル・スィークリー>
車でそこまで行く途中が面白い。
へたくそだが、動画撮ってみたので載せてみる。
アグラ駅からファーテーブル・スィークリーまでの途中車の中から撮影
まず、ファーテーブル・スィークリーは他の観光地より観光客は全然少ないところだった。
だから、とても気持がいい。
ゴチャゴチャしたアメ横から明治神宮の森にいったようなものである。
(人間チェスをやったところです。高台から皇帝が指示して、駒は美女だったらしい)
一応、どんなとこかっていうと・・・
ファーテープル・スィークリーはムガール帝国代3大皇帝アクバルによって造られた王都だが水不足が原因で都として使われたのはわずか10年余りであった。16世紀に建てられた古い建物だがそれほどくずれることもなく残っているのでかつての王の暮らしを垣間見ることが出来る。
とにかく、印象に残っているのは3人の奥さんの信じる宗教がイスラム、ヒンズー、キリスト教と違っていて、その奥さん向けに別々の宗教に応じた建物を建てたらしいから、恐妻家ということだろうか?
俺と同じだね。
でも向こうはプレッシャー3倍か。
・・・などと、くだらないことを考えていた。
次の観光地へいく前に昼食をとることになった。
そのレストランへいく途中の田舎の景色がこれである。
田舎の道からアグラーへ(インド)
菜の花畑が延々と続いていた。
レストランはインドじゃ高級店だったと思う。
瓶ビールはRs250もするから日本の大衆食堂並みの値段である。
ターリーという大皿料理を食べた。
激辛はいやなので、チョッと辛めと注文したがスパイシーでも良かった。
この辺では激辛は少ないようだった。
インドでは会計の係が結構偉そうにしている。
店員との関係は番頭と丁稚(でっち)みたいな関係に見える。
どこへいってもそうだった。
現金を直接扱う奴が偉いようで、行きはしなかったが、銀行員なんかは相当威張ってるんじゃないだろうか。
(まあ、これは世界共通だが・・・(苦笑い))
ガイドの真似して右手だけで食べようとおもったが、片手でチャパティをちぎるのが大変難しく、面倒だから左手も使ってしまった。
あれは指先が器用じゃないとできない。
指先の動きは脳神経を刺激するから、インド人は計算が得意なのは当然かもしれない。
2日目にして、俺は、すでに不浄の男になっていた。
(つづく)
この調子じゃ、今回の旅の記録はいつ終わるのか???
まだ2日目にゃぁ。
当ブログは若者の自立を支援する団体、NPO法人ネイチャーズを応援しています。
NPO法人ネイチャーズは、走Run会名誉会長、ウィンドサーフィンの師匠の山下光哉さんが運営する若者のためのNPO。
悩める若者や親御さん、是非お御問合せください。丁寧に対応してくれると思いますよ。
人気ブログランキングへ
ブログランキングに参加してます。宜しかったらポチっとクリック願います!
TOYOTAのオフロード車だったが、パワーウィンドウがしまらず、インドの土埃をあびながらの観光だった。
1. ファーテーブル・スィクリー
2. タージ・マハル
3. アグラー城
の順番に観光地を廻ることになっていた。
もともと、俺はアチコチ観光地にはいく気はなかった。
ただ、どうしても列車に乗ってバラナシまで行きたかったから、デリーからバラナシだと時間的に間ができてしまう。
ストレートに行くとバラナシに夜中に着いてしまうのだ。
ホテルまで、あの狭い迷路を真っ暗闇ではたどり着ける自信がない。
したがって、デリーで昼間過ごすか、バラナシまでの途中で昼間を過ごし、夜行寝台列車で明け方にバラナシに着くようにしなければならない。
だから、インド記念にタージ・マハルだけは見てみようとガイド付きでバラナシへいく途中のアグラーに行ったのである。
だが、正直なところ、あまり印象に残っていない。
むしろ、朝の超ド満員の通勤列車、アグラー駅周辺のあたかも核戦争で世界が荒廃したかのように見える景色、そして町中の目茶目茶ゴチャゴチャなんでもありな風景に脳細胞が過剰反応をおこしており、古の建物には麻痺して感心がわかなくなっていた。
寝起きに、いきなり頭から氷水でも浴びたような衝撃である
さすがにゼロを発見した国である。
ありえないことが、この国ではありえるのだ。
だから、ないはずのゼロをゼロがあると発見したんじゃないだろうか、などとカレー色に染まりつつある俺の脳味噌は考えていた。
だが、観光地じゃ逆に写真だけはバカバカ撮ったみたいだ。
感心がないから、間がもてなくてカメラの指先だけはよく動いた。
俺の場合はビックリすると、写真とることすら忘れている。
だから、無感動写真なのでポンカス写真が結構多い。
ガイドは日本語と英語とジェスチャーのチャンポンでかなり詳しく説明してくれたのだが、それでも半分も記憶に残らなかった。
馬耳東風、俺の耳に英語である。
愛想だけはジャパニーズスマイルで首だけが前後にフリフリしていた。
この日はショックによる記憶薄弱意識朦朧状態である。
がしかし、このブログ日記は俺の記録でもあるので、多少つまらないが書いておくことにする。
<ファーテーブル・スィークリー>
車でそこまで行く途中が面白い。
へたくそだが、動画撮ってみたので載せてみる。
アグラ駅からファーテーブル・スィークリーまでの途中車の中から撮影
まず、ファーテーブル・スィークリーは他の観光地より観光客は全然少ないところだった。
だから、とても気持がいい。
ゴチャゴチャしたアメ横から明治神宮の森にいったようなものである。
(人間チェスをやったところです。高台から皇帝が指示して、駒は美女だったらしい)
一応、どんなとこかっていうと・・・
ファーテープル・スィークリーはムガール帝国代3大皇帝アクバルによって造られた王都だが水不足が原因で都として使われたのはわずか10年余りであった。16世紀に建てられた古い建物だがそれほどくずれることもなく残っているのでかつての王の暮らしを垣間見ることが出来る。
とにかく、印象に残っているのは3人の奥さんの信じる宗教がイスラム、ヒンズー、キリスト教と違っていて、その奥さん向けに別々の宗教に応じた建物を建てたらしいから、恐妻家ということだろうか?
俺と同じだね。
でも向こうはプレッシャー3倍か。
・・・などと、くだらないことを考えていた。
次の観光地へいく前に昼食をとることになった。
そのレストランへいく途中の田舎の景色がこれである。
田舎の道からアグラーへ(インド)
菜の花畑が延々と続いていた。
レストランはインドじゃ高級店だったと思う。
瓶ビールはRs250もするから日本の大衆食堂並みの値段である。
ターリーという大皿料理を食べた。
激辛はいやなので、チョッと辛めと注文したがスパイシーでも良かった。
この辺では激辛は少ないようだった。
インドでは会計の係が結構偉そうにしている。
店員との関係は番頭と丁稚(でっち)みたいな関係に見える。
どこへいってもそうだった。
現金を直接扱う奴が偉いようで、行きはしなかったが、銀行員なんかは相当威張ってるんじゃないだろうか。
(まあ、これは世界共通だが・・・(苦笑い))
ガイドの真似して右手だけで食べようとおもったが、片手でチャパティをちぎるのが大変難しく、面倒だから左手も使ってしまった。
あれは指先が器用じゃないとできない。
指先の動きは脳神経を刺激するから、インド人は計算が得意なのは当然かもしれない。
2日目にして、俺は、すでに不浄の男になっていた。
(つづく)
この調子じゃ、今回の旅の記録はいつ終わるのか???
まだ2日目にゃぁ。
当ブログは若者の自立を支援する団体、NPO法人ネイチャーズを応援しています。
NPO法人ネイチャーズは、走Run会名誉会長、ウィンドサーフィンの師匠の山下光哉さんが運営する若者のためのNPO。
悩める若者や親御さん、是非お御問合せください。丁寧に対応してくれると思いますよ。
人気ブログランキングへ
ブログランキングに参加してます。宜しかったらポチっとクリック願います!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます